米国kickstarterで2度のプロジェクトに成功したADAPROX
全米で4000人の支援者と40万ドルの支援金を集めたFingerbot。
その最新モデル、Fingerbot Plus が待望の日本上陸です。
あらゆる機器のスイッチを音声やアプリで遠隔操作
Fingerbotは、スマホアプリを通して、照明や家電のスイッチを物理的に押すことができる小型ロボットフィンガーです。制御したい家電や照明のスイッチ近くに貼り付け、スマートフォンの専用アプリから指示を送ると、小さなアームが動いてスイッチを押し、電源をオンにしたりオフにしたり遠隔操作することができます。
Fingerbot Plus 誕生
高価で設置も難しい、スイッチのリモートコントロール機
照明の色を変えたり、スマホでスマートソケットの電源を切ったりと、スマートコントロールは私たちの生活を格段に便利にしてくれます。しかし、最新のスマートソリューションは高価だったり、設置に手間がかかったり、あるいはそもそもスマート化ができない家電機器もたくさんあります。
例えば、ガレージドアオープナー。車庫の手動の扉がリモートコントロールできたらとても便利です。これを可能にするひとつの方法がベルト式ガレージドアオープナーですが、これがなかなか高価で、取り付けも難しいものです。
このようなスマート化が難しい(または、できない)機器にはひとつの共通点があります。それはいずれも、指で操作するボタンやスイッチがあることです。
ここに着目したADAPROXが、ボタンやスイッチを、安価で、簡単にスマート制御できないかと考え出したのがFingerbot。そして、その最新モデルが Fingerbot Plusです。
Fingerbot Plusは、ボタンやスイッチを物理的に操作することによって、機器をスマートコントロールできるように設計されています。取り付けは付属の3Mテープで貼るだけ。いたって簡単。
また、Fingerbot Plusは、HomeHubやTool Packと一緒にご利用いただくことで、さらに便利な機能と新たな使い方が見つかります。
簡単インストール
アプリでコントロール
アプリをワンタップするだけで、離れた場所にあるボタンやスイッチを瞬時に操作することができます。
音声コマンドによる制御(HomeHubと連携して)
ガレージのドアを閉めるために車から降りる必要はもうありません。ADAPROX HomeHubと連携させれば、あなたの音声コマンドに従ってFingerbot Plusがガレージドアを閉めてくれるのです。
タッチパッドで直接操作
Fingerbot Plusを取り付けたスイッチはもう直接押せない?もちろん、そんなことはありません!Fingerbot Plusのタッチパッドに触れるだけでボタンやスイッチを手動で操作することができます。
Fingerbot Plusは、スマートフォンとつないでリモートコントロールするのが使い方のファーストステップです。そこからさらに、クラウドサービスを利用して他のスマートデバイスと連携させることで、高度なホームオートメーションを実現することもできます。
ホームオートメーション(HomeHub+スマートデバイスと連携して)
Fingerbot Plusは、他のスマートデバイスと連携させることで便利なホームオートメーションが実現できます。
例えば、ドア窓センサーが窓が開いたことを検知すると(トリガー)、自動でFingerbot Plusが空気清浄機をオフにする。そんなホームオートメーションはどうでしょう?
スケジューラー
朝、一杯のコーヒーを飲む、寝る前に電気を消すなど、私たちの生活にはさまざまなルーティンがあります。スケジューラーを設定し、Fingerbot Plusにその習慣を伝えれば、そこにもホームオートメーションが生まれます。例えば、起床時間をセットして、Fingerbot Plusに照明を点けさせれば、毎日快適な目覚めがもたらされるでしょう。
カスタマイズできる繰り返し動作
Fingerbot Plusは繰り返し動作の設定が可能です。アプリのインターフェイスは直感的なので設定も簡単。
例えば、5分に1回キーボードをクリックするようにFingerbot Plusに指示すれば、Slackを常にオンラインにできます。
Fingerbot Plusの繰り返し動作機能はこのような使い方に有効です。
データーセンターのサーバー操作
Fingerbot Plusは、トラブルの発生したサーバーの再起動が、現地へ行かなくても可能になります。
サードパーティとの連携(※HomeHubが必要です)
Fingerbot Plusは、Alexa、Google Home、IFTTTなど、複数のサードパーティサービスに対応しています。これらのサービスを利用することにより、Fingerbot Plusを他のスマートデバイスと連携させ、自分の思いどおりに動作させることが可能です。
機器のボタンやスイッチには様々な形があり、様々な動きをします。Fingerbot Plusは、Tool Packに含まれている様々なアームを利用することにより、どんな形のボタンやどんな動きのスイッチにも使うことができます。
押ボタン、押し続ける必要のあるボタン、ロッカースイッチ、トグルスイッチ。Fingerbot Plusはどんなボタンやスイッチにも完璧にその役割を果たします。
Fingerbot Plusの進化 : アームをパワーアップ!
Fingerbot Plusはアームの押下げ/押上げパワーが15N(1.5kg相当)と、67%も向上しました。固いスイッチも確実にプレス!
Fingerbot Plusの進化 : アームの稼動域を拡張!
アームの最大可動域を50%延ばし12mmに。使用できるボタンやスイッチの種類がますます増えました。
3Dプリンターで自分だけのアームをカスタマイズ!
3Dプリンター用のテンプレートを用意しています。これを使って自分だけのオリジナルアームをデザインすることができるので、Fingerbot Plusが使えない特殊なスイッチにもう悩むことはありません。
注) 1台のHomeHubに最大4台のFingerbot Plusをつなぐことができます。
HomeHubを使った拡張機能
第一世代のFingerbotに寄せられたユーザーからの数々の貴重なご意見はFingerbot Plusで実現されています。
【Q1】 Fingerbot Plusはどのように利用するのですか?
【A1】 Fingerbot Plusは、機器のボタンやスイッチをリモートコントロールするロボットです。Bluetooth通信でスマートフォンやHomeHubに接続すると、アプリや音声コマンドを使ってボタンやスイッチを作動させることができます。スマートフォンにつないだ場合、Bluetooth通信が到達できる範囲で使用することができます。一方、HomeHubにつなぐと、インターネットを介してどこからでもFingerbot Plusを制御することができます。
【Q2】 Fingerbot Plusの動作範囲はどのくらいですか?
【A2】 Fingerbot PlusとスマートフォンまたはHomeHubの間でBluetooth通信が到達できる範囲です。一般的に、最大25mです。
【Q3】 バッテリーはどのくらい持ちますか?
【A3】 一般的な使用方法で約8ヶ月です。
Fingetbot Plusは米国Kickstarterでプロジェクトを行なったことで、すでに日本国内でもさまざまなメディアで紹介されています。
Fingerbot Plusは、HomeHubと接続することでインターネット経由での操作が可能になります。制御するアプリにはTuya SmartやSmart lifeが利用でき、これらのアプリを使うと、AuBeeスマートホーム・セキュリティ製品と連携させることができます。
例えば、AuBeeスマートホーム・セキュリティのセンサーデバイスで検出したイベントをトリガーにして、Fingerbot Plusを作動させると、便利なホームオートメーションが実現できます。
https://au-bee.com/wp/product/home.html
https://au-bee.com/wp/product/home/securitykit.html
AuBeeデバイスを利用した、Fingerbot Plusのちょっとおもしろい使い方
~インターフォンの遠隔操作~
ネット通販の置き配が広く利用されるようになりましたが、集合住宅では、留守中はエントランスのオートロックのために、せっかくの便利な置き配が利用できない方も多いでしょう。
これを、Fingerbot PlusとAuBeeデバイスのコラボレーションで解決するアイデアをご紹介。
AuBee SHOOTカメラをインターフォンの画面に合わせて設置し、Fingerbot Plusをエントランスの開錠ボタンに合わせて設置します。これで準備はOK。AuBee SHOOTカメラの人感センサーがインターフォンの呼び出しを感知すると、外出先のあなたのスマートフォンに通知が届きます。AuBee SHOOTカメラの通話機能で配達員と会話をしたら、Fingerbot Plusを操作してエントランスの開錠ボタンをプッシュ。配達員はエントランスを通ってあなたの部屋のドアの前まで荷物を運び、置いていってくれます。
ご支援いただいた資金は、製品のローカライズや電波規格の申請、輸入経費などに充当させていただきます。
当プロジェクトは、クロスリンクマーケティング株式会社が実行致します。弊社は2013年の設立以来、小型のスマホやタブレット、デジタルガジェット製品の企画・製造販売の事業を運営しています。AuBeeは弊社が展開する独自商品のブランドです。
サプライチェーン
ADAPROXは、Kickstarterで2つのプロジェクトを成功させたことで、製造プロセスに関して多くの有益な経験を積むことができました。中国の信頼できるサプライヤーや工場との素晴らしいパートナーシップのもと、Fingerbot Plusは、計画どおりに支援者のみなさまへお届けできると確信しています。
リスクと課題
Fingerbot Plusは米国Kickstarterでのプロジェクトが成功しており、開発はすでに完了しています。一方、生産に関しては、半導体の世界的な供給難が続く中、一部の部品調達にリスクが生じています。実際、米国Kickstarterの支援者の方々へのFingerbot Plusの発送は8月を予定していましたが、約1ヶ月の遅れが発生し9月に出荷が始まりました。 今回、日本におけるご支援の募集は2ヵ月後に締め切り、ただちに発送を開始する計画ですが、万全の体制でスケジュールどおりにお届けできるよう努めてまいります。
また、前述のとおり、一部の部品調達に遅れが生じるおそれもあり、計画に変更が発生した場合は、ただちにみなさまへお伝えするように致します。