世界各国の新鋭作家(総勢18名)のSF短編小説を一度に堪能できる一冊『Rikka Zine』創刊号
〜 紙版の通販は今だけ 〜

[あと12日!] 紙書籍の発送に関しまして

 Rikka Zine主宰・橋本輝幸です。

 おかげさまで初日にして目標金額達成、2日目にして100万円突破という素晴らしい勢 いでご支援いただいた本出版企画です。

 さて、ここしばらく、私は在住する神奈川県横浜市近辺で「就労継続支援サービス」を行なっている福祉作業所のいくつかに問い合わせをして、忙しくしておりました。

 福祉作業所が、単発でも封入や梱包など発送支援業務を受けつけていることもあると私が知ったのはごく近年のことです。個人が処理するにはなかなか厳しい量ですし、素人の封入・梱包でお届けするのも不安がありました。

 そこで普段から封入・梱包作業を行なっている施設に業務委託することにしました。皆様からいただいた「送料」の一部は、福祉作業所様にお支払いします。

 「紙の書籍プラン」は、予価プラス500円ほどの価格設定にしています。この500円には、日本語版書籍をお送りする送料と、書籍梱包・発送作業代行の委託費が含まれています。

 というわけで、お申込み数が多くても発送が遅れたり、私の作業負荷が増えることはございません。また福祉作業所様には発送数×単価で費用を支払います。どうぞ安心してご注文ください(笑)

 本誌が紙の書籍の通販を受け付けるのはあと12日間のみですので、皆さまどうぞお買い逃しのないように!

 ここで少し、クラウドファンディングに踏み切った経緯を語ります。

 本企画は、コロナ禍が収束しかけていた4-5月に思い立ったものでした。各地のイベントや即売会に私が実際に行商に赴いて、手売りするイメージでした。

 ところが、新型コロナの感染者は高止まりしたままになってしまいました。

 書店やイベントに足を運ぶ人の数はコロナ禍前より減ってしまいましたし、偶然、本誌を手にとってもらうのは難しくなったでしょう。

 そこでクラウドファンディングのプラットフォームを活用することで、まとめて先行予約を受注することを思いついたのです。

 印刷を発注する前に手ごたえを確認し、適切な印刷部数を見直すチャンスにもなります。プロジェクト自体の宣伝にもなります。

 問題は、数百部の書籍を一気に発送する仕組みでした。

 自分で発送はすまいと当初から思い、ECの配送代行も含めて様々な選択肢を調べました。幸い、発送部数が多少上下しても許容してくださる作業所様を見つけることができました、というのがここまでの経緯です。

 残すところあと12日。皆さまに、周りの方に本誌の存在を広めていただけると大変助かります。何卒ご協力ください!

2022/09/08 20:31