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女性ふたりの結婚式
『ジュリアンとウエディング』を翻訳出版したい!

「結婚の自由をすべての人に」訴訟東京一次原告で、にじいろかぞく共同代表の小野春さんから応援コメント

こんにちはサウザンブックスPRIDE叢書です。
現在、全国各地で進行中の「結婚の自由をすべての人に訴訟」の東京一次原告のおひとりで、子育てをしている/子育てをしたいLGBTを中心に、その周辺をゆるやかにつなぐ団体「にじいろかぞく」の共同代表の小野春さんから、応援コメントが届きました!
 


好きなものを着て自分らしく生きるジュリアンの様子を描いた美しい絵本「ジュリアンとマーメイド」の待望の続編、ということでとても楽しみにしています。

今度の本は、そんなジュリアンにお友だちができて、そのお友だちや、あのおばあちゃんたちと結婚式にいく様子が描かれます。
ジュリアンらしくドレスアップして向かった先の結婚式は…
結婚式の様子を、よーく見てください。
結婚しているのは…そう!女性同士のカップル!
しかも黒人女性のカップルです。

どうしても見えないものになってしまいがちな女性同士のカップル、さらに黒人女性同士、、という、社会のなかでも厳しい立場に置かれやすいカップルの、幸せな1日をごく自然に描いていて、それをジュリアンたち子どもたちがこれまたごく当たり前の結婚式として参加する、というこのストーリーは、いま日本で、戸籍上同性になるカップルにも結婚制度が使えるようにする裁判(いわゆる同性婚裁判)の真っ最中である私にはとても羨ましく見えます。
いつか日本も、こんなふうに、同性のカップルも「ただの幸せな結婚」が当たり前にできるようになるといいな…と願わずにいられません。



(撮影 植本一子)

小野春
「結婚の自由をすべての人に」訴訟東京一次原告/にじいろかぞく共同代表 


小野さんの著作『母ふたりで“かぞく”はじめました。』(講談社)
https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000327937

2024/05/22 10:15