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アートと音楽と朗読で紡ぐココロのコンサート
「月と森の記憶」の映像を記録に残し、
いのちと向き合う方々に届けたい

リターンのご紹介⑩

今回は、100,000円ご支援くださった方にお送りするリターンについてご紹介いたします。(額装をしてお届けいたします)

 

 

以前の活動報告「人魚」では、田川が井料瑠美さんのために描いた作品をご紹介いたしましたが、この作品、「右から二番目の星」は、もう1人のキャストである鹿嶋敏行さんのために描いた作品となります。

田川が自身の父を亡くし、心身ともに疲れ果てていた時、そこに一筋の光が差し込みました。それが、鹿嶋さんの歌でした。鹿嶋さんへの思い、そして、「右から二番目の星」への思いを、田川のインタビューより転載いたします。

 


 

田川誠インタビュー(抜粋)

 

鹿嶋さんのライブに合わせて描いた作品のひとつが「右から二番目の星」です。ディズニー「ピーター・パン」の中に同名の曲がありますが、2010年の鹿嶋さんのライブでこの曲を聴きました。会場がかなり暗い状態の中、灯りに照らされた鹿嶋さん。共演者の方のギターの音色がきらきらと星のようで、そこに鹿嶋さんのあたたかく深い歌声が重なり、おおげさではなく本当に星空が目の前に広がりました。とても美しい星空を、鹿嶋さんと眺めているようでした。その時の感覚が忘れられず、2011年11月、自分の展覧会とのコラボステージの際にリクエストしました。この年の9月に父が天国に帰り、また当時同棲していたパートナーとも別れて家を出た直後だったこともあり、僕は絵もほとんど描けないほどボロボロの気持ちでした。「一番癒されたかったのは僕だった」。そんなライブだったので、せめてもの思いでこの絵を描きました。この絵は、鹿嶋さんとイメージの星空を一緒に眺めた記憶であるとともに、画詩集『月と猫』を描き始めた頃の作品でもあります。

 


 

3月20日(祝)の「月と森の記憶」コンサートでは、この田川の思いに共鳴し、鹿嶋さんが歌われます。

アートと音楽と朗読で紡ぐココロのコンサート「月と森の記憶」……。皆さまのご来場を、心よりお待ちしております。どうぞ、よろしくお願いいたします。

 


 

「財団設立20周年記念事業 月と森の記憶」

 

■日時

 2016年3月20日(日・祝) 13:30開場 14:00開演

 

■会場

 調布市文化会館たづくり2階 くすのきホール

 

■料金

 一般2,800円 22歳以下1,400円(全席指定)

 

■プレイガイド

 調布市グリーンホールチケットサービス

  TEL 042-481-7222

 調布市文化会館たづくりインフォメーション

  TEL 042-441-6177

 インターネット

  https://www.ticket-mngt.net/chofu/pt/ (ハイパーリンクの挿入)

 

■キャスト

 井料瑠美(歌・朗読)

 鹿嶋敏行(歌・ギター)  

 

■ゲスト

 宮﨑誠(エレクトーン) 

 

■演奏

 竹内大輔(ピアノ)

 水井涼佑(キーボードほか)

 

■スタッフ

【構成】月と森の記憶プロジェクト

【演出・舞台監督】小田史一(NON GATE THEATRE)

【舞台美術】田川誠

【照明】松本永(eimatsumoto Co.Ltd.)

【音響】渡辺裕紀(Hiro Sound)

【衣装】tenbo

【宣伝デザイン】小野田芳美(リヨンデザイン株式会社)

【写真撮影】中田壮是

【原画・原作】田川誠 朝日ゆかり(画詩集「月と猫」)

【プロデューサー】朝日ゆかり

【企画・制作】月と森の記憶プロジェクト(株式会社生活デザイン研究所)

【宣伝・広報】深澤慎也(Peter and Joseph)

 

■協力

 ホッピービバレッジ株式会社

 一般社団法人 Get in touch

 NPO法人ピープルデザイン研究所

 日本理化学工業株式会社

 お茶と食料雑貨 Lasah

2016/03/15 23:26