おはようございます。白木朋子です。
昨日は7名の方にご支援いただきました。本当にありがとうございます!引き続きの応援、呼びかけをよろしくお願いします。ご支援はこちらからお願いします⇒http://p.tl/spMW
さて今日は、私が教育の大切さについて学んだエピソードをご紹介します。プロジェクトの呼びかけの中で取り上げたイヌサくんの話です。
小学校3年生でお父さんを亡くしてから学校に通えずカカオ農園での仕事をしていたイヌサくんですが、プロジェクト通じたお母さんの説得により、彼は学校に通い直すことができるようになりました。
彼に「学校に行くようになって何か変わったことはある?」と聞いてみました。すると、以下のような答えが返ってきました。
毎朝顔を洗うようになった。
身支度をして学校に通うようになった。
トイレに行ったあと、手を洗うようになった。
ん???その意味をちょっと考えてみました。
顔を洗ったり手を洗ったりする行為というのは、いうまでもなく、汚れた顔や手をきれいにすること。
アフリカなど多くの途上国では、衛生環境が悪いために、下痢などのケアすれば治る病気で命を落とす子どもたちがたくさんいます。
日本に暮らすわたしたちにとっては、「トイレに行ったあとに手をきれいに洗う」ことは日常の習慣として身についています。
でもこれは決してどこでも「あたりまえ」のことではない。
日本のわたしたちが「トイレに行った後に手を洗う」のは、家庭や学校で、「ばい菌や病気から自分自身を守ることが大事だ」ということや、「手を洗ったりうがいをすることで、病気を予防することができる」と、教えられているからなんですよね。
手を洗うこと=自分の命を守ること
教育を受けること=自分の命を自分で守る方法を知ること
ということにあらためて気づかされました。
村に病院がなく、病気にかかっても治療を受けられないガーナの村では、「予防」がなおさら重要な意味をなしてきます。
ひとりでも多くの子どもたちが、途中で命を落とすことなく元気に成長できるよう、私たちのプロジェクトを通じて、子どもたちの教育をしっかりと守っていきたいと思います。
引き続きのご協力をどうぞよろしくお願いします!!!
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<冒頭の写真について>
最初に活動したクワベナ・アクワ村にできた中学校の新しいトイレの前で。こんなにきれいなトイレはなかなかありません。トイレの環境整備も大切です。