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さて、早速ご覧頂いた方の声も頂いておりますが、本書に登場する「ビオディナミ農法」とはいかなるものなのか? そこから生み出される「ビオディナミ・ワイン」の特徴とは? そんな疑問が少なからず寄せられています。特に、今回の企画にちなんだコース「書籍+ビオディナミ・ワイン」について、「興味はあるけど、ビオディナミ・ワインってなに?」といった心配もあるようです。今回はこの「書籍+ビオディナミ・ワイン」のセットで提供する予定のワインを2つほどご紹介しながら、簡単な解説を加えてみたいと思います。
(発起人 京藤)
ビオディナミ・ワインとはどんなワイン?
「ビオディナミ農法」とは化学農薬や除草剤を排除する有機農法の中でも、独自の厳格な規定を設けた農法。特に天体の動きに注目した農作業や、家畜の排泄物を利用した独特の調合剤の散布などは、土壌や植物の生命力を極限に引き出します。高いエネルギー環境により生み出される葡萄は力強く、そこから出来るワインもエネルギッシュ、かつ繊細で、身体にもやさしいのです。酸化防止剤の使用も極力抑え、一般のワインとはまた違った味わいがあります
このセットで購入できるビオディナミ・ワインはどんなもの?
ビオディナミ農法には多くの手間がかかり、その葡萄を用いたワインも生産量が少ないのが通常です。さらに時期によって確保できるワインの数にも限りがあります。今回のセットでご提供するワインは、あらかじめ数種類を候補にして、出荷の時に最善の商品をお送りするようにします。その際、次の基準で選択することをお約束致します。
1) 本書に登場するリシャール・ルロワ氏のワインの品質の近いものをご提供する。
2) フランス産の白のビオディナミ・ワインに限定する。
3) 味わいに信頼性と安定感のあるものをご提供する。
では、実際に購入できるワインはどのようなものか。今回予定しているワインの詳細をご紹介します。現状、来春の入荷がかなり確実なものを選んでおりますが、変更の可能性もございます。しかし、ワインの品質は同等のものを揃えますので、目安として頂ければと思います。
ジュリアン・ギュイヨ(ブルゴーニュ)
マコン・クリュジーユ キュヴェ・アラゴニット
2018年 750ML 白ワイン 品種:シャルドネ
ドメーヌの持つ一枚畑の斜面上部のアラゴナイトをより含む粘土石灰質土壌。クリスタルのような方解石が畑にたくさんあります。石灰質が土壌の表面を深く多い粘土まで15~50cmの深さがあります。根をしっかり張るまで時間がかかりますが、しっかり根を張ることで、非常にアロマティックでミネラルたっぷりのワインが生まれます。蜜のような広がりある味わいとボリューム感。ドメーヌの白のトップキュヴェです。
ビオディナミ栽培
生産者ジュリアン・ギィヨ氏とワイン造りの詳しい情報は、
こちらURLよりご覧いただけます。
http://www.niban-doori.com/vignerons/list/julien_guillot.html
ラ・フェルム・ド・サンソニエール(ロワール)
ラ・リュンヌ
2019年 750ML 品種: シュナンブラン
ビオディナミにより研ぎ澄まされた感覚あるシュナンブランの銘酒。蜜のシュールで美しい表現にミネラル感がキッチリと生きる白ワイン。自然とともに生きるマルク・アンジェリの想いが伝わる名品。
ビオディナミ栽培
生産者マルク・アンジェリ氏とワイン造りの詳しい情報は、
こちらURLよりご覧いただけます。
http://racines.co.jp/?winemaker=la-ferme-de-la-sansonniere
※「書籍+ビオディナミ・ワイン」コースは人数限定コースになります。
※ コース変更は、クラウドファンディングHPの「マイページ」からお申し込みくださいませ。