クラウドファンディング発起人の小林です。
クラウドファンディング実施の期間半分を過ぎ現在目標金額の4割に到達しようかというところです。「ジェンダー・クィア』は、アメリカ国内でLGBTQをテーマとする優れた作品として高く評価され、8ヶ国語に翻訳されています。その一方で、2020年頃からアメリカ国内での宗教保守層からの攻撃に遭い、学校の図書館や公共図書館の棚から撤去され、「禁書」として扱われている状況もあります。
このような経緯に照らし合わせても、「自分で決めたジェンダーで生きる」ジェンダー・クィアとしての自身の生い立ちを幼少期から青年期まで丁寧にたどった作品が、日本で刊行されることは大きな意味があると考えています。これまでにクラウドファンディングにご支援頂き、また関心を寄せていただいてきた皆さまに本書を届けられるべく今後も奮闘しておりますので、是非引き続きご支援いただくとともに、クラウドファンディングについて身近な人に伝える、ソーシャルメディアで情報を拡散するなど周知にご協力いただければ幸いです。
本書についての情報を発信しているnote.のマガジン
【発起人の近況・活動について】
新刊『ジェンダー目線の広告観察』(現代書館)を上梓しました。
ポリタスTVに出演し、本書刊行の経緯と内容についてお話ししておりますので、ご興味があれば是非ご視聴ください。
拙著の刊行記念として幾つかイベント開催が予定されています。
こちらの方も是非ご参加ください。
9月16日
小林美香×堀川修平「性を語る、わたしを守る」
『ジェンダー目線の広告観察』(現代書館)
『「日本に性教育はなかった」と言う前に』(柏書房)W刊行記念
(下北沢 本屋B&B) 対面・オンライン・見逃し配信つき
10月1日
小林美香×尾辻かな子(前衆議院議員)
「広告ハンターと選挙ポスター観察!」
(大阪 Lateral) 対面・オンライン・見逃し配信つき
『ジェンダー目線の広告観察』の刊行を記念し、広告ハンターこと小林美香が、「第7章 広告と公共性 消費者教育のためのメディアリテラシー」で対談した尾辻かな子さんをお招きし、本書執筆の契機の一つとなった2022年11月の「JR大阪駅の御堂筋口の性的広告を巡る炎上・議論」をはじめとして、広告と公共性の関係、消費者教育の課題についてお話しします。また、選挙ポスターによって政治家のイメージがどのように作り出されているのか、ポスター表現の中に政治家・立候補者のジェンダーに関わる価値観がどのように反映されていくのかということを、さまざまな政治家、政党のポスターや尾辻さんの政治活動の経験も踏まえながら考えていきます。身近な選挙ポスターを違う角度から観察することから、政治家・政治に対する新しい発見が生まれることでしょう。
10月7日
『宗教右派とフェミニズム』&『ジェンダー目線の広告観察』W刊行記念トーク
斉藤正美×小林美香|政策と広告を「読む」:リプロダクティブ・ヘルス/ライツを守るために
(オンライン・見逃し配信つき)
わたしたちがリプロダクティブ・ヘルス/ライツ(性と生殖の自己決定権)を守るためには、国や自治体の政策の狙いや背景を知り、広告を分析することが重要になってきます。
右派の動きを調査してきた斉藤正美さん、広告のジェンダー観に注目してきた小林美香さんと一緒に、政策のありようを考え、広告に潜む意図や目論みを読みとっていきましょう。
達成率折り返しが見えてきました!
SNS等での情報拡散にどうぞご協力をお願いいたします!!