昨年11月に刊行された、『逆さに吊るされた男』(河出書房新社)が話題を呼び、現在超ご多忙の田口ランディさん。本書は実際に起きたオウム真理教による地下鉄サリン事件を題材にしており、しかも実行犯のY氏との長年の交流をもとにして描いた衝撃的な私小説。今月に入ってから書評やインタビュー記事が続々と掲載されています。
http://runday.exblog.jp/29035597/
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309024820/
先週の金曜日、田口ランディさんは書店でのトークイベント直前にもかかわらず、発起人の近谷浩二を激励してくださいました。
田口ランディさんは本プロジェクト開始当初よりtwitterでについて応援、情報拡散してくださっていました。そしてなんと、今回の『Smaller and Smaller Circles』のプロジェクトをきっかけにフィリピンに大変興味を持たれ、『Smaller and Smaller Circles』のエージェントであるJacaranda Agentにも多いに刺激を受けたそうで、早やければ今春にもフィリピンに行かれるそうです。何という行動力!!
新しい出版のあり方、日本文学がもっと世界の言語に翻訳されるためにどうしたらいいか、いろんなことを、考えるきっかけになるプロジェクト。このフィリピンの傑作をぜひ日本語で読みたい!応援してます。 https://t.co/siaVnkKTDM
— 田口ランディ(Randy Taguch) (@randieta) 2017年12月20日
この「フィリピン発のミステリー」を翻訳してほしいのは、この作品がフィリピンの「暗部」を浮き彫りにしてると評判だから。アジアの出版エージェントが「すごい!」と評価しアメリカでヒットさせた作品。フィリピン・ノワールに興味ある。アジアが抱える闇はまだ作品として体験していないものだ。 https://t.co/VP6J5zwNgI
— 田口ランディ(Randy Taguch) (@randieta) 2018年1月22日
そして2月4日(日)には「ポトラ」というブックフェアを開催されます。このイベントにはサウザンブックスの古賀と、『Smaller and Smaller Circles』クラウドファンディングの発起人である近谷浩二の対談も予定されています。
「本がすき/編集したい/本屋さんをひらきたい/出版社になりたい/面白い本と出会いたい/本を書きたい」といったことに興味のある方は、是非とも「ポトラ」のサイトをチェックしてみてください 。
詳細はこちら→http://potora.site/