シャイン・オン!キッズ理事長のキンバリ・フォーサイスです。この度のクラウドファンディングへの温かいご支援、誠にありがとうございます。今回もすでに100人以上の皆様にご支援をいただき、目標額を大幅に上回る金額となりましたこと、そしてご支援とともに温かい応援メッセージをいただきましたこと、団体を代表して御礼申し上げます。
「治療の証を“勇気”に変える!」というタイトルにあるように、私達はひとりでも多くの入院中のお子様に“勇気”と“笑顔”を届けることがミッションです。
小児病棟は、普段でも厳しい局面が多々あり、長期入院や辛い治療が続くと、塞ぎ込んだり全く誰とも話さなくなってしまうお子様もいらっしゃいます。さらに引き続きコロナ禍の感染対策もあり、保護者やきょうだいにも十分に会えず、辛い状況も聞かれます。そんなお子様たちの日々の“頑張り”は本当に頭が下がります。その“頑張り”をカラフルなビーズで”見える化”し、気持ちを少しでも前向きにすることで“勇気”に変えていくことが出来るのです。
医療従事者であるビーズ大使から「お父様がお子様に渡されたチャレンジビーズのメッセージを拝見してウルっとしたり、ビーズのおかげで患者様やご家族と良い時間を共有できました」とのエピソードをいただいています。
コロナ禍でビーズのプログラムに参加され、退院されたお子様に伺うと、「いろんな人に会えなかったけどビーズの時間が楽しみだった」「とても勇気に繋がった!今でも外来で繋げるので嬉しい」という声も聞かれました。このお子様方は、現在、学業の合間にシャイン・オン!キッズでボランティアもしてくださっています!
医療者の方からは「一人ひとりのお子さんの気持ちをじっくり聞く良い機会になっているのでコロナ禍でも極力実施している」というお言葉もいただいています。コロナ禍でも病棟内で続けられる数少ない心のケアの活動であるということで、大変活用していただいています。
日本では、年間2000〜2500人のお子様が小児がん時に診断されます。2022年12月現在、シャイン ・オン!キッズがビーズ・オブ・カレッジを導入出来ている病院は、トライアルを含め26病院、患者様数でおよそ500人のみです。このプログラムがほとんどのこども病院で展開されている発祥の地アメリカに比べると、まだまだビーズ・オブ・カレッジへの支援が行き届いてないのが現状です。
しかし、今回の皆様のご支援により、ビーズが導入されてない病院のお子様にもオンライン等で「ふりかえりビーズ」をつなぐ機会を設けることが出来ます!みなさまのご支援には感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。
クラウドファンディング終了まであと11日。引き続き、多くの皆様に広めていただけますと幸いです。
シャイン・オン!キッズ理事長
キンバリ・フォーサイス