かごしま探究プロジェクトは、地域企業が学校に入り、中学生と一緒に
「地域をより良くするには?」を半年間かけてSTEP15で探究していくプロジェクト。
正解を教える授業じゃなく、問いを立て、広げ、迷い、
形にする過程を、企業も生徒も並走してつくっています。
今日はSTEP10の声をもとにしたエピソードを紹介します。
机の上には、まだ“幹だけ”みたいなアイデアが並んでいました。
でも、問いかけと対話を重ねるうちに、少しずつ葉っぱがつくように広がっていく
そんなSTEP10の2時間。
かごたんプロジェクトのSTEP10は、企業の仕事や地域の視点を手がかりにしながら、
生徒たちがアイデアを広げて・掛け合わせて・深掘りしていく回。
答えを急がず、チームで考え続けるプロセスを、大人も並走して支えていきます。
最初はアイデアがなかなか広がらず、手が止まってしまうチームもありました。
それでも時間をかけてテンションを上げていくと、
「2時間でここまで来たのに驚いた!」
そんな声が出るほど、空気がぐっと動き始めました。
生徒たちは本当に真面目で、順番を決めて発表するくらい丁寧に取り組む姿が印象的。
そこに大人が少しだけ視点を足すと、
「それいいね!」
「じゃあ次こうしてみよう」
前向きなやり取りが増えて、アイデアが加速していきました。
今日は、どの教室にも“突拍子もない掛け算”に挑戦するチームがいて、
消しゴムのケースやガードレールなど、「そこに目をつけるんだ!」という
発想が次々に登場。
“ガチャトラ”みたいな新しい言葉が生まれるのも、STEP10ならではの面白さでした。
終わり際の教室は、全員が前のめり。
顔を寄せ合って、最後まで考えることを手放さない姿に、胸が熱くなりました。
アイデアが一つにまとまらなくても、
「チームで何かを生み出そうとし続けるプロセス」そのものが育っている。
そんな手応えに満ちたSTEP10でした。
次のSTEP11〜13では、今日広がったアイデアをさらに磨き、プレゼンづくりへ進んでいきます。ここからどんな形に育っていくのか、楽しみです。