ご覧いただきありがとうございます。
また、支援いただいた皆様、ありがとうございます。感謝いたします。
13日まで静岡ホビースクエアで開催されていた「組み立てる とは なにか 北澤志朗さんのカーモデル 」展は無事に会期を終えることができました。
世界中から模型ファンが訪れる祭典「静岡ホビーショー」開催もあり、沢山の方に来館いただきました。感謝申し上げます。
会場のお客様からは、模型や写真を見ながら、その車が走っていた、あるいは自身が乗っていた頃を思い出して懐かしむ方が多く見られました。
北澤さんは、当時の時代背景を考慮しカーモデルを組み立てます。ときには、必ずしもカラーをそのまま再現するのではなく、より私達にその車がもたらした情感が湧き上がるよう、微妙な補正することもあるのです。
例えばこのブルーバード。
北澤さんは子供の頃によく見たメタリックグリーンの車体を脳内に起こして塗装しています。実際には若干色が違うらしいのですが、見たお客様の多くが「懐かしい、この色走ってたね」と感慨に耽りながら鑑賞なさっていました。「あたかも実在していたような郷愁」を表現する。これはもうテクニックを超えています。
誇張しすぎず、静かに、胸にストンと落ちる心地よさが、北澤さんの美しい塗装にはあるのです。
職人・北澤志朗さんの作品を通じて、もっとプラモデルの魅力、「組み立てる」ことのすばらしさを伝えるべく、引き続き支援を募っております。
皆様、ご協力どうぞよろしくおねがいいたします!
(実行委員 岩瀬)