こんにちは。『ホイッピンク・ガール』翻訳出版プロジェクトの遠藤です。トランスの経験を綴った素晴らしいエッセイであるこの作品がなんとしても日本語でも読めるようになってほしい、と思って、はじめたクラウドファンディングでしたが最終的には655人もの方からのご支援を得て、無事プロジェクトを成立させることができました。
改めてありがとうございました。
この間、たくさんの方の「読んでみたい!」というコメントや「この本の面白いところは〜」といったご紹介をいただき、ひとつの作品をめぐりみんなでわいわい話せたことが楽しく、そして勇気づけられる思いでした。トランスの人たちの経験を「説明させられる」のではなく、自分達のために話すことは、こんなに楽しいことだったんですね。そして、無理解や偏見が飛び交う中であっても、これだけ多くの方が「ホイッピンク・ガール」が日本語で出ることを楽しみにしてくれていた事実は、それ自体が差別や偏見にいま苦しんている仲間にあたたかいメッセージとなったように感じます。
翻訳出版された暁にも、この本がたくさんの人たちに愛されて、わいわい話されるような使われ方をしていただけたらと思っています。
このたびはプロジェクトへのご協力をいただきありがとうございました。
ホイッピングガール応援チーム
代表 遠藤まめた
クラウドファンディングへの金銭的なご支援有難うございました。そしてたくさんの皆さんが応援メッセージを寄せてくださったこと、トランスコミュニティに対する攻撃が酷くなるなか、SNSでこのプロジェクトを話題にしてくださったことに心より感謝申し上げます。
これで私たちはようやくスタート地点に立つことができました。
トランス・コミュニティに対する熱い思い、怒り、お茶目な一面など、章ごとに違うジュリア・セラーノの声をどんな日本語にしてお届けできるのか、私にとって大きなチャレンジです。同時に、セラーノのメッセージを、日本の皆さんがどのように受け止め、どんな形にしてくれるのか早く見てみたいと心が躍ります。ですから、なるべく早くお届けできるように頑張りたいと思います。
ご支援、ほんとうに有難うございました。
ホイッピングガール応援チーム
翻訳者 矢部 文
※書籍制作の様子は、今後もこの活動報告の中でお知らせしていきます。
※今後、一般販売の予約などはコチラのページからご対応くださいませ。