こんにちは。リオンです！ 
突然ですが、皆さんはスーパーヒーローに憧れたことはありませんか？ 
あんな風にジャンプしたい、あんな風に見えるようになりたい、あんな風に聞こえるようになりたい。 
そんな子供の頃の夢に、一歩近づけるかもしれません。

聴覚拡張とは、人間の持っている能力をさらに向上させるという人間拡張の考え方を聴覚に適用したものです。

私たちが目指す聴覚拡張は、以下のような体験です。 
・周りの音が、今までよりも大きく聞こえる 
・会話に集中するために、周囲の雑音を抑える
・聞きたい方向の音にフォーカスする 

じつは、これらはすでに当社の補聴器ブランド「リオネット補聴器」で実現できていました。 
ではなぜ「補聴」とは言わず「聴覚拡張」という言葉を使うのでしょうか？ 

『補聴』は難聴者の聴力を補うことを意味する言葉です。 
それに対して『聴覚拡張』は、聞こえに問題のない方にも「新しい聞こえの体験」を提供することを表す言葉です。 
今回私たちが『聴覚拡張』という言葉を使うのは、聞こえの困りごとをあまり自覚する機会のない方にこそ、聴覚拡張を体験してほしいと考えているからです。 

もちろん、当社が長年の補聴器開発で培った技術・機能をそのまま搭載するわけではありません。
聴覚拡張を違和感なく体験できるように、バイノーラル信号処理や、空間ヒアスルーといった最先端の音響処理技術を開発し、搭載しています。

次回以降の活動報告では、ASMOLAが実現する聴覚拡張機能のそれぞれにフォーカスし、各機能や技術を掘り下げた内容もご紹介していきます。 

お楽しみに！