■木村光一さんからの応援メッセージ
プロレスのリングにおいて、不穏試合やアクシデントではなく、互いに了解の上で一線を越える闘いをしたのはローラン・ボックとアントニオ猪木だけではないでしょうか。
かつて、私は猪木さんに直接、ボックへの思いをインタビューしました。そして時を経て、今、沢田さんのご尽力によって、そのボックが胸の内をすべて語った貴重な一冊が私たちのもとに届けられようとしています。
きっと猪木さんも読みたかったであろうローラン・ボック自伝。猪木ファンの皆さん、力を合わせてこのクラウドファンディングを成功させ、アントニオ猪木の魂に捧げましょう!
インタビュアー、ライター、作家、フォトグラファー、その活動をひと言では紹介しきれない木村光一さん。2023年に刊行された著書「格闘家アントニオ猪木~ファイティングアーツを極めた男~」は、アントニオ猪木に長期間に渡って密着、繰り返しインタビューを行って引き出すことができた言葉、さらに猪木さんが不意に語った言葉にも注目して構成されています。その中から「アントニオ猪木の格闘技術」を探る、猪木ファンにとってはバイブルとなる一冊です。
木村さんが現在取り組んでいるテーマは、「マンモス鈴木とは何だったのか?」。 日本プロレスの若手時代、ジャイアント馬場、アントニオ猪木、大木金太郎、と共に元祖“四天王”に数えられたマンモス鈴木について徹底研究中。もうすぐ一冊の書籍にまとまるとのこと。楽しみです。
木村さんには、ローラン・ボック自伝翻訳のクラウドファンディングのスタート時から応援していただいています。 木村さんが密着した日々があったからこそ、聞くことができたアントニオ猪木の言葉からは、猪木のローラン・ボックへの思いも知ることができました。猪木は、なぜ過酷な欧州遠征を決意したのか。
“俺とボックは新しいレスリングを広めていこうという意識を共有していた。ボックの登場は、大きな視点で捉えればヨーロッパのプロレスが変化するチャンスでもあった”(アントニオ猪木)
アントニオ猪木(写真:木村光一さん提供)
木村さん、ご支援ありがとうございます。目標達成まで諦めずに支援者の募集を続けます。ここまできたら何としてでも実現したい翻訳出版です。引き続き応援をよろしくお願いします。