プロジェクト開始以来、たくさんの方々から聴覚補助タイプについて、「とても期待している」という趣旨のコメントを頂戴しております。
また「体験する機会はないものでしょうか」「大変興味をもったのですが、お試しはできるのでしょうか」といったお問い合せも多く頂いています。
こちらに関しては、現在、弊社骨伝導製品による聴覚補助機能をご確認して頂く為に「聴こえ」確認用サンプル機器として、骨伝導ヘッドセット(※)をお貸出ししておりますが、 台数 (現在5台を用意)に限りがあり、すべての方々のご要望に応えきれていない状況です。
骨伝導ヘッドセット(※) 本プロジェクトにおける「EarsOpen 聴覚補助タイプ」とは異なる製品になります。「骨伝導による聴こえ」の効果をご確認して頂くことを目的としています。
こうした状況の中、我々としては、一人でも多くの方に「聴こえ」を届け、音楽も楽しんで頂きたいとの考えから、聴覚補助タイプに関しては、もし商品のお届け後に聴こえを実感できなかった場合は、返金対応をすることにいたしました。
是非、お手にとってお試しください。
最後に、実際に弊社(東京本社)にお越し頂き、製品を試聴(体感)して頂いた方々からの声を幾つかご紹介させて頂きます。
●70代女性(とご家族):補聴器使用
「日曜日、ありがとうございました。
母も、数十年ぶりに右耳でも聴くことができた、そして、音楽をステレオで聴けたのは本当に久し振り、と感激しておりました。何とか一日も早くその日がくるといいですね。」
音質も非常に良いとご評価を頂きました。目を閉じて頂き、お孫さんに声を出しながら移動してもらい、指で聞こえ方向を追いかける実験をしたところ、しっかり方向感を持って頂けました。
●50代男性:補聴器購入検討中
「最近両耳の聴力が落ちてきてしまい、耳鼻科の先生に相談したところ、補聴器の購入を勧められ、現在、試聴期間中です。昨日、会議に参加した際、会議室の空調の音が騒音のように感じてしまい、耐えられず、空調を止めることにしました。」
聴覚補助用earsopenを試聴していただき、現在試聴中の補聴器と騒音など環境音に関する比較を行った結果、空調の音などを気にしなくてもいいということがわかり、既存補聴器の購入を断念し、聴覚補助用earsopenにすることを決断していただきました。
●30代後半女性:補聴器未使用
「生れつき左耳が聞こえず、もう左側からの音は完全に諦めていました。同時に歳を重ね右耳の聴力が落ちてしまうことへの不安を常に持っていました。なので、EarsOpenによって左耳の方から音楽が聴こえた時には、感激というよりは、むしろ、安堵しました。私にとっては、この製品の存在は希望の光です。」