PCパーツ業界の最前線では、パソコンやスマートフォンに使われている記憶装置でHDDに変わる記憶媒体としてSSDが注目されています。今日までHDDはパソコンを始めテレビ、レコーダー、ゲーム器、カーナビ、さらには調理器にまで搭載されていて今や私たちは生活している中で自然にこの技術を利用しています。さらにSSDは、HDD に比べて、処理速度(書き込み・読み込み速度)が高速、動作音が無く(静音)、耐衝撃性に優れる といったメリットがありますが、この『 BIWIN 製P10』はそのSSDの中でも最先端の技術を施した次世代型ポータブルSSDとなっています。
ポケットに納まるサイズで、手軽にデータの手渡しができることからたくさんの人が使用しているUSBメモリと大容量データの保存に適していることからビデオカメラで撮影した思い出の保管などに使用する外付けHDDの良いところだけが合わさり、さらに速さ(転送速度)と防塵防水が加わったものが『P10』です。
つまり小型で強く、たくさんのデータをより速く利用できる実用に最適な製品になりました。
具体的にどんな技術か ~半導体の封止技術『sip』を実行~
最先端実装技術「SiP( System in a Package )」とは、生産する上で半導体の封止技術のことで、システム イン パッケージという言葉通り、 複数のLSIチップを1つのパッケージにまとめます。これによるシステムの小型化は本体サイズをコンパクトにし、またこれによる高機能化はデータ転送の超高速化を実現します。
その他さまざまな電子機器には無数の電子部品が基板に実装されており本来、水や熱は厳禁となっています。また、振動や衝撃にも弱いものとなっています。
しかし、 『P10』が採用したSiP技術では、電子回路をそのまま封止して閉じ込めてしまうので水や熱が入り込むスペースも振動や衝撃で部品がずれるスペースも存在しません。
オシャレなデザインに加え世界最小・最軽量の製品サイズ
本体デザインは開発に携わったデザイナーが翼をイメージして書き下ろしたオシャレなオリジナルのものとなっています。
また、500円硬貨と比べられる程度のサイズで手軽に持ち運びでき、外寸:35.5×D46.5×H2.2mm/重量:8gの小さく、薄く、軽い本体はポケット入れて持ち運んでいても入れていることを忘れてしまうようなサイズ感です。
大容量128GB分の保存データをパソコンにつないで
超高速データ転送を実現
・一般的なビデオカメラで撮影したフルHD動画(1920x1080 17Mbps)
・一般的なデジタルカメラで撮影したJPEG写真(1800万画素(約6.1MB)
・一般的なダウンロードしたMP3音楽(1曲約4分 )
*動画、写真、音楽の保存データはそれぞれお使いの機器、保存形式、撮影環境などにより記録されるデータ量が異なる場合があるため、実際に保存可能な時間、枚数、曲数には違いがあります。
USB3.0とは
パソコンやその周辺機器だけでなく、多くのデジタル家電の接続規格として一般的となったUSB2.0の上位規格で、2008年後に発売されている多くのパソコンには、すでに搭載済みとなっています。
最大の特長は、データの転送速度が最大5Gbps*(5120Mbps)となったことで今までのUSB2.0(最大480Mbps)の10倍以上の速度になりました。
また、上位互換ですのでこれまでのUSB機器をそのまま使用することが可能です。
UASPモードとは
コンピュータ本体と周辺機器の接続に用いられるUSBの拡張仕様の一つで、ハードディスクなどの記憶装置のデータ転送を効率化して実効速度を高めるものです。
SCSIの通信プロトコルをUSBで利用できるようにしたもので、UASPモードで接続された記憶装置は通常のUSB機器として利用する場合よりも超高速でデータ転送を行なうことができるようになります。
利用するには記憶装置が対応していて、コンピュータ側のOSにも対応したデバイスドライバが必要となります。
*Windows8以降は標準で対応しており、 Windows7はドライバが必要になります。
生活する中で使用してこんなことが便利
■つなぐだけ!すぐ使える!そのまま取り外せる!
屋外でする外出中の急な仕事にもすぐ取り掛かれます。データの受け渡しも簡単で渡した相手もすぐ使えます。
使用前に専用のドライバーをインストールしたり、使用時にACアダプタから電源の供給を必要としたりせず、付属の専用USBケーブルでP10とパソコンをつなぐだけ。
また、取外しする際も既定の手順を踏まえる必要がなくデータの転送が終わればそのまま外せます。
■とにかく小さく軽い!
カバンの中は当たり前!ポケットの中にも、財布の中にも入れて持ち運べる
■水に強い!熱に強い!
飲み物をこぼしてしまった、洗濯機で洗ってしまった、真夏の車内に放置してしまった、でも壊れない!
■振動に強い、衝撃に強い
卓上から落としてしまった、他の機器と接触してしまった、でも壊れない!
■表面にプリントができる
本体表面の加工により、インクプリントが可能となりました。思い出のイベント名をマジックペンで本体に記入すれば保存データが一目で分かります。
その他多くのストレージ製品のようにプラスチックケースに入っているだけの機器では、水没時に内部に水が入り、システムが破壊され、真夏の日中に車内に長時間放置してしまうと熱の影響でシステムが破壊されてしまいます。
また、本体や接続部分が振動すると転送がストップしたり、データが破損したりし、落としてしまった時はデータだけでなく機器の破損の可能性もありました。
これらの生活している中でよくある事故が起こった時にすべて守ってくれるのが 『P10』です。
さらにこんな使い方もできる!
iPhoneでもAndroidスマホでもWi-Fiでアクセスできる!
オプションのラトックシステム製Wi-Fiリーダーとつないで使用するとパソコンにつないだ場合と同じことがスマホやタブレットでも利用できます。日本人が開発した専用アプリですので分かりやすく、パソコンもACコンセントも必要ないすべてがポータブルに大容量データを確認できます。
お手持ちのUSBメモリなど使用でき、写真などのバックアップの他にも連絡先のバックアップや復元などAndroidスマホからiPhoneへの機種変の時などにも便利です。
限定カラーを用意
Limited color planでは限定でブルーモデルとピンクモデルを用意しました。
他では購入できない今回限りの特別モデルになっています。
開発したBIWIN 社とは
BIWIN STORAGE TECHNOLOGY LIMITED.は1995年に中国シンセンに設立された業界をリードする最先端のフラッシュストレージ生産メーカーです。当初からNAND FLASHの研究により開発に専念し、現在BIWIN社の製品には、フルレンジソリッドステートドライブ、エンベデッドチップ、ICパッケージ&テストサービスが含まれています。生産設備への投資額が最大で8,000万ドルを超え、2009年に中国南部で最初の12インチウェハーパッケージ工場を設立しました。 BIWIN社は、積み上げてきた20年に及ぶ専門知識と強力な開発意思は順調な企業成長となり、最先端の製造、顧客目線の品質保証、厳格な品質管理基準、短いリードタイム、低い不良率、大量生産を可能としています。
私たちアイティプロテックとは
自社工場で開発、製造の拠点を中国シンセン持つ企業の日本法人で2009年にPC業界向け日本マーケットの窓口として設立しました。
USB外付けケースの製造からスタートした工場は、今では日本マーケットを中心とした先進国向けにさまざまな商品を販売しており、企画、開発、製造、貿易と完成品の状態で指定場所に納品するまですべて自社内で手掛けますのでコストパフォーマンスには絶対の自信を持っています。さらに情報の面でも優位を保てると考えています。 最大の利点は中国工場でありながら国内で日本人がサポートできる点で、日本の各メーカー様へのOEMや各販売店様のPB商品を手がけ充分な実績を築いてまいりました。 業界の動向を常に把握しつつお客様とお取引先様に本当に喜ばれるものづくりに注力して商品、サービス、情報を提供する真のプロフェッショナル集団を目指しています。
BIWIN 社とアイティプロテックの関係は
フラッシュストレージ製品の製造を得意とするBIWIN社とUSB外付けケースの製造を得意とする私たちアイティプロテック社であることから、製品製造に関してBIWIN社からフラッシュストレージ製品の供給を受け外付けストレージ(外付けHDD/SSD)として製品化し弊社が窓口となり各国に販売しています。各国の要望に合わせた製品作りを柔軟に対応するために両社は常に協力し合える体制となっています。
製品詳細
製品仕様
プロジェクトスケジュール
2017年7月 プロジェクトスタート
2017年8月末日 プロジェクト終了
2017年9月~ 出荷開始
2017年9月中旬~下旬 支援者様へお届け予定
今回このプロジェクトを実施させていただきました、ITPROTECHの栗山と申します。
昨今、PCパーツ業界の技術の発展の速さには目を見張るものがあります。世界中が知恵を出し合って毎日のように様々な製品が開発されるのですが、その発展の速さや新製品の量があだとなり情報として発信にされず埋もれてしまっている製品がたくさんあります。また、発信されていても認知されずにいる製品はもっとあります。
そのような状況で今回のプロジェクトを通じて、日本のみなさまに記憶装置の最先端を知っていただきたい思いから実施させていただきました。記憶装置の最先端と言っても難しいものではなく、すでに普段の生活の中で大多数の皆様が使用しているHDD(ハードディスク)の最先端と思っていただければ受入やすい印象となるのではないでしょうか。
古くから協力体制となっているメーカーと何度も打合せをして実現したプロジェクトです。
1つのカテゴリーの最先端技術を生活の中で体現できる製品であると考えております。
皆様どうぞよろしくお願いいたします。
皆様からのご支援、お待ち申し上げます。