チャレンジ開始から1週間が経過しました。
みなさまの温かいご支援により、現在77万円までご寄付が集まりました。
心より感謝申し上げます。そして引き続きのご支援をよろしくお願い申し上げます。
アークは現在3ヶ所に拠点を置き活動しています。
1つ目は、1990年の設立当初にシェルターを建設した大阪府の能勢町。
2つ目は、2005年に東京都に事務所を開設。
3つ目は、2014年に犬舎1棟目が完成した兵庫県篠山市。
この3拠点で連携を取りながら活動を行っています。
今日はその中の東京で里親探しをしているシニアを紹介したいと思います。
東京は大阪や篠山と違い、動物を保護するシェルターを持っていません。
そのため、里親探しに不可欠な存在がフォスターボランティアです。
フォスターボランティアとは、保護動物を里親が見つかるまでの間、預かり
ケアをして下さる方たちのことです。
東京ではこのボランティアさんのお力を借りながら、里親探しの活動を行っています。
東京からご紹介するのは、トイプードルのタラゴンです。
経済的な事情で飼育を継続できず、10歳になった月にアークへやってきました。
よく”飼い主から離された子は懐かないのではないか”、”子犬や子猫の時から飼わないと慣れないのではないか”などの質問を受けることがあります。
アークに来る子たちの中には、慣れない環境に戸惑い、自分を守ろうと攻撃しようとする子やごはんを全く食べない子など、さまざまな変化となって表れます。時間のかかり方はそれぞれ違いますが、焦らず、時間をかけてケアをすることで仲良くなることができます。
10才のタラゴン、10年も一緒にいたおうちを離れ、きっとツライはず・・・。
と、思いきやとってもフレンドリーなタラゴンは、アークにきてすぐに馴染んでしまいました。人に甘えることが大好きで膝の上なら誰でもOK!!タイプなのです。
動物って、とっても順応性が高く、賢い生き物ということに気づかされるのです。
こんな健気な子たちに、温かいおうちを早く見つけたい!と改めて思います。
フォスターさんのおうちでのびのび・・・。膝の上でくつろいだり、フォスターさんのお孫さんと遊ぶのが大好き♡
日光浴をするおじいちゃん・・・になっていますが、
見た目以上にパワフルで散歩も速足でどこまでも歩けます。
小さなお子さんもOKでシニアならでは?の寛容な心の持ち主です。
そんな彼ですが、来た当初に腫瘍が見つかり切除手術を行いました。
幸い腫瘍は悪いものではありませんでしたが、年齢を考えると心配でした。
アークで保護をして半年になろうとしています。
フォスターさんのおうちでのびのびもいいですが、本当のおうちも見つけようね!