ご支援者の皆さま
お世話になります。
SC-X904のクラウドファンディングも残り3日になりました。ご支援の期間が終わりましても、引き続き当社はご支援者をサポートしていきますので、ご安心ください。
ところで、本日はIMAX ENHNACEDについてご説明したいと思います。
IMAX ENHANCEDは、その名の通り、IMAX Theaterの映像と音声をホームシアターにて再現するコンテンツになります。
その「IMAX ENHANCE」のコンテンツについて説明します。
まず、「IMAX ENHANCED」の映像は、IMAX独自のデジタル・メディア・リマスタリング(DMR)を駆使して、以前のコンテンツもIMAXらしく仕上げ直すそうです。もしそのコンテンツがIMAXカメラで撮影されていれば、IMAXカメラの画角は1.43:1ですので、通常のシネスコ(上下に黒バーがある)では無く、16:9(1.77:1)全体一般のテレビ全体で映画を楽しむことが可能です。まだそのようなコンテンツは少ないのですが、これから増える事を期待しましょう。
そして「IMAX ENHANCED」は音声にも特徴があります。「IMAX Theater」の音声フォーマットは12.0chだそうです。LFEという概念が無いそうです。しかし「IMAX Theater」には大きいサブウーハーを設置してあります。そのサブウーハーからは、全てのスピーカーの70Hz以下の音が出力されるそうです。各スピーカーも大きく、低音は出力できると思いますが、「IMAX Theater」の迫力はその70Hz以下の低音を重視されているのですね。またTheaterの12chの音は、チャンネルベースにて、フロントLR、センター、サラウンドLR、サラウンドバック、ハイトが4本、さらに、センターハイトに分かれます。
その「IMAX Theater」の12.0chを、「IMAX ENHANCED」はdts:Xのフォーマットを使用してリマスタリングされて11.1chになります。センターハイト成分は、オブジェクト技術を使用して、フロントハイトL/Rに振り分けられるそうです。
この「IMAX Theater」の音声を「IMAX ENHANCED」にリマスタリングされる際に重要な事を行っています。通常の映画は、Blu-Rayなどのホームシアターコンテンツへのニアフィールド用のリマスタリングを行う際に、シアター音声の大きな音を圧縮しております。これをDynamic Range Controlと呼んでいるそうです。しかし、「IMAX ENHANCED」は、「IMAX Theater」から同じくニアフィールド用のリマスタリングを行う際には、一切Dynamic Rangeを調整していません。これは、IMAX社がIMAX ENHANCEDを作る際に要求した内容だそうです。ホームシアターでも、IMAX Theaterの感動をそのまま味わってもらいたい、その想いがあるのですね。そして、「IMAX Theater」のDynamic Rangeをそのまま再生出来る機器、こちらがSC-LX904などの「IMAX ENHANCED」認証を受けた機器になります。
「IMAX ENHANCED」認証を受けた機器にはIMAX モードが搭載されています。このIMAXモードをON(初期状態はON)にしますと、IMAX ENHANCEDを最適に再生できる環境になります。その1つにフロントスピーカーがLarge設定であろうが、70Hz以下の音声は全てサブウーハーから出力される事になります。これは「IMAX Theater」と同じ環境を「IMAX ENHANCED」にて再現させたいという想いからその設定になっております。
当社のAVアンプは、「Phase Control」にて、サブウーハーにフィルタリングされた音声と、サブウーハー以外のスピーカーとの位相を合わせておりますので、さらにこの「IMAX ENHANCED」が一体感のある音声で体感できます。そして、もちろん「MCACC Pro」や「Full Band Phase Control」や「全チャンネルハイパワー同時出力」、「熟練の音質チューニング」で最高のIMAX ENHANCEDの環境を体感できるAVセンターと自負します。
なお、現在ご支援いただいた皆様に、IMAX ENHANCEDのディスクをプレゼントできないか検討しております。また決定しましたら、この活動報告にてお知らせします。
何かご不明な点がございましたら、お問いあわせのほど、よろしくお願いいたします。
引き続きよろしくお願い致します。
オンキヨーホームエンターテイメント㈱