西武・そごうでは、スキーファンにはおなじみのOGASAKA SKIブランドのシューホーンを企画しました。腰を曲げずにかがまず使える、ロング丈の靴べらを作りたいと考えています。
西武・そごうのスポーツ部を担当している相澤です。
私は長野県出身で、学生時代スキー部に所属しておりました。東京に出て来てからはかなり滑走日数も減りましたが、今でも毎シーズン滑りに行っています。
現職のスポーツ部マーチャンダイザーという立場でスポーツ用品を扱っている中で、スキーファンに喜ばれる商品、新たにスキーをやってみようと思えるような商品が無いか模索していました。そして、いつもスキーを感じられ、日常でも利用できるモノが無いかを考えている時に、スキー板に使う木材でスキー形状のシューホーンを作ってみたらどうだろう？と思いついたのです。
どうせ作るなら、日本を代表する国産スキー専業メーカーに作ってもらおうと思い、OGASAKA SKIブランドのスキー板を手がける長野県の小賀坂スキー製作所にお願いしました。そこで以前に100周年記念限定スキーを販売された時の記念品として製作した経緯があることがわかり、今回その時の経験も生かして初の商品化に前向きに取り組みたいとの快諾をいただきました。
スキー板の形状にもこだわり、カービングラインやスキーベントまでが再現され、往年のスキーファンにはたまらない復刻デザインの刻印までしていただける予定です。有名スキーメーカーが手がけた「日常で使える」こだわりの逸品を目指しています。
1912年に創業した長野県にある小賀坂スキー製作所は、100年以上続く国産スキーメーカーとして、最高の技術と絶大な信頼を誇るブランドです。1912年の創業以来一貫して「木」にこだわり、木そのものが持つ素材特性を生かしながら様々なテクノロジーを駆使してスキー作りを続けています。
※「小賀坂スキー製作所」刻印は裏側に変更になります。
※お渡しさせていただく商品について、靴べら・スタンド共にマット仕上げとなります。
「ジャパンメイド」ならではの高性能・高品質のスキーは、その拘わりによりプロからの信頼も厚く、世界で活躍するトップスキーヤーが使うスキー板も数多く製造しています。
今回提案する「スキー板型ロングシューホーン」も、そんなスキー板と同じ製造ラインで作りたいと考えています。小賀坂スキー製作所にとっても日常生活で使われる製品を作るという新たなジャンルへの挑戦となり、やりがいを感じていただいています。
なにより小賀坂スキー製作所の皆さまがやる気になってくれたのは、嬉しかったですね。
小賀坂スキー製作所 HP：http://www.tanabesports.jp/album/04/04ogasaka_factory/04ogasaka_factory.html
「スキー板型ロングシューホーン」の材料には、小賀坂スキー製作所が高級ハンドメイドスキーの芯材に使用している北海道産のイタヤ材を使います。重厚で粘りが強く、耐久性の高い材料なので、毎日のように使うシューホーンにしても最適です。
国産の天然素材を使ったシューホーンは、現在出回っている商品としてはあまりないのですが、ぬくもりや安心感を得られる上質な質感にも満足していただけるはずです。長さは、通常のシューホーンは長くても70㎝未満なのですが、「スキー板型ロングシューホーン」は78㎝で設計しました。これにより、身長の高い方でも腰を曲げずに使うことができます。
また、スキーブーツ型のシューホーンをセットする台も付属しており、玄関のインテリアとしても満足いただけるものになるはずです。こだわりがいっぱいのOGASAKA SKIブランドの「スキー板型ロングシューホーン」なら、スキーファンやペンション・ロッヂ経営者へのプレゼントとしても、最適なのではないでしょうか。
※2017年1月20日（金）以降のお渡し予定です。
