まず星園祐子のアルバム「myself」に一曲追加の報。
「オーロラの女神~君に捧ぐ~」です。
それに関連して星園祐子がFacebookに作詞家 篠原に関する投稿がありました。https://www.facebook.com/yukohoshizono/posts/10158986618584904
実は僕もこの曲すごいなとボーカルレコーディングのチェックの時に思ってました。それは「歌詞」のみならず「メロディ」「ピアノアレンジ」「歌唱」「世界観」などの全体像に及ぶ話なんですが記事中には歌詞にフォーカスしてもらえたのはとてもありがたいです。
「オーロラの女神~君に捧ぐ」は素晴らしい歌です。
星園が作詞でガツンと魂を入れてくれた「真夏のパンデミック」。あれもよかった!そして「暗闇のオアシス」も世界あるよね。だけど確かに「オーロラの女神」は別格かもしれないと思います。
僕は作詞家として葦木啓夏にも歌詞を提供しています。
「千年の森の物語」「まあるい星の まあるいムラで」「Jump the World」「私の森の風」「Love Song」とかがそうです。愛されている楽曲ですね。
でもね。
「オーロラの女神~君に捧ぐ~」はそれらと少しだけ違うアートなんです。
こだわりや世界観がトータルで細部にまで貫かれているんです。
これは僕一人ではできないんです。
この曲が入ることで作詞家 篠原正司 作曲家 星園祐子のコラボレーションによる世界観がアルバムに彩を添えるという星園の意図もわかります。
しかもそういう土台あってこそのクリエイティブだしレガシーソングなんです。
レガシーソングのクオリティーが常に担保されているのはこうした表現へのひたむきさや星園と篠原の姿勢によるものは本当に大きいと思います。
そして僕が思うことは星園祐子は根っからのアーティストなんですよ。
自分で作った歌をピアノで歌えたりシンガーソングライターとしてライブ活動やら作曲活動が出来たらそれで満足か?と問いてみたらそうじゃないタイプですね。
メロディーもピアノアレンジもこだわりや世界観が貫かれていて「ピン」とくるタイプです。
一緒に作業してたら簡単にわかります。
幼少期はピアノ練習そのものに価値が持てず大変だったかもしれないけど、アート表現や創作のためならというところが最終的にはある気がしますね。
また、作詞に話を戻しますが
昔の歌謡曲はプロフェッショナルの作詞家さんが作詞された熟達した技能が盛り込まれていました。それを「連れて行ってくれた」と表現したのは長岡成貢さん。僕も普段の作詞作業で意識することなんですよね。
よかったら僕と成貢さんのトークライブ見てください。面白いですよ。
13分20秒くらいからご覧ください
くりかえしますが作曲家と作詞家の両輪あっての「クリエイティブ」であり「レガシーソング」だと思います。
「アート」に仕上げるって、実はみんながうれしいこと。日記のように日常を切り抜いた表現(歌)は世の中に溢れていますから。
ひとりひとりの人生はすべからく美しいわけです。
それを前提にどうやって周囲を巻き込み発信していくか?を考えたときに作品性やアート表現は大事な武器になります。
その人の周りに渦やエネルギーが生まれます。
単に歌をつくり歌うだけではそうなりません。
ここですよ。クリエイティブやレガシーソングのすごいところは。
最後には話がクリエイティブのすごさに及びましたが
作詞家 篠原正司が素晴らしいという話と、
作曲家 星園祐子が素晴らしいという話が、
共生してこそはじめてクリエイティブは素晴らしいのですよね。
渦や小宇宙が生まれてこそクリエイションや創造の原点(ひな形)があります。
制作者が信頼しあうところから生まれる世界。
一人ではできない創造の広がり。
「オーロラの女神~君に捧ぐ~」にはそんな原初のひな型があったんですよね。
美しいです!!
アルバムリリースをお楽しみに!
『私しかいないこの世界は こんなにも静かで美しかった』
星園 祐子(闇の美しさを歌う作曲家)初めてのフルアルバム「myself」はレガシーソングとして提供した楽曲をピアノと歌で語るセルフカバーアルバム。
myself/星園祐子
Yuko Hoshizono
~Legacy Songs Self Cover Album~
01.My World
02.憧れの空へ
03.どうせ枯れるなら
04.愛しいわたし
05.夢が見つかるまで
06.黄昏時のカフェテリア
07.大好き!!愛してる!!
08.どれくらいの思いなら
09.セブンティ(Bonus Track)
10.オーロラの女神~君に捧ぐ~
11.流れ星 (Bonus Track)
リリースは今月31日(水)。
2021年の中で超最大の大開運日だそうです、
収録曲「流れ星」ミュージックビデオ公開中
まだの方はご覧いただけたらと思います
『流れ星』ミュージックビデオ