デビューから2年、医療現場と一般ユーザーの声をうけてさらにパワーアップ。
欲しい聴こえを届ける3タイプが新登場。FILLTUNE Voice/Pure Sound/S size

VOICE体験談

体験談①これまで使用してきたどの機器とも聴こえ方が劇的に違う!

体温計が鳴る音や車の音、お風呂が沸く音……。生活の中にあるさまざまな音がはっきりと聴こえてきて、驚きました。これまでの補聴器では、妻に大声で話してもらってもうまく聴き取れず、笑って誤魔化すことも多かったのですが、VOICEなら会話も楽しめます。ボリュームは大きめですが、テレビも見られるようになりました。無線ですがハウリングも起こらず、従来の補聴器のように、たびたびメンテナンスしなくてよいのも楽ですね。

Aさん(60代)

妻とふたりで飲食店を経営。30代で真珠性中耳炎になり、右耳の聴力を落とす。50代後半で突発性難聴にかかり、左耳の聴力を失う。以来、耳かけ型補聴器を使用し、2年前よりヘクラウドファンディング(GREEN FUNDING)でFILLTUNE CLEARと出会う。

メンテナンスに苦労した耳かけ型

30歳の頃に真珠性中耳炎で右耳の聴こえに問題を抱えてしまったAさん。当時は「まだ左耳が残っている」と、補聴器を使用せずにいましたが、50代で突発性難聴にかかったことで、左耳の聴力もほとんど失われてしまいました。

そのときにはじめて使ったのが、耳鼻科医に薦められた「耳かけ型補聴器」です。「聴こえない」状態から「聴こえる」ようになり、ぐんと生活はしやすくなりました。しかし、毎月メンテナンスに行かなければならないのが負担だったようです。

Aさん

「どなたもそうですが、耳の中にも汗腺があります。程度には個人差がありますが、耳の中の汗が、集音部と音声拡大部をつなぐチューブを塞いでしまうんですよね。それで、月に一度は機器の掃除のために出かけなくてはなりませんでした。ひとりで外を歩くのは不安ですし、妻に毎回つきあってもらわなくてはならず、負担が大きかったのを覚えています」

 

ハウリングを我慢して過ごす日々

その後、腎臓病を患ったことで耳穴が狭くなってしまったため、使用中の補聴器を削って、形が合うように整えてもらいました。ところが腎臓移植手術を受けたところ、今度は耳穴のむくみが取れ、補聴器との間に隙間ができてしまったのです。

 

Aさん

「隙間があることで、たびたびピーというハウリング音が聴こえるようになってしまいました。ハウリングしないように集音部のボリュームを下げると、ふつうの会話は聴き取れません。結局ハウリングを我慢し、妻に大きな声で話してもらうしか解決策がありませんでした」

 

奥様は、「とにかくとても疲れてしまって、もう話をすることが苦痛でした」と言います。

「どのくらいのボリュームでどう話せば聞こえるのか、こちらには全然わからないんです。大声で怒鳴るように話すしかなくて、常にけんかしているみたいでした。日々その繰り返しでこちらは喉を痛めてしまうし、ストレスも溜まって、だんだん話すことが嫌になってしまって……。会話することも減りました」

 

家族との会話が苦痛に

しかも、そんなふうにがんばって話してもらっても、Aさんには子音の聞き分けができないのです。かろうじて聴こえてくる母音から「何を話しているのか」と想像して、判断するしかありません。話すたびに聞き間違いが起こり、そのつど聴き返し、話し直してもらうという、どちらにとってもつらい日々が続きました。

Aさん

「一生懸命聴かなくては分からないから、耳がとても疲れるんです。精神的にも疲れて、ちゃんと聴こえなくても、分かったふりをして、笑ってごまかすことが増えました。テレビを見ても聴こえないし、字幕もスピードが早いから読むのに疲れてしまって、テレビは見なくなりましたね。もちろん妻も、とても大変だったと思います」

奥様

「仕事中もつらかったと思います。ふたりで居酒屋をやっているんですが、お客さんの話が聴こえないから、わたしがいつも間に入って……」

 

ふたりの暮らしは、徐々にストレスの多い毎日に変わっていってしまいました。

 

ヘッドフォン型に救いの兆し

そんな暮らしが2年も続いたある日、Aさんは「ヘッドホン型補聴器」の存在を知ることになります。ヘッドフォン型であれば、従来の補聴器のようにメンテナンスの必要がなく、ハウリングも起こりません。

ただ、商品の性質上、集音部と音声拡大部の距離を離す必要があり、その問題がまた生活の妨げになっていきました。

Aさん

「有線の補聴器、老眼鏡とコロナ対策のマスク……。着脱のたびいちいちコードがからまり、とても手間でした。その後、ワイヤレスタイプも購入しましたが、街中にある自動ドアから出る赤外線のせいで音が切れたり、突然大きな雑音が入ってきたり。これまでよりはよくなっていても、毎日のことですから、それなりにストレスがありました」

FILLTUNE CLEARが暮らしを変えた

AさんがクラウドファンディングでFILLTUNE CLEARを手にしたのは、それから2年後のこと。これまで離さなくてはならなかった集音部と音声拡大部が近づいた設計で、コードのからまりや、無線が切れるなどの心配が解消されるはず……! と、Aさんの心は踊りました。

 

「使ってみてびっくりしたのは、まずこれまでに試したどの機器とも、まったく違う聴こえ方だった、ということでした。何となくではなく、劇的に違うんです。音量を上げれば、テレビの中の会話も聴き分けることができます」

 

そのようすを見ていた奥様は、「これまで自分は何も分かっていなかったと反省した」といいます。

「聴こえない人も、補聴器があれば聴こえるようになる、って思っていたんです。だから、補聴器がダメならもうしょうがないんじゃない? って諦めていましたが、探すのをやめなくて本当によかったです」

 

VOICEでさらに暮らしが豊かになる

2023年11月FILLTUNE CLEAR改良版(音量UP)試聴機のVOICEを、Aさんにいち早くお試しいただきました。すると、新たなできごとが。

「お店ではBGMを流しているんですが、VOICEをつけたら、夫が『音楽が聴こえる』って言うんです。今までずっと流していたのに、何も聴こえていなかったなんて、考えてもみなくて。お客さまの小さい話し声も聴こえているし、インターフォンなどの電子音、救急車のサイレン、車の音も聴こえています。テレビもまた一緒に見られるようになりましたし、外を歩くのが怖くなくなったのも、大きなできごとです」

 

「音質は予想以上だった」と、Aさんからは絶賛の声が上がりました。

「今までは聴こえなかった体温計の音、お風呂が沸いたことを知らせる電子音、会話の子音の違いももちろん、はっきりとよく聴き取れています」

 

2024/02/09 11:37