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放棄された茶畑を再生する【放棄茶畑分譲プロジェクト】

2018年4月19日 茶畑の現状

この度は「放棄茶畑分譲プロジェクト」ご支援賜り、深く御礼申し上げます。
ありがとうございます。


●「新茶情報」

 昨日、静岡茶市場において「新茶初取引」となりました。
 これは昨年よりも6日も早く、同市場の中でも過去4番目の早さ。
 各産地の生産者からは昨年より1週間程度、
 新芽の生育が早いとの声が多いという。



●「八十八夜」

 「夏も近付く八十八夜♪」で聞き覚えのある歌かと思いますが、
 八十八夜とは、立春から数えて88日目のことを指します(今年は5月2日)。

 かつてよりこの時期は、急に気温が不安定になったり、
 夏前の最後の霜が下りたりしますので、
 「八十八夜」は農家の人々にとって大事な指標でした。
 お茶栽培における八十八夜の頃合いは、
 冬の間に蓄えられた栄養をたっぷり含んだ新芽を摘む時期に当たります。
 そのため、八十八夜に摘んだお茶を飲むと、
 一年間、病気をせずに健康に過ごせると言い伝えられています。



●「茶畑の現状」

 添付の写真は上段が今週初め、下段が先ほどの茶畑の様子となります。
 当初、こちらの茶畑の摘採は「八十八夜」の頃と想定しておりましたが、
 今年は気温の上昇が早く、摘採に関してもかなり前倒しとなっているため、
 早ければ今週(ないしは来週)には刈り取る可能性があります。

 *茶葉は、その生育とともに伸びれば伸びるほと「かたく」なり、
  その味わいも渋みが増してきます。
  そのため摘採時期が非常に重要となり、
  特に気温の上昇率が高い時は
  例年より収穫時期が前倒しとなります。 
  

引き続き、どうぞよろしくお願い致します。

 

2018/05/15 12:18