PRELIBRIをいつも応援ありがとうございます!
昨日COW BOOKSさんに、ファンド立ち上げのご挨拶に伺ってきました。
COW BOOKSさんは、PRELIBRIとして活動をはじめて、
1番最初につくった本「stilleven」から置いていただいている本屋さんです。
「stilleven」は、10冊だけの、全て手製本の本でした。
(後から同内容のミニ版を50部制作しました。)
「stilleven」は、オランダ語で“STILL LIFE”の意味です。
ご察しの通り、今回のプロジェクト「STILL LIFE」の元になった本です。
この本を誰に見ていただきたいかと考えた時に、
一之瀬と私の中で「松浦弥太郎さん」のお名前が浮かび、
ドキドキしながら暮らしの手帖編集部に、
お手紙と共に送らせていただきました。
その後、松浦さんから丁寧なお手紙を頂戴し、
COWBOOKSさんでのお取り扱いがはじまったのでした。
新しい本ができると、まずCOW BOOKSさんに伺います。
作った本を愛おしんでくれる書店員落田さんがいるからです。
最初からPRELIBRIの担当をしてくださっている落田さんは、
PRELIBRIのメンバーと言っても過言でないほど、
ずっと伴走してきてくれた大切な方。
制作した自分たちと、手にとっていただく方の間に立って、
とても丁寧に、制作の意図や背景を伝えて、実際に手渡してくださいます。
想いを共有してくれてる方がいてくれることは、
小さな出版活動をしていた自分達にとっては大きな励みでした。
ファンドへの挑戦についても、自分たちと同じように、
ドキドキしながら経過を見守っていただいて嬉しかったです。
応援いただいた皆さんと作る「STILL LIFE」が、
印刷・製本され、形になり、COW BOOKSさんの書棚に並ぶこと。
それはとても幸せな風景だな。その風景をみたいな。と思います。
そして落田さんや、書店員さんなど、
“手渡してくれるひと”の手を渡って、誰かに届く。
愛されてできあがった本が、愛でてくれている場所で、愛してくれる人を待つ。
なんだかとてもロマンティックですね。
改めて「いい本にしよ!」と、決意を新たにした1日となりました。
(他写真はPRELIBRI HPの方に掲載しています。)
PRELIBRI 小熊