残り数時間となりました。
掲載前はどうなるのだろうかと不安と心配で・・・。
これはどの製品にも言えることですが、製品を世に出す時はもちろん自信を持ってドーン!っていう気持ちもありますが、同時に一抹の不安が常にあります。
全く誰にも見向きもされなかったらどうしよう。
と、思うものなのです。
普通に自社製品を流通させている場合はお客様の声をダイレクトに頂くことはそんなに多くないです。
どこかで買い物してわざわざお礼や応援などの気持ちを表明する機会なんてなかなかないですものね。
今回のクラウドファンディングでは支援して頂いた方の約4割がコメントをしてくれています。
これらのコメントはデフナビに限らず仕事の励みになりました。
先日、当社の代表と話しておりまして宮崎駿監督の逸話を聞きました。
東日本大震災の時、誰もが日常を失いかけたあの大変な中。
スタジオジブリの仕事が2、3日止まってしまったそうです。
いざ仕事を再開しよう!と始まるや否や、
あの柔和な表情のイメージしかない宮崎駿監督は一喝しました。
「仕事を止めるな!」
なぜ仕事を止めるのだ、仕事が出来る状況である限り止めてはならない。
というような内容だったと思います。
僕なりに読み取ります。
やっぱり仕事って時には「これは誰かのためになることなのだろうか?この仕事は今自分がやるべきことなのだろうか?」と思うことがあります。
特に大震災の時、それから今回のコロナウイルスの時のような非日常に直面した時。
非常事態の中で自分の仕事の意義を見つけられなくなることがあります。
スタジオジブリのスタッフだって、この震災の中自分は絵を描いていていいのだろうか?
と思ったでしょうし
このコロナウイルスの感染拡大が広がる中で、生活必需品も買えないような状況の中、誰がバイクを必要とするのだろうか?
と僕たちも思いました。
これらに似たような気持ちを持った人は多かったと思います。
特に今回のコロナウイルス下では医療従事者の活躍が目立ちました。
誰かの命に直結する仕事は使命感を持ちやすいです。
でも世の中にはそうではない人の方が大半な気がします。
宮崎駿監督の仕事を止めるなという言葉には自分の仕事に対する誇りや気概のような気持ちの大きな塊があると思うのです。
自分たちが自分たちの仕事に対して一番使命感を持っていなければならない。
非常事態だからこそ
アニメが必要だし
バイクが必要なんです。
アニメの力、バイクの力があって、必ず誰かが必要としているのです。
アニメやバイクは例ですが、他のことだって同じです。
お出掛けが出来なくなって、趣味の重要さを感じました。
バイク乗りは今生き生きとしています。
お出掛け出来なくたってバイクで出来ることはいっぱいあるのです。
楽しみ方がいくつもあります。
僕らはバイク乗りがワクワクするような製品をどんどんやっていきますよ!
クラウドファンディングは今日で終了しますが、「デフナビ」のスタートはこれからです。
丁寧に発送準備して、お届けしていきます。
今しばらくお待ちください。