beamoの日々のメンテナンスについて、お問い合わせがありましたので簡単ではありますがご紹介いたします!
beamoには3個の反射鏡と1個のフォーカスレンズが備え付けられています。
彫刻に使用する材料が紙類または木材である場合、反射鏡にホコリや油が付着しやすくなります。清掃を行う際は、コットンに水をつけて拭き取ります。微量のアルコールを使用することも可能ですが、反射コーティングが溶けることがありますので、過度な拭き取りは行わないで下さい。
フォーカスレンズは第三反射鏡の真下の射出口に位置しています。ハニカムボードを取り出し、フォーカスレンズを固定している固定リングを取り外した後、フォーカスレンズを取り外して下さい。
レーザーヘッドを端に移動させ、ハニカムボードを上に持ち上げ後方に引き出します。
掃除機、ブラシ、アルコールを用意し、胴体の底にあるくずを吸い取り、適量のアルコールスプレーを使って清掃します。
清掃完了後、ハニカムボードを傾けながらマシン内に戻せば完了です。
バックカバーを取り外し、ラジオペンチを使用して水管のコネクターに付いている金属パイプクランプを取り外し、水管のコネクターを開き、排水する容器に繋げます。
タッチパネルで「エアポンプ」を選択し、通風を開始します。レーザーヘッドを取り外し、空気口(射出口)を塞ぐと冷却水がもう一方の端から噴出されます。
電源を切った後、レンチを使用してタンクのカバーを開け、漏斗を使用してタンクの水を補充したらカバーを閉じます。
マシンを起動しタッチパネル「冷却ポンプ」を選択すると冷却水がシステム内に送られます。
ペーパータオルやトイレットペーパーを使用して、スライドレール上の油汚れを拭き取ります。
両側のY軸の光軸に縦向きにグリースを塗ります。
X軸の横向きのスライドレール上部と両側に均等に塗ります。
レーザーヘッドを握り4つのポイントを往復して移動させます。
3回以上グリースを均等に塗りつければ完了です。
レンズ・ミラーやグリースの塗り直しは3〜4週間(使用頻度と使用材質によっては1〜2週間)毎にケアを行うことをお勧めしています。
水の交換は3か月に一度の頻度で行うことを推奨しており、水の補充はタッチパネル上にメッセージが表示されたら行ってください。
以上です。
beamoには日本語での説明書も同梱されますので、より詳しいメンテナンス方法についてはぜひ説明書をご覧いただければ幸いです!
プロジェクト終了まで残りあと8日。引き続きご支援よろしくお願いいたします。
beamo事務局