みなさまこんにちは、Naya事務局です。
今回は、Floatの進捗状況および発送時期についてご報告いたします。
あわせて、Floatが3D環境での動作について、短いデモ動画とともにご紹介いたします。
Floatは、一般的なマウスとは異なり、3D空間内での自然な操作を可能にする入力デバイスです。
いわゆる6自由度(6DOF)の操作を再現し、CADソフト(Fusion 360、OnShapeなど)や3Dモデリングソフト(Blender、Mayaなど)において、より直感的な操作体験を提供します。
6DOF(6自由度)の概要
6DOFは、以下の「移動」と「回転」の組み合わせで構成されています。
🟡 X軸:左右方向への移動
🔵 Y軸:上下方向への移動
🔴 Z軸:奥行き方向(手前・奥)への移動
🩵 X軸回転(ピッチ):前後に傾ける動き
🟠 Y軸回転(ヨー):左右に回転させる動き
🟢 Z軸回転(ロール):回転させる動き
Floatはこれらの操作に加え、本体下部の回転ダイヤルも備えており、押す・引く・傾ける・ひねるといった動作を通じて、ズーム、パン、チルト、回転などを直感的に行うことができます。
現在のFloatの動作状況をできるだけ正確にお伝えするため、 短いデモ動画を公開いたします。
動画では、Blender、OnShape、Bambu Labといった3D環境での、 Floatを用いた操作の様子をご覧いただけます。
また、Floatの開発を担当しているエンジニアのAhmedが、 Connect Dockのプロトタイプを使用し、実際の使い方を紹介しています。
これは、Module Dockプロトタイプを初めて動作させてお見せする機会でもあります。
動画内で使用しているキャップは、現時点での最新デザインです。
初期デザイン公開後にお寄せいただいたフィードバックを踏まえ、使い方や手の置き方に、より柔軟に対応できる設計を目指しています。
キャップは12度刻みで回転させることができ、使用環境や個人の感覚に合わせて、自然な向きに調整できます。
FloatはConnect Dock上でもCreate上でも使用できるため、最適な向きは環境によって異なる場合があります。
ご自身の作業スタイルに合った設定を見つけていただければ幸いです。
デモでは、Ahmedが複数のアプリケーション上でFloatの6軸操作を実演しています。
シーンの移動、オブジェクト操作、環境全体のコントロールなど、現在実装されている機能をご確認いただけます。
特に動画内のカスタム3D環境では、回転操作やズーム操作など、Floatの挙動が分かりやすく確認できます。
この環境は現時点で最も調整が進んでおり、今後他のソフトウェア連携でも目指している操作感の基準となっています。
今回のデモの中で、BlenderのみはNaya Float専用アドオンによるネイティブ6軸入力を使用しています。
これはマウスエミュレーションではなく、より直接的な入力方式です。
動画内の設定は開発担当者個人の構成ですが、将来的にはNaya Flowを通じて、軸の反転や感度調整など、ご自身の好みに合わせたカスタマイズが可能になる予定です。
Floatはこれまで長期間にわたり、ハードウェア・ソフトウェアの両面で開発を進めてきました。
現在は、量産体制の最終確認やソフトウェアの完成度向上、出荷スケジュールについて、慎重に調整を行っている段階です。
お届け時期については、当初2026年2月とお伝えしておりましたが、開発および製造の最終調整に時間を要しており、結果として、さらにお時間をいただくこととなりました。
現時点では、出荷時期の目安として第3四半期(7月以降)を想定しておりますが、現段階では確定したものではありません。
長い期間お待ちいただいていることにつきまして、改めてお礼申し上げます。
今回のご報告にて、現在のFloatの状況をご理解いただけますと幸いです。 進捗があり次第、できるだけ正確な情報をお伝えしてまいります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
Naya事務局