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地獄の墓掘人と呼ばれた伝説のプロレスラー
ローラン・ボックの闘いに満ちた人生
『BOCK!』を翻訳出版したい!

ローラン・ボック氏からメッセージが届きました!

ドイツ・シュツットガルト在住のローラン・ボック氏の写真が届きました。ボック氏は、8月3日に80歳の誕生日を迎えました。写真は、自伝「BOCK!」著者のアンドレアス・マトレ氏が撮影したボック氏の誕生会でのスナップショットです。ボックさんの無愛想なところは昔と変わっていませんね。今でも怒らせるとスープレックスで投げつけられそうです(笑)。

 

アンドレアス・マトレ(左)、ローラン・ボック(右)

 

 

ボック氏からは、日本語翻訳版の出版を応援するメッセージも届きました。

 日本翻訳出版の企画があることをボック氏ご本人に知ってもらえ、メッセージをいただけるとは、発起人にとっては夢のようです。

 

 

【メッセージの内容】

 

ローラン・ボックより日本のみなさんへ 

 

 日本のファンの皆さん、そしてドイツの戦後の歴史に関心を持つ日本の読者の皆さんに、ご挨拶申し上げます。

 

 私は今年80歳になりました。これまで私は浮き沈みの激しい刺激的な人生を送ってきました。そんな私の人生は、多くの戦後のドイツ人起業家の典型的な生き方だったかも知れません。

 

 この本には、私の周りで巻き起こった、みなさんの想像が出来ないような様々なエピソードを書き記しています。今は私がやってきたような破天荒なことができる時代でありませんが、自分の人生で数々のクレイジーな挑戦をしてきたことに、全く後悔はありません。

 

 そして私の人生のキャリアの中で、重要な部分を占めていたのがプロレスです。日本は、このスポーツが最もプロフェッショナルで真剣な方法で取り組まれてきた世界でも類を見ない国だと言えます。私は日本へ遠征したこと、特に友人となったアントニオ猪木との試合のことはいつまでも忘れていません。それは私にとって、懐かしい、そしてかけがえのない宝物なのです。

 

 日本の皆さんがこの本で、刺激を受け、興味を持ち、楽しい時間を過ごしていただける事を願っています。

 

 

ドイツにて

ローラン・ボック

 

 

 

ローラン・ボック氏は、自伝の冒頭部分で「最後の試合から40年以上経過しても、日本のファンが、いつまでも自分のことを覚えてくれることが嬉しい」と語っています。日本向けの翻訳出版予定など無く、ドイツ国内の読者のみを想定している段階での記述です。それだけ日本とアントニオ猪木に思い入れがあるのでしょう。

 

 届いたメッセージからは、ボック氏が自伝の日本語翻訳版が出版されようとしていることを喜んでいることが伝わってきます。

 ボック氏の期待に応えるためにも、目標達成できるよう頑張ります。よろしくお願いします。

 

(沢田 智)

 


 

開始から2週間で100名以上の方に応援いただきました。ありがとうございます!!

引き続きSNSでの拡散等ご協力をお願い致します。

 

 

 

2024/08/13 15:52