フィリピン少数民族の竹楽器職人たちと歩んだ
3年間の挑戦と学びの軌跡をエッセイ&作品集(CD付)として出版したい

残り時間12時間!! &応援メッセージ第9弾!

こんにちは。EDAYAの山下彩香です。いよいよ残り12時間の挑戦となりました!達成真近い。ドキドキします!!!

さてこのタイミングで、私と同時期に活動をフィリピンではじめ、今もお互い切磋琢磨しながら活動に取り組んでいるClass for Everyone代表の高濱 宏至くんからのメッセージをご紹介します!

Class for Everyoneとは、途上国に平等な教育機会を創出ことをミッションに掲げたNPO法人です。http://class4every1.jp/

色々なプロジェクトに挑戦されていますが、なんとEDAYAも少しだけ、彼らの移動型ICT図書館のパイロットプロジェクトに関わらせていただいています。というのも、カリンガ族職人のエドガーさんを日本の地方に連れていき、イベントを行うことが多かったのですが、そこで古民家のあり方(あるものを生かすという考え方)に感銘を受けたことがきっかけで、エドガーさんは、なんとカリンガの実家をコミュニティー図書館に再生。そこに5台のコンピューターとソーラーパネルを導入するプロジェクトは彼らとの共同プロジェクトなのです!コンピューターはすでに今年の3月に導入済み、ソーラーパネルも藤野電力さんの力をお借りして、今年中には導入したいと考えています。(※上の写真は左から藤野電力の小田嶋さん、私、高濱くん)

コミュニティーライブラリーの写真

コンピューター教室の様子。コンピューターを導入したあとにクラスを実施しました。

-------以下、高濱くんからのメッセージです!

山下さんとの出会いは3年前になりますが、その頃から一貫して変わらないのはフィリピンの山奥にある「文化」を伝えていきたいという姿勢です。

僕と山下さんは同い年で起業した時期も同じ、さらにフィリピン大好きという3つの共通点を持ちますが、彼女の仕事は五感で感じる世界を深く深く掘り下げ、手ですくい取りにいくような難しさと深淵さを感じます。

なかなか頭で理解することが難しい領域だと思いますが、そこは素直に感じられればいいのです。

アクセサリーに使われるバンブーから見える世界も、きっと人によって異なるでしょう。

僕の場合はバンブーを斧で切る音が真っ先にイメージとして浮かびます。そして、そこの地域の暮らしを思い浮かべ、その先にある伝統的な文化や習慣を感じ、人間とは何かを考えるに至ります。そして、自然との共存が切っても切れないものだと悟るのです。

起業してからの3年というのは、長いか短いかは感覚的なものですが、間違いなく濃いものです。

山下さん達が紡いできた物語がどんな言葉と音楽で表現されるのか、楽しみにしています!

そして、一人でも多くの方にそのエッセンスを感じてもらいたいと思っています。

2015/08/31 12:47