みなさま
目標額の30%に到達いたしました!
ご支援ありがとうございます。
今回のご報告では、ある一人の支援者の方に頂いたご意見とそれに対する私の考えを紹介させて頂きます。
「どうして紙にこだわるの?」
カポーティという作家が、こんな文章を書いていました。
「ポケットに手を入れてそのアパートメントの鍵に触れるたびに、僕の心は浮き立った。たしかにさえない部屋ではあったものの、そこは僕が生まれて初めて手にした自分だけの場所だった」(「ティファニーで朝食を」村上春樹さん訳)
鍵が僕にとっての紙であり本です。紙をめくるたびに、僕の心は浮き立ちます。
極論ですが……職場で活躍して、賞状をもらえる場面があるとします。
紙とデータ、どちらかしか貰えないとすれば、僕は紙を選びます。
電子書籍も読みますが、高揚感という点では少し物足りなく思います。
将来的には電子書籍の配信もしたいと考えておりますが、現時点では「紙」のほうが自分の思いが伝わると思い、紙にこだわっています。
メッシが左足ばかりでシュートを打つのは、右足でボールを蹴ることができないわけではなく、左足のほうがゴールが決まる確率が高いからだと思います。
良かったら皆さんも雑誌に対する思い出がありましたら、ご連絡ください。
昔読んでいた雑誌や、毎月買っている雑誌など……そういうお話を聞くことが、いま最も勉強になります。
引き続き、ご支援のほど、何卒、よろしくお願いします。
中田郁也