はじめまして。東京国際レズビアン&ゲイ映画祭を運営しております、レインボー・リール東京 代表の宮沢英樹です。
「東京国際レズビアン&ゲイ映画祭」の25回目の開催を記念して、OUT IN JAPAN とのコラボレーションにより、本年のイベントを最高に盛り上げるための、クラウドファンディングにチャレンジをいたします。
イベントは本年より「レインボー・リール東京」と名称も変更し、今まで以上に日本の映像文化の創造に貢献出来るようなイベントへと成長していきたいと思っています。
応援、よろしくお願いいたします!
レインボー・リール東京は、1992年より「東京国際レズビアン&ゲイ映画祭」を開催している非営利団体です。セクシュアル・マイノリティを題材とした映画を通じて、多様で自由な社会を創出し、セクシュアリティに関わらず全ての人々に映画祭を楽しんでいただくため活動しています。
▲開催初期の映画祭の様子。この頃は小さな研修室を会場として開催していました。
セクシュアル・マイノリティをテーマとした作品は、国内外を問わず劇場公開される機会自体も少ないのが現状です。そんな作品を会場で紹介することで、映像文化の創造に貢献することも趣旨としています。
私たちの活動は、作品の選定から上映交渉、開場のセッティングやイベントの企画まで、すべてボランティアスタッフにより運営されています。
▲運営メンバーの集合写真
東京国際レズビアン&ゲイ映画祭は、今年2016年7月の開催で、25回目の節目を迎える事となりました。これも今までご支援をいただいた皆様、会場に足を運んでいただいた皆様のお陰です。本当にありがとうございます。
昨今では、セクシュアル・マイノリティを取り囲む環境は日々変化し、メディアでも取り上げられることが多くなりました。しかし、25年前は映画祭の名前を口にするのも難しく困難な時代が続きました。
最初は中野の研修室の一室から始まったこの小さな映画祭。今年度より映画祭自体の名称も「東京国際レズビアン&ゲイ映画祭」から「レインボー・リール東京」と改称いたしました。
名称としてはレズビアン&ゲイ映画祭と謳っていても、イベントではそれ以外の本当に様々なセクシュアリティを題材にした映画を上映してきました。それにも関わらず、映画祭のタイトルはずっと変更してきませんでした。まだ「レズビアン」や「ゲイ」という、今では少しずつ聞き慣れてきた言葉だけでも、当時は口にするだけで否定的に捉えられたり、驚かれたりしていたからです。
ボランティアスタッフで運営しているという難しさも加わり、一時は本当に開催が危ぶまれたこともありました。それでも、毎年途切れることなくなんとかここまで続けてくる事が出来たのは、協力して下さった団体・企業の皆さま、観に来て下さった観客の皆さま、そして映画祭を支援していただいたすべての皆さま無くしてはなし得なかったことです。
▲今回のプロジェクトにもご協力いただいたAlfa Romeoさんの車両展示の様子
▲ボランティアスタッフによる会場設営の様子
記念すべき25回目の開催、名称も新たになるタイミング。これを機に、映画祭の更なる発展のため、セクシュアリティの垣根を越えて多様な皆さまに映画祭を楽しんでもらえるイベントに、そしてより一層セクシュアル・マイノリティと文化活動の架け橋となれるような活動をしていきたいと考えています。
今年のレインボー・リール東京 <第25回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭>は、下記日程で行われることが決定しております。
2016.7.9(土) ~7.15(金) @シネマート新宿
2016.7.15(金)~7.18(月・祝) @スパイラルホール
映画祭の前夜祭として、華やかな映画祭の公式パーティ【Le Grand Bal(ル グラン バル)】も2016.7.8(金)にCAYにて開催いたします。
また、開催25回目を迎えるにあたり、節目に相応しい特別な催しとして、浜崎あゆみやレディー・ガガ、松任谷由実、安室奈美恵など多数の芸能人を撮影し世界的にも広く知られている、写真家レスリー・キー氏による『OUT IN JAPAN』プロジェクトの写真1000名分をスパイラルホールに展示したいと思っています。
©PhotoWin 福田沙織
『OUT IN JAPAN』とは、日本のLGBTをはじめとするセクシュアル・マイノリティの人々を様々な写真家が撮影し、身近な存在として表現する事で、写真を通じて多様な性の在り方や理解を広めていくプロジェクトとして2015年にスタートしました。以降、レスリー・キー氏が、キックオフフォトグラファーとして参加し、全国での撮影会を実施。今年の4月に、最初の1000名の撮影を達成しました。
「セクシュアル・マイノリティが当たり前の姿になるように」というコンセプトの元、撮影されたすべての作品を展示することにより多くの人に映画祭の存在を知ってもらいたいと思います。
また、この企画の一環としてOUT IN JAPAN ×映画祭 レセプションパーティを7月15日(金)の夜にスパイラルの1階で開催いたします。1万円以上寄付して頂いた方には、この一般の人は入れないレセプションパーティにご招待いたします!
レセプションパーティには特別ゲストが登場する予定です!!
今回私どもの映画祭が25回目の節目を迎えるにあたり、何か盛り上げられる企画はないかと考えたときに、この『OUT IN JAPAN』プロジェクトの写真をスパイラルホールに展示するのはどうかと思いついたのがきっかけです。
OUT IN JAPANを主催する認定NPO法人グッド・エイジング・エールズにお話を伺うと、「今まで撮影した1000名強の写真を一箇所で全て飾ったことはまだない」とのことで、もしも今回のタイミングでスパイラルホールに展示することができたら、きっと多くの人に足を運んでもらうことができ、映画祭の開催と共に盛り上がることは間違いありません。
しかしながら、レインボー・リール東京は限りある予算の中で活動し、すべての運営をボランティアスタッフが行っています。当然、多くの企業には毎年ご協賛頂いていますが、映画を上映することそのものが毎年高額になっていることや会場費もかかります。上映する映画が決まったタイミングでは、可能であればその監督や俳優も招致したいのですが、そこにもお金がかかります。
また、『OUT IN JAPAN』のプロジェクトとしても資金不足の状態が続いており、残りの約300枚の写真パネルはまだ印刷も出来ていない状態です。1000名強の写真を飾るとなると、追加の印刷代に加えて、設営費、会場費などもかかります。
この状況に際し、OUT IN JAPANのスポンサーでもあるアルファ ロメオ様より、国産メンズアンダーウェアメーカーとして有名なTOOTとのコラボで生まれた、アルファ ロメオ オリジナル ボクサーパンツを、限定で200枚(S : 60枚、M : 80枚、L : 60枚)、無償にて提供いただきました。今回は、3,000円の寄付を頂いた方に、このパンツをプレゼントさせていただきます。
その他にも、1,000円、10,000円、50,000円の、リターンの異なる支援のコースを設けました。
今回のプロジェクトで皆様よりいただきましたご支援は、OUT IN JAPANの展示のための費用と今年の開催25回目の映画祭を盛り上げる費用に。
また目標を超えて集まった部分のご支援は、今後の映画祭の運営費に充てたいと考えております。
どんなにすばらしく大きなイベントでも、いきなり大きな変化をもたらすことはできないと思っています。
それでも私たちは過去24回にわたる映画祭を通して様々な活動を続け、小さな変化を積み重ねてきました。それは荒野に、なかなか芽のでない希望という名の種を植え育ててきたようなものです。
セクシュアリティで差別されない社会。
セクシュアリティを意識しすぎず、自分を自由に表現できる世界。
そんなお互いを認め合うことのできる空間が私たちの映画祭以外にも広がっていくことを願っています。
昨今、LGBTといった言葉を目にする機会が増えてきましたが、そう簡単に人の意識は変われるものではないと思います。戸惑い、迷い、考えながら少しずつ変化を受け入れることができるのではないでしょうか。
今回のイベントは映画祭の会場から世界を押し広げ、より多くの人たちに見てもらい、よりたくさんの希望の種をまきたい。
そんな機会をたくさん作っていく小さな一歩。
その一歩をファンディングを通して一緒に歩んでいただければ幸いです。
応援、よろしくお願いいたします。
・お礼のメール
・お礼のメール
・映画祭HPと会場内に名前を掲載致します
・アルファロメオ×TOOT 限定オリジナルアンダーウェア
・お礼のメール
・映画祭HPと会場内に名前を掲載致します
・レセプションパーティご招待
・OUT IN JAPAN オリジナルTシャツ
・お礼のメール
・映画祭HPと会場内に名前を掲載致します
・レセプションパーティご招待
・映画祭限定グッズ
・アメリカンアパレル限定トートバッグ(日本では非売品)
・映画祭上映作品「ミステリアス・スキン」原作本(提供:ハーパーコリンズ・ジャパン)
・映画祭見放題スパイラルパス(1万5千円相当)
<注意事項>
全てのリターンプレゼントの引き換えは原則、映画祭会場(スパイラルのみ)で行います。
(レセプションパーティの招待状はメールで送付致しますので、そちらをプリントアウトするか、画面を受付でご提示ください)
どうしても映画祭にお越しになれなかった場合には後日映画祭終了後、配送致します。