標高850mの信州・小野で生まれる唯一無二の「日本産ピノ・ノワール」完成へ <ネクストゴール700万円!万全の設備を整えたワイナリーまであと一歩>

ワイナリーの引き渡し日を迎えて

いつも変わらぬ応援をありがとうございます、kirinokaの沼田です。

 

 

6月3日にようやくワイナリーの工事が終了し、引き渡しが行われました。
そして翌日には、ワイナリー入口に「KIRINOKA VINEYARDS & WINERY」と記した小さな看板を設置。

収穫したブドウを冷やしながら一時保存する海上コンテナも敷地内に導入され、外観が整ってまいりました。
とはいえワイナリー内部はまだがらんとしたままで、現在は来訪してくださる皆さまのためのテーブルと椅子の選定などに頭を悩ませています。


さて畑では、大規模な遅霜により多くの新芽が枯れてしまった樹々から、少ないながらも再び新芽が出揃いました。
想定していた生育スピードより半月から1カ月ほど遅れていますが、元来ピノ・ノワールは早熟な品種なので、秋に早霜が降りる前には無事収穫できそうです。

 

ロマネ・コンティより少ない収量となるのはほぼ確実なため、とてつもなく凝縮感が増した味わいになったとしても、2024年物は1本あたりの販売価格をどこまで高額に設定すべきか……こちらの悩みは深刻です。
しかし、今後も耕作放棄地を開墾し、ピノ・ノワールをコツコツと植え続けていく方針に変わりはありません。
自然災害による強制的な収量制限に翻弄されつつ、健全なワイナリー運営を目指して前進あるのみ!
どうぞご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。

2024/06/08 15:44