皆さまこんにちは、スタイルストアの柳沼周子です。
「ゆり」と「やまと」に早速ご支援を頂き、ありがとうございます。
本プロジェクトをご覧頂いた方から、包丁のお手入れ方法についてご質問いただいたので、こちらで回答させていただこうと思います。
記事の中で「正式な和包丁は鉄製なので錆対策など手入れが大変」とご紹介しました。では「『ゆり』と『やまと』はどうなの?」というところですが、一般的に皆さんが思い浮かべる包丁のお手入れ方法と大きく変わる点はありません。
【1】洗う時はお湯で(←高温はNGです)、乾いた柔らかい布で水気を拭き取る
【2】食洗機を控える(食洗機の洗剤は強力なため、錆びたり刃がかけやすくなる場合がある)
【3】定期的に刃を研ぐと切れ味が持続します
こちらの3点をおさえて頂ければ大丈夫です。
高温のお湯がNGというのは、100度とかそういう温度のことなので、手で洗う場合の40度前後のお湯はまったく問題ありません。刃物は焼き入れといって、熱を加えて包丁の状態にしていますので、そこへさらに熱を加えると切れ味が落ちる原因になる場合があるのです。
「砥ぎ」については、また次の機会に詳しくご紹介したいと思います。
引き続き「刃物の産地で生まれた関包丁『ゆり』と『やまと』プロジェクト」をどうぞよろしくお願い致します。