2022年はコロナウイルスが少し収まり、みなさまの生活がまた活気を持ち、ご健康と平穏、そして明るい日々が訪れることを祈っております。
去年はコロナ禍で制作はなんども撮影のキャンセルや仕切り直しを迫られ、いつもにもまして思い通りに行かず大変でした。また、発表の機会もほとんどなく、先行きが見えず精神的にも辛い一年でした。
やはり、アーティストにとって作品を観てもらえるのは命のようなものだと改めて思うこの頃でした。いつもサポートしてくださっている皆様に感謝をお伝えしたいと思います。
そして今年は（今年こそ！）、もはや足かけ3年にもなる映像作品がなんとか完成できそうです。春にバルセロナのサンパウ建築群内の展示室で発表できると思いますが、状況が悪化しないことを祈るばかりです。
今回は今までの自分が関わったプロジェクトのなかでも協力してくださっている方の数が多く、身の引き締まる思いで進め、時間も労力も比べものにならないくらいかかった渾身の作品です。早く皆さまにお見せできることを願っています。
みなさんへの内覧とは別にまたどこかで発表できたらと思っていますが、今のところ決まった予定はありません。せっかくの作品ですのでより多くの方にご覧になっていただきたいと思います、また展示の機会ができましたらお知らせしたいと思います。
そのようなわけで、今朝は唐辛子のような3回目のワクチンを打ち、少し右腕が痛むのを眺めつつ、年明けからアナグマのように映像編集に励んでいます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
