image

インスタコード

楽器.meでの専用サイト開発中止について

コード譜サイト「楽器.me」の一部の楽曲に、インスタコードの演奏に便利な数字(ディグリー)が表示される予定でしたが、その開発は中止となってしまいました。

その経緯についてと、代替サービスについて動画メッセージでご説明いたします。

ちなみにコード譜を数字(ディグリー)に変換するアプリ「コード譜ライター」は、Android版、iOS版ともに完成して、今、アプリストアの審査待ちです。

▲アプリ「コード譜ライター」の画面▲

さらにヨーロッパのAI学者が開発した、YouTubeなどの楽曲をコード譜に変換するアプリ「Chord AI」が数字(ディグリー) 表示に対応しました。 これで、インスタコードでサッと好きな曲を弾ける環境は整いました。

▲アプリChord AI の画面▲

それぞれの使用方法をホームページに掲載しましたのでぜひご覧ください。

▼ ▼ ▼
インスタコードで好きな曲を弾く方法

当初の計画では、人気曲約1,000曲分の専用譜面を楽器.meに掲載する予定でした。
しかし、たった1,000曲では、皆さんの弾きたい曲が含まれるとは限りません。

また体験会を通して、たとえコード譜通りに弾けたとしても歌が苦手な人には演奏を楽しめないということに気づきました。

Chord AI」は、どんなにマイナーな曲でもコード譜を表示してくれますし、プロの歌手が一緒に歌ってくれるんですから、歌が苦手な人にもセッションの楽しさを味わうことができます。

現在、Chord AI の開発者の Vivien と連絡を取り合って、今後さらにインスタコードを弾きやすいように改良を加えてもらうようお願いしています。

インスタコードで好きな曲を弾く方法

楽器.meの対応が中止になった経緯について

さて、楽器.meの対応が中止になったことについては、本当に残念です。

昨年末から楽器.meでの開発の進行が計画より遅れており心配していたのですが、ゴールデンウィーク明けに楽器.meの外注先のプログラマーの方から

「自身の健康上の理由によりプログラムの構築を中止させてほしい」

という連絡が入ったんです。

多くのユーザーの皆さんが期待を寄せてくださっていることは実感していたので、既にプログラムの完成予定日を過ぎた後に開発の中止を言われたことは大変ショックでした。

しかし、プログラマーさんご自身が病気で苦しんでいらっしゃることも承知していたので、すぐに海外や日本国内のあらゆるコード譜サービスに連絡を取り、交渉を始めました。

製品の納期遅れの件に加えて、コード譜サイトの中止の件も発表するとユーザーの皆さんの心配もさらに増してしまうと思い、代替サービスを確保できるまで公表を控えていたところズルズルと先延ばしになってしまった次第です。

もともとの計画では、楽器.meに1000曲程度のコード譜を用意する予定でしたが Chord AIなら対応曲数は無限なので、むしろこちらの方がユーザーの皆さんにとって理想的だと考えています。

製品お届けのスケジュールについて

まだ、最終のテストが終わっていないので、明確な日程をお伝えできないのは心苦しいのですが、クラウドファンディングでお申し込みのお客様はおそらく8月末ころ、今年一般販売を予約いただいたお客様については9月にずれ込む可能性が高くなっています。

インスタコードをいち早く見つけてくださり、 社員たった1名の小さな会社にも関わらず ご期待いただき、信用いただき、クラウドファンディングや前払い予約にご協力下さったお客様には、計画通りのスケジュールで製品をお届けできず、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

とはいえ、自信を持ってお渡しできる製品に仕上がっていますので、早く触っていただきたいです。

もしご支援の取り下げ・返金をご希望される方がいらっしゃいましたら直接ご連絡下さい。

インスタコード メールフォーム

インスタコードの開発状況について

CPUの変更に伴うファームウェアの書き換えは、いくつかの問題を乗り越えながらも一歩ずつ進んでいます。

ソフトウェアの移植は完了し問題なく動作するようになりましたので、様々なテストを行っているところで、あと1つ課題をクリアすれば量産スタートです。

もともと採用を予定していたNXP社のチップは、Coretex-M0+というARMプロセッサを搭載しているのですが、製品に採用するGD社のチップは、それより2段階グレードの高い Coretex-M4 を搭載しており、結果的にCPU性能がかなり高くなったので、処理速度にもかなり余裕ができました。

最後の1点、USBによるMIDI制御とファームウェアのアップデート機能の開発が難航しており、その完成待ちの状況です。

もともと搭載を予定していたNXP社のチップはUSB制御の機能が統合されていたのですが、GD社のチップはその機能がないのでUSB制御のファームウェアをゼロから作らないといけないため、この点が一番やっかいで時間がかかる部分なんです。

数日以内にこの部分が完成すれば、すぐに量産に入ります。

納品までの具体的なスケジュールが決まり次第、皆さんにご案内いたしますので、もう少しお待ち下さい。

2021/08/07 01:15