Draft Top LIFT 日本版をご支援された皆様へ
ご報告が遅れましたがメーカーからDraft Top LIFT Universalの生産サンプルが届き、製造パートナー工場に量産を承認したとの連絡がありました。
前作Draft Top LIFTと比較して、すべての缶のサイズにおいて使用感は大幅に向上したとのこと。また現地にて進捗を見守っているアレックスからの情報によると、スケジュールは予定通り進行しており、8月8日にも生産が完了し出荷準備が整う見込みであるとのことです。
改めまして、きびだんご株式会社代表取締役の松崎と申します。
まずはこの場をお借りして、いつもお世話になっている支援者の皆様にご迷惑とご心配をおかけしていることを、会社を代表し深くお詫び申し上げます。
本来のお届け予定であった今年1月から、3月、そして6月末、7月中旬、8月8日と幾度も工場出荷予定が遅れてしまったことについてはメーカーからの説明にもある通り、様々なことが要因となっています。
お花見、夏のBBQなど当初皆様がお考えいただいていた、使いたかった時期にせっかくの商品が使えないストレスについてはメーカー・弊社共々深く受け止めています。
特に、今回のように何らかの問題があった場合に、できるだけ遅滞なくご報告をさせていただくことについては今後ともできる限り対応してまいりたいと存じます。
一部のクラウドファンディングプラットフォームは支援者への安心感を高めるため、起案者であるメーカーや代理店に対してプロジェクト開催の条件を従来よりもかなり厳しくするようになりました。
例えば「商品をお届けするために必要な全ての許認可などの工程を終え、すぐにでもお届けできる状態になっていないとプロジェクトは開催できない」というような内容なのですが、個人的には違和感を感じています。
私たちは、ものづくりの現場が決して楽なものでないことをよく知っています。
もちろん、資金の潤沢な大手メーカーではなかなか起こらないようなトラブルも、我々が日々付き合っている海外の中小メーカーやスタートアップでは日常的に起こります。
ただ、そうしたものづくりに関わる様々なトラブルの先に、メーカーこだわりの、この世になかった新しいモノが生み出される未来があると信じており、その未来をメーカーと共につくる取り組みを、私たちはサポートしたいと考えています。
ただ、その未来を作っていくためには、皆様のご協力が欠かせません。
もちろん、ただなすすべもなくメーカーが遅延したら何も言わずにじっと待っていただきたいと言っているわけではなく、そこには皆様からの厳しいご意見も必要です。我々は皆様からいただいた声を都度、メーカーに届けています。
今回のプロジェクトに関しては、弊社が運営事務局として全面的にかかわりメーカーと一緒に進めております。
日本版開発プロジェクトについては、現行のDraft Top LIFT US版からの改良版となります。プロジェクト開催当初はオリジナルのDraft Top LIFT US版とは別に日本用の缶の径に合わせたものを作ろうとしていたものの、開発途中で日本の缶だけでなく、米国やヨーロッパなどの缶を含め全てを開けられるものを作れることがわかり、名称も最終的に「Universal(ユニバーサル)」となった経緯があります。
その開発過程で、メーカーとしてもいくつもの新しいことに取り組む中、彼らが予想しなかったトラブルが発生してしまったことが今回の遅延につながっています。幾度と続く出荷遅延については弁解のしようもありません。メーカーに代わり深くお詫び申し上げます。
きちんとした品質の商品を完成させ、皆様のお手元にできるだけ早くお届けできるようメーカーともコミュニケーションを重ねつつ都度ご報告、共有させていただければと考えています。
Draft Top社は、皆様に最高の商品をお届けできるように日々頑張っています。
皆様に商品開発のプロセスにご参加いただくことができ、本当にありがたく思っています。
今後ともDraft Topをよろしくお願いいたします。
Draft Top事務局
きびだんご株式会社
代表取締役
松崎 良太
ニューヨークにてDraft Top創業者、アーマンドとDraft Top LIFT試作品を前に(2022年6月)
蓋が落ちずに取れるデモをしてもらいました(2022年6月)
松崎とアーマンド(2022年6月)
きびだんごオフィスにてDraft Topエンジニアと改良されたDraft Top LIFT試作品を前に(2023年6月)
日本の缶も開けられることを確認(2023年6月)
Draft Top & Kibidangoチームにて(2023年6月)