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ガーナの子どもと農家に笑顔を!
「スマイル・ガーナ」プロジェクトを応援しよう!

ゾマホンさんのお話

おはようございます。岩附由香です。

昨日、母校である上智大学100周年記念のシンポジウムがありました。

私はパネルディスカッションのファシリテーターとして、上智の教育理念" For Others, With Ohters"を実践している4人の活躍中の上智卒業生のお話を聞く機会に恵まれたのですが、

その中でもTVでおなじみの、ベナン共和国出身のゾマホン・ルフィさんの話を紹介したいと思います。

「日本人はみな”相手のことを先に考える”。それがすばらしい」

「日本に来てなぜこんなに発展しているのかを考えたとき、 日本人の識字率の高さがあった。」

と、まずは日本について語ったあと、アフリカの話に。

アフリカといっても1つの国ではなく、54カ国もあるのですよ、と前置きした上で

「日本で報道されるアフリカのことは、欧米のものをそのまま流しているものが多い。そういう報道に惑わされるのではなく、自分で行って見てほしい」

「アフリカは紛争が多い。でもその裏には、先進国の思惑がある。自分はそれを大統領のそばで見てきた。なぜいまアフリカが貧しいのか。それには歴史を振り返らなければいけない。奴隷貿易、植民地支配が何百年もあって今がある 」

「私がいま母国の子どもたちの教育に取り組んでいるのは、責任があるから。日本に住むあなたたちにもあります。」

ベナンは、ガーナの隣の隣の国。同じ西アフリカに位置し、カカオやコットンも栽培しています。共感してお話を聞きながら、自分が大学生の頃の想いがよみがえりました。

「自分は身に余る教育を受けてきたけど、その機会を十分に活かしたかと言われれば、全く自信がない。もしこれが途上国の子どもにあったら、もっと一生懸命勉強したかもしれない。」

と思い、なんだか申し訳ないな、と思ったのです。

だったら、その勉強してきたこと、恵まれている環境を、そうではない人たちのために使おう。自分に何ができるのかわからないけれど、勉強してみよう。

こうして、大学院に進学し、そこでNGOの活動に出会い、ACEを立ち上げることになりました。

私たちには責任がある。

児童労働のあるカカオを使ったチョコレートを食べている私たちにも、その問題を解決する責任があると思います。

企業は、児童労働に加担しないチョコレートをつくる責任があるし、消費者はそれを選ぶ責任がある。

ちょっとかたい話しになってしまいましたが、市民の責任の果たし方もいろいろあるとと思います。寄付もそのひとつ。

昨日も7名の方にご支援いただきました。ありがとうございます!!

現在の到達金額37万3,000円。残り6日で、あと32万7000円。

今ACEがチャレンジしているこのクラウドファンディングを通じ、ガーナの子どもが学校に行く機会の実現を応援してください!

どうぞよろしくお願いします!ご支援はこちらから⇒http://p.tl/Ziz3 

ゾマホンさんと一緒にパチリ!

2014/03/16 18:17