こんにちは、サウザンブックスPRIDE叢書です。クラウドファンディングへのご参加有難うございます！プロジェクト開始にあたって、チームメンバーのプロジェクトに託す想いをご紹介させていただきます。
中岸巧
性のあり方で悩むユースの心に、包括的に寄り添いたいです。人間だれしも、人知れぬ悩みを抱えていることと思います。特に若い時の悩みは、解決できれば良いけれど、相談相手が分からない、必要な支援を見つけられない等、助けを求めることすら難しい場合があると思います。特に性のあり方に関しては、教育として学ぶ機会も義務づけられていませんし、大人でさえ知らない・分からないことが多い現状です。今回のコミックエッセイで多様な性のあり方、そして生き方の有様を多くの方に発信します。多くの方を巻き込み、正確で優しい情報を社会へ届け、包括的にユースの心を支えたいです。
Nao Hanaoka
私はこのプロジェクトを通じて、LGBTQ+に関する様々な事柄をみんなで考えていく問題にしていきたいと感じています。もちろん今悩んでいる人たちにポジティブなメッセージを伝えていきたいのはもちろんですが、悩んでいる人が変われば良いのだという自己啓発になってはいけないと思います。まだまだ社会に残る困難性、不平等、差別に対抗していき、全ての人が性の多様性に対し自分ごとと捉えることができるような機会を提案できることを願っています。
伏谷亮太朗
このコミックエッセイが、LGBTQ+ユースとその周りの人が自身のセクシュアリティやジェンダーについて考え、そこからLGBTQ+ユースには少しでも明るい自分の将来像を描くための助けになる。そしてより多くの人にLGBTQ+についての正しい知識を得るものになってほしいです。私自身、高校生の頃は学校と家庭が自分にとってのコミュニティであり、どちらのコミュニティも私にとって大切だからこそ、怖くて誰にも相談できず、1人で自分のセクシュアリリティの向き合い方にとても悩んでいました。このコミックエッセイには、LGBTQ+ユースが自分の居場所をみつけるための情報に加え、ユースや教員などがアライ（支援者・理解者）として寄り添うための正しい知識も積極的に掲載しています。「みんなで考え行動する」きっかけになり、自分自身について「話せる」環境づくりにつながることを強く願っています。
Ritsu Miyake
私は地方で生まれ育ち、現在も暮らしています。地方では、都市部と比較して、LGBTQ+に関する情報を得る手段・機会が少ない、安心して過ごせる居場所が少ないのが現状です。私は学生時代、性自認に関することで攻撃を受け、悩んでいましたが、相談先や居場所は見つけられませんでした。同じように苦しむ人達がいる現状を変えるために、自身の経験を無駄にせず、レガシーとして残したいという気持ちを強く持っています。私はこのプロジェクトで、住んでいる地域に関係なく、全国のユースやその周りにいる大人たち、全ての人にLGBTQ+を含めた様々な多様性について知る・考える・行動するきっかけを届けたいと思います。
山口歩実
自分がLGBTQ+の1人であることを受け入れられるようになったのは、私が高校生だった当時の友人たちのおかげです。好きな人ができてから早い段階で「同性を好きになっても周りから遠ざけられないんだ」と思えたことで、よくある恋愛トークでもあまりストレスを抱えずに自己開示できるようになりました。LGBTQ+のうちの同性愛者は、テレビや小説の物語の中でいじめの対象になるなど、ネガティブな印象を植え付けられやすかったように思います。しかし、私のように周りからセクシャリティを個性として理解され、誰からも攻撃を受けることなく「なんでもない生活」を送ってきた人間がいるのも事実です。
このプロジェクトを通して、セクシャリティと同様にどのようなマイノリティにおいても、より多様性を認め合える世の中の実現に貢献したいと思います。
Sara
まずは私たちと同世代の仲間たちへ。LGBTQ＋だから、マイノリティだからといって諦めなきゃいけない夢も目標もどこにもないということを伝えたいです。メディアでは辛い経験や問題が取り上げられることが多いけれど、私たちユースにはこれだけ力があること、前を向いて生きている仲間がいることを知って欲しい。そして、全ての人へ。たとえ理解することが難しくてもとりあえず少し見てみよう、触れてみよう、そんな風に思えるような魅力が沢山詰まった作品を作りあげていきたいです。
チームメンバーの想いを反映し、読者の皆様にも満足いただけるような、
優しさと勇気、そして正しい情報が詰まった1冊を目指して頑張って参ります！
これからプロジェクト終了日まで、情報拡散へのお力添えどうぞ宜しくお願い致します。
