毎度ご心配をおかけしているにも関わらず、あたたかなお言葉、お心遣いの数々いつもありがとうございます。自身の浅はかさに恥じる思いで拝読しております。
これまでの紆余曲折につきましては度々ご報告させていただきました通り、生産完了後の全数出荷検査におけるフレームの微小クラックによる全数不合格判断から始まり、以下の対応により大幅な遅延が発生してしまいました。
・微小クラックの原因究明と製造工程起因と判明後の全フレームの再製造
・再組み立てはコロナ渦による世界的な自転車需要の高まりに伴い深夜枠のみの超少量生産
・さらに、最終検査で一度分解後の再組み立てに伴うパーツ表面傷とそのパーツ取付けによるフレーム傷の発覚
そして、工場側との交渉で今後のスケジュールを明文化して7月27日工場出荷の再契約を結び、パーツ再手配ならびに再分解とフレームの再塗装および組み立ての追加工数分の費用を支払いました。
しかし、フレーム再塗装に伴う納期遅れを理由に7月末時点で再組み立てさえも行われなかったため、国をまたいだ現地弁護士との契約に時間を要してしまいましたが、契約を締結して昨日（8月10日）に弁護士立会いの下で工場立会いを実施しました。
なお、完成品に対するこれまでの不合格判断は現地工場の品質基準を上回る当社要求につき、追加費用分を全額当社負担で6月末支払い済みのため、生産完了に向けて契約の履行を要求するものです。
昨日の工場立会い時において、フレーム再塗装品の全納入状況が確認でき、履行指示にて添付写真の通りALISTAの再組み立てがようやく開始されました。
弁護士立会いに至るまでは、中国国内のコロナ感染者急増に伴う中国新幹線の減便やコロナ陰性証明以外に深セン市に入る際の再PCR検査にて陰性確認後の移動許可など想定外の事態も生じ、不安を募らせているお問合せに関しお返事を滞り大変ご心配をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げます。
最終的に現地弁護士のチカラを借りることになりましたが、来週も弁護士立会いによる生産進捗確認が現地工場で実行されます。
一日も早い出荷に向けて、今後は弁護士による定期的な現地工場立会いを実施するとともに、工場出荷ならびにお届けスケジュールを明確にして最新状況を本活動報告にて更新してまいりますので何卒よろしくお願い申し上げます。
