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ボローニャ国際児童図書展ラガッツィ賞を受賞。
世界14ヶ国語に翻訳されている、
メキシコ生まれの真っ黒な美しい絵本を翻訳出版したい!

発起人・本橋祈よりプロジェクト成立のお礼メッセージです。

こんにちは。発起人の本橋です。

8月3日にスタートしたこの『色についての黒い本・仮』翻訳出版プロジェクト。サウザンブックスからご報告とメールが届いているかと思いますが、10月27日(土)の午後4時過ぎに目標金額を達成しまして、日本語版の製作が決定となりました。そして、さらにその後も支援が増え続け、最終的には、590人の方から3,943,560円のご支援をいただき、プロジェクトは10月31日午前0時に終了となりました。

本当に、本当に、たくさんの方からご支援をいただき、ありがとうございました。心からお礼申し上げます。

翻訳を引き受けてくださることになった宇野和美さん、編集をご担当くださることになったほそえさちよさん、ありがとうございました。

そして、無鉄砲で勢いがあるだけの私に、発起人の立場を与えてくれたサウザンブックスのスタッフのお二人の信頼に対しても、お礼を言いたいと思います。

企画のスタート時は、達成できる気がしませんでした。
その一方で、きっと成立できると信じていました。

本当に多くの方と、心がつながったと思いました。
同時に、ずっと孤独を感じていました。

90日間、落ち込むこともなく、ただ必死でした。
でも、何度も挫折して、あきらめそうになりました。

全部、本当のことです。
世界は矛盾に満ちていると思います。

でも、矛盾や対立を乗り越えるために、人は知恵をしぼるのだと思います。
やりきれない心や体を生き抜くために、人は芸術を生み出したのだと思います。

黒くてカラフルという、深くてシンプルな絵本の日本語版を、皆さんのお手元に届ける日を楽しみにしています。

まずはここまで、本当にありがとうございました。

2018/11/01 11:56