皆さん、こんにちは。サウザンコミックス編集部です。
前回、『アステリオス・ポリプ』の0校とフォント案が出てきたことをお伝えしました。その後、翻訳者の矢倉さんとはせがわさんに修正を加えていただき、今回、それを反映した初校が出てきました。キャラクターごとにフォントも割り振られています。
『アステリオス・ポリプ』初校。キャラクターごとにフォントが割り振られました。
矢倉さんとはせがわさんには、この後、再校、三校、場合によっては四校、五校と、納得いくまで修正を重ねていただきます。
このように翻訳作業については順調に進んでいるのですが、本の完成まではあいにくまだ時間がかかってしまいそうです。もともとの作品が日本語環境で作業するのが難しい、デザイン作業に時間がかかるデータ作りになっていることに加え、作者側から印刷工場を指定されており、そこが海外の工場のため印刷工程に時間がかかることが見込まれています。これまで「2023年秋以降に全国書店で発売予定」とお知らせしてきましたが、本が完成するのは、おそらく年明け、2024年に入ってからになってしまうのではないかと思います。お待たせして大変申し訳ありませんが、どうぞご容赦ください。時間がかかる分、いい本をお届けしますので、楽しみにしていてください!