アークには老人クラブならぬ老犬クラブというグループがあります。
そこで暮らしているのが、ポンディワン。
ポンディは去年の8月にアークへやってきました。
飼い主さんは、身寄りのない動物を保護して暮らしていましたが、 不妊去勢手術をせずに、自由にさせていたため、みるみる犬の数が増えていきました。
だんだんとケアが行き届かなくなり、1頭1頭に十分なコミュニケーションを取ることもできず人に 対して臆病な子ばかりとなっていました。 多頭飼育崩壊の最中、飼い主さんが亡くなりアークで引き取りました。
ひどく人に怯える犬たちばかりの中、ポンディワンだけは人を怖がることなくむしろ、人が大好きな子でした。
年齢は分からず、獣医さんの見立てで2007年生まれとしました。 人が大好きで穏やかで、他の犬 とも上手に暮らせるお利口さんなのです。
ただ、アークに来てからは病気も増え、心肥大の影響で咳をしたり、お腹や肺には水が溜まり やすくなっています。 肥満細胞腫も見つかり、ステロイドを服用中です。
ポンディは飼い主さんの愛情を独り占めすることなく、育ってきました。 温かい家庭があることもまだ知らないポンディに、素敵な里親が見つかることを願ってやみません。
クラウドファンディング終了まで残り3日となりました。 温かいご支援に心より感謝申し上げ ます。 引き続き、私たちの活動を見守っていただければ幸いです。