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世界レベルに近づく台湾合宿! 【遠征費】

高雄

もう終盤ですが、高雄のチームについて少し紹介します。

 

今僕が来ているところは台湾の南の端の方。台湾新幹線の南の終着駅「左営駅」のある高雄(KAOHSIUNG/カオシュン)です。気候は熱帯で、今冬のはずですが、Tシャツで過ごせてます。

 

ローラースケートにおける台湾のポジションは、非常に高いです。

先日、コーチの家に昔のスケーターが20人くらい集まったのですが、三分の一は世界チャンピオン。そして残りは、世界選手権で一桁順位とか、そうでなくてもアジアチャンピオン、といった具合です。昨年の世界選手権でも金メダルを含む11個のメダルを獲得しています。

現役でも、高雄に所属するウィリー・ロー選手(男子)とホープ・ファン選手(女子)はともに世界の三本の指に入ります。

ジュニア選手も二人に追いつけとばかりに速くなり、メダルを量産しています。

 

その中心にいるのが黄コーチです。

独自の理論で効率的な滑りを追求するにとどまらず、持ち前の手先の器用さを活かして自ら選手の靴やフレームを作り、そしてタイヤの開発にまで携わっています。

 

今、彼の理論には世界中のスケーターが注目していて、世界一のコロンビア、韓国をはじめ多くの国々から「うちに教えに来てくれ」とオファーが来ています。

 

 

 

そんな環境で練習できる僕は、世界一幸せものです。

 

2013/02/20 21:17