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伝統の彫刻を活かし、現代の生活にアクセントを加える
彫刻プロダクトブランド『Obil』立ち上げ先行販売。

『Obil』がうまれた環境

残り8時間を切りました、『Obil』です。

本日はObilを作るアルベキ社、のパートナーである庄川木工の工場に伺いました。

アルベキ社の側には庄川という川が流れており、その側で製作しております。

パートナーの庄川木工の「庄川」は、砺波市庄川町のことでアルベキ社の側に流れる「庄川」の上流にある土地です。

そこに向かう道すがら毎年訪れる素敵な光景に出くわしたので思わずパチリとしました。
暖かな風が吹くたび金色にキラキラと輝いていました。

富山県の呉西地区に位置する高岡はモノづくりの工房から工場までたくさんの製作現場があります。

そして隣接する市町村にもたくさん存在しております。

そんな中でも伝統を継ぐ事業所や、まったくの異分野に発展させる事業所、中には元漆器屋さんでその技術を活かしてJASDAQ市場に上場した会社もあります。

ハイテク方向に向けての技術の昇華、ローテクと言われる中での技術の精錬、そのどちらもある、技術に対する視点に多様性のある土地と言えるでしょう。

アルベキ社も庄川のリバーサイド(笑)で牧歌的環境の中、製作しています。

アルベキ社の屋根から。 河川敷の隣にあり、奥にあるのは新幹線が走る橋。

朝には「ケーン」という鳴き声。 日本昔話でしか聞いたことのない雉(キジ)の泣き声が聞こえます(笑)

街のはずれの工場群の中ながら、一級河川の庄川(合掌造りで知られる白川郷や五箇山などにもつながる)が流れる、自然と街との境目にあるアルベキ社が作り出すテクスチャーは自然の中から生まれ、街に溶け込むようなものになっていきたいと思います。

今回立ち上げた『Obil』のアイテムたちはまさにそれを体現できているアイテムだと考えます。

自然からの要素を多く含んだテクスチャーを帯び、普段の暮らしにもフィットした『Obil』のアイテムに共感、ご賛同いただければ、ご支援賜りますようよろしくお願いいたします。

 

『Obil』
山村高明

2016/05/20 19:08