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日本初のレズビアンマザー絵本を誕生させたい!
絵本『In Our Mothers’ House (ママたちの家で・仮)』を翻訳出版して
全国の学校や図書館に届けたい!

プロジェクト終了まで残り二日間になりました!

こんにちは、サウザンブックス「PRIDE叢書」編集主幹の宇田川しいです。
みなさまのご支援のおかげで、先日無事に目標金額を達成しました。
これでPRIDE叢書の二冊目となる『In Our Mothers' House』を出版することが出来ます。ほんとうにありがとうございました。
 
今回は当初、戸惑いながらの挑戦でした。それは僕自身がレズビアンではなく、また、子育てをしたこともないという当事者性の希薄さからでした。
 
しかし、応援してくれたにじいろかぞくや、こどまっぷ、レインボーフォスターケアの皆さんをはじめとして、多くの方とお会いしてお話しするうちにさまざまなことに気づかされました。
 
ひとつは、この絵本をレズビアンという括りで考える必要は必ずしもないのだということでした。ただ女性ふたりがともに子どもを育て家庭を作っている。その生活を描いた絵本を語るうえで、セクシュアリティについてはさほど重要なことではないように思えてきました。
そして、僕と同じゲイのカップルで、将来、子育てをするために活動している人たちと出会うことで、ゲイのカップルもまた、多様な家族のひとつであり、可能性としては僕自身も子育てをするかもしれないのだと気づくことが出来ました。
 
こうして当初の迷いは消え、同性の親の作る家庭を自分ごととして考えるようになったのです。そして、当初は伸び悩んでいた支援者数が、みなさんのご協力のおかげで中盤以降いっきに増え、期日を一週間あまり残して100%を達成することが出来たのはおどろきでした。
 
クラウド・ファンディングの期間はあと二日間、この土曜、日曜を残すのみとなりました。この機会にひとりでも多くの方に『In Our Mothers' House』をお届けしたいと思っています。
 
1冊をお手元に、もう1冊を図書館などに寄贈するペイフォワードコースや、お名前を奥付に記載させていただくコースなど、さまざまなコースが利用できるのはファンディング期間中だけになります。最後まで、情報拡散などにお力添えくだだいましたら幸いです。
 
今後もPRIDE叢書では、世界のLGBT本を手がけていきます。
引き続き、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

宇田川しい

 

2018/05/25 12:13