初めまして、DEFOAMAT実行委員会の木村と申します。
DEFOAMAT(デフォーマット)はTSUTAYA・蔦屋書店などを展開するCCCが中心となって企画する、代官山エリアで開催される新しいカルチャーフェスティバルです。
そのイベントにて、音楽ライブ開催をするための支援を募集したいと思います。どうぞ応援して下さると嬉しいです。
撮影:三吉杏奈
DEFOAMAT(デフォーマット)はDaikanyama Edutainment Festival Of Art, Music And Technologyの略称から名付けられた代官山エリアで開催されるカルチャーフェスティバルであり、2026年5月13日(水)〜17日(日)の5日間のアート展示と、その内16日(土)〜17日(日)の週末2日間の音楽ライブ、DJパーティー、トークセッション、マーケットなどで構成されます。
その名の通り、楽しみながらも学びのある(Edutainment)イベントを目指しており、アートや音楽、テクノロジーによる「詩的で知的な体験」を通じ、社会のオルタナティブな可能性を感じる、そういった思考を刺激することをコンセプトにしています。
今回を正式な1回目として企画していますが、2024年10月にまずパイロット版を開催しました。
■DEFOAMAT 2024のアーカイブ
【2024年の公式WEBサイト】
https://defoamat.com/archive/
2026年のアート展示ではインドネシアのruangrupaと日本のSIDE COREによる展示を行うことに加えて、ヒルサイドテラス、ART FRONT GALLERY、MIDORI.soなどのその他の代官山エリアの文化的な施設でDEFOAMATと連携したプログラムを展開して頂いたり、代官山T-SITEでマーケットを開催することを企画しています。
▲2024年のインドネシアのジャカルタを拠点とする現代アート集団【ruangrupa】の展示の様子(撮影:三吉杏奈)
とは言え、DEFOAMATには誰もが知っているスターやバズりコンテンツのような明確な目玉のようなものは特にありません。
それは敢えてでもあり、その方が良いと思うからです。
21世紀に突入してから四半世紀。欧米中心の歴史観が驚くべき速度で見直されている真っ最中に、「周辺」や「エキゾ」という概念は存在し得なくなりました。インターネットは中央集権型の構造からWeb3.0で分散型の構造へ移行しつつあります。
「中心がない」ということは今の時代のムードであり、倫理と言っても良いかも知れません。
中心となるものは見当たらないけど、それぞれに見所があって楽しめる。そういったイベントにしていきたいと考えています。
▲2012年に発足したアーティスト・コレクティブ【SIDE CORE】による渋谷川の暗渠ツアー(撮影:三吉杏奈)
事業としてこのようなイベントの開催を試みることは当然容易なことではありませんが、決して算盤的に無謀で馬鹿げたことではないとも考えています。
勿論、立ち上げてからしばらくは苦しい状況が続くと予想されます。しかしこのイベントで提示するようなオルタナティブな(他にあり得る)ものとは、複数の選択肢の中から一人ひとりが自分の判断でそのものの持つ魅力を見出していくものであり、だからこそ詩的で固有の価値を帯びていきます。そしてそれは、人の心に普通よりも深く刺さり、大きな熱量を帯び、高いロリヤリティを生み出します。継続していくことでその熱量の輪を広げ、応援してくれる仲間を増やし、少しずつ社会を良くしていくことに貢献していく。そのような文化的で社会的なイベントが、東京の代官山で開催される。
縁あってこの地で生活する者の一人として、東京をそのような意味で豊かな都市にしていく一助になりたいと願っています。
▲堀田あゆみさん (立命館大学サステイナビリティ学研究センター客員研究員)と伊藤洋志さん(ナリワイ)によるトークセッションを開催
▲昨年のライブの様子 Leenalchi(韓国)(撮影:ryo mitamura)
アートと並ぶ軸として、DEFOAMATでは音楽のコンテンツも予定しています。
会場は「代官山のライブハウスと言えば」でお馴染みのUNIT、更にその地下にあるSaloonです。UNITではライブ、SaloonではDJをブッキングします。二つのフロアを合わせて700名規模のキャパシティーです。
オルタナティブなものを提示していくことがイベント全体のコンセプトなので、音楽に関しても多くの方にとっては普段はあまり馴染みのないアーティストのブッキングを予定しています。
ジャンルで言うと、ノイズ、アヴァンギャルド、またそれらと組み合わせることで対比が面白くなりそうな方を考えています。一方でSaloonは、ダンスミュージックにフォーカスしたブッキングを考えています。
▲昨年のライブの様子 YONLAPA (タイ)(撮影:ryo mitamura)
アート同様、海外のアーティストも紹介したいと考えています。
2024年のパイロット版DEFOAMATでは4組のアジアのアーティストをお呼びしましたが、会場である代官山UNITの会場費用、収容人数とアーティストのギャランティーと渡航・滞在費、チケット価格などの収支バランスを鑑みると、その規模で継続するには難しい状況となってしまいました。
少なくとも今回は1組が限界です。勿論自信を持ってご紹介したい1組です。
海外アーティストと言っても、ここまでお読みいただいた方にはお察しの通り、決して世間一般的にメジャーなアーティストではありません。
今我々が出演交渉をし、仮承諾を頂いているのはインドネシアのジョグジャカルタという古都を拠点に活動するSenyawaというデュオです。
撮影:Arnold Simanjuntak
Senyawaは驚異の憑依系ボイスパフォーマーのルリー・シャバラと、長い竹に弦を張った謎過ぎる自作楽器を操るヴキール・スヤディーからなるデュオです。
自らの人体を一つの楽器として捉えているようなルリーのボーカルも、ヴキールの自作弦楽器もどちらも高い音から低い音までよくもまあこんな器用にという感じで鳴りまくりなのですが、そこは根がインドネシアはジャワ島の伝統文化なだけに、アウトプット自体は非常に素朴です。素朴だけれどもエクスペリメンタル。そしてほのかに漂うドゥームメタルのフレイバ。
イタリアのMORPHINE RECORDSやアメリカの伝説的カルトバンドSun City GirlsのAlan Bishopが主宰するレーベルSublime Frequenciesからもアルバムをリリースをしているという事実に、Senyawaは知らなくてもピンと来た方は多いのではないでしょうか。
▲Senyawaの名を広めたショートドキュメンタリーフィルム
▲Senyawaのライブ動画
Senyawaは、トライバルでプリミティブなサウンドをインダストリアル・ミュージックと融合させた、強烈かつ実験的な音楽表現で知られるデュオである。民俗的なムードと多様な現代ジャンルのハイブリッドを行き来しながら、10年以上にわたり未踏の音楽領域を切り拓いてきた。
そのサウンドの核を成すのは、ルリー・シャバラによる身体性と拡張性を極限まで押し広げたボーカル表現と、楽器製作者でもあるヴキール・スヤディーが生み出す、モダンでありながらプリミティブな自作楽器による奔放な音響である。両者の緊張感あふれる対話は、唯一無二の音楽体験を生み出している。
これまでに、バルセロナのPrimavera Festivalをはじめとする国際的なフェスティバルから、ロンドンのCafé Otoのような実験音楽の重要拠点まで、世界各地でパフォーマンスを行ってきた。また、2018年にGreen Room Award(最優秀音楽作曲・サウンドデザイン賞)、2017年にArs Electronica Award(デジタル・ミュージック/サウンド部門)を受賞するなど、その革新性は高く評価されている。
Senyawaは、Stephen O’Malley、Otomo Yoshihide、故Damo Suzuki、Justin Vernon、Oren Ambarchi ほか、多くの著名な音楽家との共演・コラボレーションも行ってきた。2012年には映像作家ヴィンセント・ムーンによるドキュメンタリー映画『Calling the New Gods』が制作されている。
パンデミック期間中に発表されたアルバム『Alkisah』は、世界40以上のレーベルと連携してリリースされ、The New York Timesから「国際音楽産業の未来を象徴する新たなグローバル・ジュークボックス」と評された。
Senyawa Official
これまでにも何回か来日しており、ギタリスト内橋和久氏との共作、共演や山口県のYCAM、また今回の会場を予定しているUNITで開催されたDJ NOBUによるパーティー「FUTURE TERROR」と、これまで日本で出演したイベントを挙げるだけでもその興味深さが伝わることかと思います。
▲Senyawa ライブの様子(撮影:Made Yana)
最後に世界で最も信頼に足る英国の音楽雑誌のSenyawa評をご紹介します。
“Senyawa can be counted among the most thrilling edgy and orijinal live perfomance units anywhere in the world.” - The WIRE
「センヤワは、世界中で最もスリリングでエッジの効いた独創的なライブパフォーマンスユニットの一つに数えられる」 The WIRE誌
▲灰野敬二(撮影:Kazuyuki Funaki)
Senyawaを迎える日本のアーティストについては、まだブッキングを進めている最中ですが、灰野敬二氏の出演が決定しました。
氏について知らない方もプロフィールを参照いただければ長らく日本のアバンギャルドミュージック界を牽引してきた灰野氏とSenyawaの競演をどうぞ楽しみにしていてください。
PROFILE:灰野敬二
1952年5月3日千葉県生まれ。アントナン・アルトーに触発され演劇を志す が、ザ・ドアーズに遭遇し音楽に転向。ブラインド・レモン・ジェファーソン をはじめとする初期ブルースのほか、ヨーロッパ中世音楽から内外の歌謡曲ま で幅広い音楽を検証し吸収。1970年、エドガー・アラン・ポーの詩から名を 取ったグループ「ロスト・アラーフ」にヴォーカリストとして加入。また、ソ ロで自宅録音による音源制作を開始、ギター、パーカッションを独習する。 ソロのほか不失者、滲有無、哀秘謡、Vajra、サンヘドリン、静寂、なぞらない、The Hardy Rocksなどのグル ープ、experimental mixture名義でのDJ、他ジャンルとのコラボレーション など多様な形態で国際的に活動を展開。ギター、パーカッション、ハーディ・ ガーディ、管楽器、弦楽器、各地の民間楽器、DJ機器などの性能を独自の演奏技術で極限まで引き出しすパフォーマンスを行なう。その独創的な芸術性は、世界の現代音楽シーンにおいて重要な役割を果たしている。
▲前回のライブの様子 民謡クルセイダーズ (日本)(撮影:清水創太郎)
CCCという企業が中心となったイベントでありながら、なぜこのような支援を募る必要があるのか。
そう疑問に思う方は多いと思います。CCCは世間的には新しいライフスタイルを提案する企画会社として知られております。
ご存知の通り、エンタテインメントの楽しみ方や、取り巻く社会環境は大きく変化しました。代官山にT-SITE / 蔦屋書店というフラッグシップを構えるCCCとして、DEFOAMATは地域貢献、文化的意義を目的とした企画として立ち上がりました。
しかし今回、一般のお客様に有料でチケットを買っていただくコンテンツは16日の音楽ライブのみです。大部分のコンテンツは東京都の外郭団体であるアーツカウンシル東京から頂く助成金と、ヒルサイドテラスをはじめとする代官山地域の施設や、CCCと関係の深い企業さまからのコンテンツ協賛という形で制作しております。
▲前回のイベントの様子(撮影:三吉杏奈)
そういった意味で、残りのコストはCCCの持ち出しで制作することになるのですが、先述した通り営利企業である以上は、キャッシュとしての赤字は回避しないとイベントの継続がたちまち困難になります。
今後もDEFOAMATを続けていくためには、少しでも皆さまからのご支援をいただきたいという理由から、今回クラファンに挑戦することになりました。
一昨年の秋にパイロット版を開催しただけでまだ生まれたてのイベントではありますが、内容に関しては私たちや地域の皆さま、関連する企業の皆さまが培ってきた知見を活かし、良いものにする、また回を重ねるごとに良くしていくことができるという自負はございます。
イベントのコンセプトや実際のコンテンツ内容にご共感を頂けたなら、一緒にこのイベントを育てていくようなつもりで、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
▲前回の展示の様子 【ruangrupa】(撮影:三吉杏奈)
この度は「DEFOAMAT」のクラウドファンディングにご関心を寄せていただき、心より感謝申し上げます。
私たちDEFOAMAT実行委員会は、文化的な交流と社会的な変化を促進するために、代官山という地で新たな挑戦を始めました。皆様のご支援は、音楽ライブやアート展示を通じて、このイベントをさらに豊かなものにするための大きな力となります。
イベントの成功は、単に私たちの取り組みだけではなく、皆様との協力によって成し遂げられるものです。
私たちの願いは、このイベントを通じて新しい価値を創造し、多くの方々にとってのインスピレーションとなることです。詩的で知的な体験を通じて、社会のオルタナティブな可能性を感じていただけることを心から楽しみにしています。
▲渋谷川で採取してきた赤土を野焼きして、土器を制作するアートプロジェクト(撮影:三吉杏奈)
私は実験的な試みが存在してこそ、エンタメを含めた文化全体のレベルが底上げされると思っています。
例えば日本映画界に世界的な巨匠が多く存在していた1960年代、プログラムピクチャーのような気楽な娯楽映画も最高に面白く、しかしレベルは高いものでした。芸術と娯楽は対立ではなく両輪であり、質の高い娯楽映画が多く存在してこそ、芸術的な映画もより多くの人に受け入れられ、その逆もしかりだと思います。しかし、資本が娯楽一辺倒に行き過ぎた結果、良質な娯楽映画自体が衰退し、日本映画は冬の時代を迎えるわけです。
DEFOAMATのコンテンツは、たしかに多くの人がスッと楽しめるものではないかもしれません。ものによってはある種の前提知識を要するかもしれません。インターネットが今ほど発達していなかった時は、そういった体系的な知識にアクセスするだけでも一苦労でした。しかし今はAIが瞬時に解説してくれます。何かよくわからないもの、普通じゃないものに興味を持って、それにアクセスしてみたい時、そういった文明の利器を活用すれば、昔よりもハードルは低くなっていますし、使い方によってはより理解が深まるでしょう。ただ肝心のオルタナティブなものが存続していなければ意味がありません。これは、現代の高度資本主義社会において意識的に取り組まなければいけない課題だと思います。
▲前回のライブの様子 OMK(Soi48, MMM, Young-G・日本)(撮影:ryo mitamura)
DEFOAMATはまだ始まったばかりのプロジェクトですが、皆様のご支援と共に成長し続け、東京を文化的に豊かな都市にする一助となることを目指しています。
ぜひ、私たちと一緒にこのイベントを育てていただければ幸いです。ご支援、どうぞよろしくお願い申し上げます。
心より感謝を込めて
DEFOAMAT実行委員会一同
DEFOAMAT実行委員会の木村直大と申します。普段はカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(以下CCC)でアート事業を手掛けるCCC ART LAB部で展示やイベントを企画しています。
CCCは蔦屋書店などを手掛ける企業であり、アート事業としては美術手帖をはじめとするメディア・出版事業と、所謂ギャラリーのようなアート作品の販売をビジネスの基本として活動しています。
私も後者の部門で絵画や彫刻作品の展示販売の企画を行っています。日々、そういった業務を行っていく中で、私の中である思いが生まれてきました。
絵画や彫刻も素晴らしいのですが、インスタレーション作品など、売買のされにくい、しかし社会的にも意義深い作品を制作している作家にもお金が回る仕組みを作れないだろうかという考えです。
勿論そういった活動をされているギャラリーはありますが、私たちCCC ART LABには、まだそのための知見や体力があまり備わってはいませんでした。そこで私と同僚は2023年にクライアントとなる企業の支援を得て、「Might Be Classics」というシリーズを立ち上げ、不定期でインスタレーション、メディアアートなどの作品の展示とイベントを企画してきました。
まだまだその志は道半ばであり、仕組みまで作れたとはとても言い難い状況ではありますが、DEFOAMATはある種その延長線上に存在しているカルチャーフェスティバルとして構想しはじめ、CCC ART LABが主な構成員となってDEFOAMAT実行委員会を設立しました。
A:お礼のメッセージプラン 2,000円
お礼のメッセージ
B:オリジナルグッズプラン 5,000円
お礼のメッセージ
オリジナルバンダナ
オリジナルキーホルダー
C:遠方から応援プラン 10,000円
お礼のメッセージ
DEFOAMAT当日のSenyawaライブ映像データ
(灰野敬二、2much crewの映像は含みません)
D:チケット&お名前クレジットプラン 10,000円
お礼のメッセージ
会場の支援者ボードにお名前を掲載
当日のライブチケット1枚
オリジナルキーホルダー
E:チケット&グッズプラン 20,000円
お礼のメッセージ
会場の支援者ボードにお名前を掲載
当日のライブチケット1枚
オリジナルTシャツ
オリジナルキーホルダー
F:プレミアムプラン 50,000円
お礼のメッセージ
会場の支援者ボードにお名前を掲載
当日のライブチケット1枚
オリジナルTシャツ
オリジナルバンダナ
オリジナルキーホルダー
DEFOAMAT当日のSenyawaライブ映像データ(灰野敬二、2much crewの映像は含みません)
※ライブチケットが含まれるD〜Fのプランは、オプションでペアチケットにできます(+5,000円)
※チケットは一般販売の予定があります。予めご了承下さい。
▲Tシャツ
▲キーホルダー(あくまで仮のデザインのため、デザインは予告なく変更することがあります。ご了承ください。)
▲バンダナ(あくまで仮のデザインのため、デザインは予告なく変更することがあります。ご了承ください。)