12月5日、発起人パトリック・ロードンの声かけで、『おもいやり組織論』原書読書会を開催しました。
まず、発起人から自己紹介をかね、圧倒的なシェアの英米のビジネス書だけではない、フランスのビジネス書を紹介したかった、というプロジェクトの動機についての話がありました。しかし、実はこの本、フランス人らしからぬポジティブさらしく、批判精神旺盛なフランス人からいくと珍しいタイプだそうです。
続いて、日本語でまとめたレジュメをもとに、具体的な事例などの解説を交えて内容を紹介します。
本の内容についての質疑応答では、今話題のティール組織とはなにが違うのか?などの議論を通して本書は単なる組織論にはとどまらない、組織のありかたそのものを問う経営哲学に通じる内容であることを理解することができました。新しい働き方や組織のありかたを提示する、人事、組織担当者だけではなく、経営者はじめ、全ての働く人に読んでほしい本です。
最後に、クラウドファンディングを成立させるためには?というテーマでのアイデア出しも行いました。
哲学カフェの開催や、事例紹介の追加、インフルエンサーに発信してもらう、など、こちらのディスカッションも盛り上がりました。
今後の活動の参考にしますので、どうぞお楽しみに!
最後に記念撮影。参加人数は4名と少なめでしたが、内容の濃いお話ができました。