ナレーションもBGMもない究極に地味でシュールな旅番組 「鉄道ひとり旅」
放送7周年 &100話達成となる2018 年に向けてDVD化を実現したい!

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自己紹介

初めまして。
テレビ番組ディレクターの相笠文寿と申します。

1985年生まれ(東京都出身)、映像系の専門学校を卒業後、テレビ番組の制作会社に就職。2007年に地上波キー局で放送していた老舗旅番組のスタッフとして映像業界でのキャリアをスタートしました。「鉄道ひとり旅」では初回から旅に同行し撮影・編集・ディレクションを担当しています。

 

「鉄道ひとり旅」とは?

旅人がひとりで列車に乗り、道中の気になる駅で降り、辺りをあてもなく散策する「何が起こるかわからない、何も起こらないかもしれない」がコンセプトの鉄道旅番組。(メインの旅人はお笑いコンビ「ダーリンハニー」の吉川正洋さん)

CGやテロップを必要最小限に抑えたシンプルな映像、さらにナレーションやBGMは一切なしという究極に地味でシュールな作風のため放送を開始した当初は大半の視聴者に興味を示されることがありませんでしたが…根気よく放送を続けてきた結果、一部の方から
「派手な演出が少ないので旅情がストレートに伝わってくる」「BGMが無いことで鉄道本来の走行音がよく聞こえる」「旅人の淡々とした語り口が心地よく一緒に旅をしているような感覚になれる」などの意見を少しずつ頂けるようになりました。

2011年の放送開始から現在までに放送回数が90話を超え、スカパー! 鉄道チャンネルでの初回放送を皮切りに各地の地上波放送局やBS放送局へと全国規模の広がりを見せています。
※放送回数は9月末時点

 

そもそも鉄道を好きになったきっかけは...

叔父が営団地下鉄(現在の東京メトロ)の車掌をしていたことから地下鉄に興味を持ち「地下鉄なのに地上へ出る」東西線の南砂町〜西葛西の区間を乗車するのが大好きになりまして、その区間を通る度に車窓を夢中で眺める少年時代を過ごしました。高校受験では数多くの鉄道員を輩出する私立岩倉高等学校の運輸科を受験し合格するも思春期の気の迷いから公立校(共学)への進学を選ぶという過ちを犯してしまったこともありました。

テレビ番組制作の仕事を始めてからは地方ロケの撮影や移動で全国各地の鉄道を利用する機会が増え、ここでも海や山、田園風景が移り変わっていく列車の車窓にどこか惹き付けられていく自分がいました。仕事を始めてから3年が経った2010年には、BS放送局にて新たに始まる「鉄道写真がテーマの旅番組」の立ち上げに参加することとなり、その番組では撮影地のロケハン(下見)を任され全国各地の鉄道の風景を一人で見て回るという夢のような日々を送りました。
そして、その番組最初の本番ロケで出会ったのがダーリンハニー吉川さんでした。


出演者:吉川正洋(ダーリンハニー)
1977年生まれ(東京都出身)。1994年、高校生の頃に小学校からの同級生だった長嶋トモヒコとお笑いコンビ「ダーリンハニー」を結成。「タモリ倶楽部」の他、鉄道関連のテレビ番組やイベントに多数出演。日テレ系「笑神様は突然に・・・」では番組内で誕生したユニット“鉄道BIG4”の一人に数えられるなど芸能界屈指の鉄道マニアとして知られる。マニアの世界ではお互いを「鉄(テツ)」と呼び合い、さらに「○○鉄」というキーワード(乗り鉄、撮り鉄、模型鉄など)でジャンルが細分化される中、鉄道に乗って旅をすることを特に愛する「乗り鉄」を標榜して全国各地の旅を続けている。

 

〜番組が生まれた経緯〜
内容が決まっていないにも関わらず、ロケ日程が先に決まるという異例の事態

2011年7月に開局した鉄道番組専門の放送局であるスカパー! 鉄道チャンネル。その年の秋に同局にて「鉄道ひとり旅」第1話が放送されました。 

当時、私は開局間もない「鉄道チャンネル」の番組制作スタッフの一人として同局の情報番組や、毎月の目玉となる特番を担当していました。そんなある日、特番のロケ(展覧会の取材)で現地リポーターを務める吉川さんと一緒に博多に行くことが決まり、さらに上司であるプロデューサーから「特番ロケの翌日も吉川さんのスケジュールがもらえたから福岡で何か撮ってきてよ。それを番組にするから!」と唐突に告げられたのでした。番組作りの過程で、内容が決まっていないにも関わらずロケの日程が先に決まることはまずありえないはずが現実にそれが起きてしまい、準備期間も制作予算も無いという窮地の中「決まったからにはやるしかない」と気持ちを切り替え、そうして生まれたのが「鉄道ひとり旅」でした。 


第1話 初回放送時のタイトルは「吉川ひとり旅」だった。

 

いきなり冠番組をふられたダーリンハニー吉川の証言

■「鉄道ひとり旅」立ち上げの頃を覚えていますか?

もちろん覚えてますよ。
鉄道チャンネルの特番を撮りに九州に行って、次の日が移動日なので空いてると。特番を夜遅くまで撮っていてその日のうちに帰れなかったので。それじゃあ1日もったいないから「吉川さん、丸投げで好きな番組撮ってください」と言っていただいて。 さらにそのとき「まだ放送されるかもわからない」とも言われたんですよ(笑)。 だったらものすごいリラックスしてやってみようと逆に。それが多分結果的には良かったんですよね。

■第1話のオンエアを観た当時の印象は?

自分で言うのもアレですが異彩を放っていました最初から。
それまでにも鉄道番組とか色々やらせていただいてて、だいたい鉄道番組ってこういうものっていうのがあるじゃないですか。それがこの番組は普通ならカットされるような場面がいっぱい入ってて「あれここがオンエアされちゃうんだ」とか。それが斬新でしたね。

また最初の回が僕がダラダラと喋ってたら喋ることなくなっちゃって。困ったなと思ってたら特急列車の車内で青年が話しかけてきてくれて、それで話が弾み、別れてから博物館に行ってトロッコ列車に乗ろうとしたら、またその青年に再会したんですよね。それで結局、彼と最後まで一緒に旅をして。その奇跡がなかったら「ひとり旅」の次は無かったかなっていうくらい一回目が良かったので。最初に彼に話しかけてもらったときに「ちょっといけるかな」って思いましたね。本当に何も決まってないので旅のムードがすごい出てますしね、マニアックなところもちゃんと生き、不思議な番組ですよね。


門司港駅前で昔の駅員さんの衣装を着て記念撮影(第1話)


道中出会った男子学生と海中トンネルの県境でお別れ(第1話)

 

DVD化は放送開始当初の夢物語だった

2011年11月より放送を開始した「鉄道ひとり旅」は2017年9月末の時点で合計90話までを終え、このまま順調にいけば放送開始7周年となる2018年に100話を迎えます。

一体何話まで作ることが出来るのか想像もつかなかった放送開始当初に、吉川さんと「100話を目指しましょう。いつかDVDも作りたいですね!」と冗談まじりで話していたうちの一つ「鉄道ひとり旅100話達成」 が現実味を帯びて来た今、もう一つの夢物語「鉄道ひとり旅のDVD化」にも挑戦してみたいと決意し、クラウドファンディングを活用した「鉄道ひとり旅」DVD化プロジェクトを立ち上げました。

■吉川さん、まもなく7年目に突入で100話目前ですけれども。

開始当初のことを考えると想像を絶しますね(笑)
でもすごい多いんですよ、「『鉄道ひとり旅』観てます」って言われることが。特にちびっ子が観てくれているらしく「吉川さんのセリフを1時間まるまる言えます」っていう子からファンレターをいただいたり。ちびっ子のお母さんからは「寝かしつけにすごくいい」って言われました。教育番組からだんだんと「鉄道ひとり旅」を観るようになって今では「ひとり旅」を観ているうちに寝てくれるみたいで。そういう使い方も出来るんだなと(笑)

あとシニアの方も多く観てくれているみたいで、この前も82歳の方からファンレターをいただいて、丁寧な字で「鉄道ひとり旅をいつも拝見しております」と。疑似体験じゃないですけど、これを観てちょっと鉄道旅をして来たなって気持ちになってくれる方が多くって嬉しいですね。

 

ディレクターとしての番組への思い

ディレクターとして活動する中で、初めて作品作りの大半を任せてもらえたのがこの「鉄道ひとり旅」でした。以来、数々の作品を担当する中で現在も続いている唯一の大切な作品です。

旅に同行する者として「旅人の背中越しに見える、その土地のありのままの姿」、「旅人が感じている声に出さない静かな興奮」を映し出すことを心がけています。

 

5月、偉大なるローカル線 山陰本線へ

「鉄道ひとり旅」DVD化プロジェクトを立ち上げるもう一つの大きなきっかけになったのが、今年5月に吉川さんと訪れた日本最長の鉄道路線「JR山陰本線」の偉大さを肌で感じたことでした。

その模様は今年8月から9月にかけて合計4話に渡って(鉄道チャンネルにて)放送されましたが、それだけでは伝えきれなかった「JR山陰本線」の魅力を、放送の枠を越え“鉄道を愛する”、“旅を愛する”方々にもっともっと知ってもらいたいという思いから、未公開映像を限界まで盛り込んだ「鉄道ひとり旅 山陰本線 編」特別版DVDを製作したいと考えています。

 

吉川が語る「鉄道ひとり旅 山陰本線 編」の魅力

■山陰本線 編のDVDはどうなると思いますか?

山陰本線は日本で一番長い路線ですしね、ちょっとした映画を観た感じになると思います。激しい山場はないんですけどね(笑)

テレビのオンエアでは何気にいいところが入ってなかったりするんですよね。 どうしても番組って30分とか1時間とか放送時間の制限がありますから。それでも旅の道中は1日中撮影してるんで「あーあそこのシーン入ってないんだ」っていうのが結構あるんですよね。それがDVDだと満遍なく入ってますから、そこも注目していただきたいですね。未公開映像って何分くらいあるんでしたっけ?

■2時間以上あります。

異常ですよね(笑)。テレビ版でも相当ゆるいんですけど、さらにゆるくなりますので。ローカル線に乗ってるのんびりさっていうか、その感覚に近いゆったりした時間をたっぷり過ごしていただけると思いますよ。あと山陰本線は鉄道自体がすごく魅力的な路線なので、すごい景色がいいですし、車両も素晴らしいのでそれだけも観ていただく価値は充分にあると思います。

 

 

今回製作を目指すDVDの詳細

皆様の支援のおかげで目標金額を達成しプロジェクトが成立出来た場合は、ただちにDVDの製作を開始します。

DVD製作には未公開映像追加のための編集作業やディスクの検証、DVDプレスなどの行程で2ヶ月程度の時間がかかるためDVDの完成は2018年2〜3月頃になる予定です。

DVDはクラウドファンディングにご支援いただいた方のためにオリジナル特典を追加した「クラウドファンディング限定版」と諸事情でクラウドファンディングにご参加いただけなかった方にもお買い求めいただける「一般発売用」の2種類を製作予定です。

※「クラウドファンディング限定版」と「一般発売用」に収録される映像は同じです
※一般発売用DVDは数量限定になる可能性があります

 

【 一般発売DVDの仕様 】

<タイトル> 鉄道ひとり旅DVD 偉大なる山陰本線 編
<発売予価> 4,298 円(税込)
<発売時期> 2018年3月頃を予定

<収録内容> 鉄道ひとり旅 山陰本線 編1(京都〜豊岡)
       鉄道ひとり旅 山陰本線 編2(豊岡〜米子)
       鉄道ひとり旅 山陰本線 編3(米子〜益田)
       鉄道ひとり旅 山陰本線 編4(益田〜下関)

<収録時間> 本編57分+約30分の未公開映像 × 全4話(合計約6時間)

※DVDに収録される本編映像は鉄道チャンネルで放送された57分版に未公開映像30分以上を追加して再編集した特別版になります。
※JR西日本商品化許諾申請中

 

今回応援してくださるファンの皆さんへ

いつもテレビで「鉄道ひとり旅」をご覧いただき本当にありがとうございます。

番組がスタートした当初は、旅先で出演者とスタッフがたった2人でまさかテレビ番組の撮影をしているとは認識してもらえず、学生映画サークルの撮影と勘違いされることがほとんどでした。むしろ映画サークルの方が規模が大きい場合も多々あり…それは当然のこととして受け止めながら6年の月日が経ちました。

それがここ最近では旅の道中に「鉄道ひとり旅、観てます」と吉川さんに声をかけていただける方を見かけるようになり、吉川さんご本人からも道行く人やイベントで出会った方々、SNSを通じて「鉄道ひとり旅」への応援コメントが寄せられていることを毎回の旅で聞かせてもらい、このような少人数でコツコツと作り続けてきた番組を楽しみに待ってくれている方がいることに喜びを感じ、また番組作りの大きな励みになっています

プロジェクトを成立させて、30分や60分という放送時間の制約を取り払ったDVD作品でしか表現出来ない真の「鉄道ひとり旅」を皆様の元へお届け出来ればと思います。

 


 

リターン

※表示価格は税込・送料込です

 

①クラウドファンディング限定版DVD付きプラン ¥4,000

◆お礼の手紙

◆「鉄道ひとり旅DVD 〜偉大なる山陰本線 編〜」クラウドファンディング限定版

※クラウドファンディング限定版DVDには本編で吉川さんが撮影したオリジナル鉄道写真ポストカード5点が封入されます

 

 

②エンドロールにお名前掲載プラン ¥4,000【先着100名様】

◆お礼の手紙

◆オリジナルポストカード5点

◆エンディング特別映像のエンドロールに支援者様のお名前を掲載します

※クラウドファンディング限定版DVDとは違う種類のオリジナル鉄道写真ポストカードになります
※DVDが付かないプランですので、DVD付きプランに追加でご支援をいただける方向けのプランになります

 

 

③サイン入りDVD付きプラン ¥5,000【先着100名様】
10/15 大好評につき50名様分の追加が決まりました【先着150名様】

◆お礼の手紙

◆「鉄道ひとり旅DVD 〜偉大なる山陰本線 編〜」クラウドファンディング限定版

※クラウドファンディング限定版DVDには本編で吉川さんが撮影したオリジナル鉄道写真ポストカード5点が封入されます
※DVD本体にダーリンハニー吉川さんのサインを入れさせていただきます

 

 

④イベントご招待&DVD付きプラン ¥5,000【先着100名様】

◆お礼の手紙

◆「鉄道ひとり旅DVD 〜偉大なる山陰本線 編〜」クラウドファンディング限定版

◆DVD発売記念トークイベントへご招待

※10/23 追記 イベント開催日は2018年2月18日(日)に決まりました!

※クラウドファンディング限定版DVDには本編で吉川さんが撮影したオリジナル鉄道写真ポストカード5点が封入されます
※イベント開催日程は2018年2〜3月の土日を予定しています
※イベント会場は東京都内を予定しています
※10/23 追記 詳細な時間、会場は該当プランをお申し込みの支援者さまへイベント一ヶ月前を目安に個別にご連絡致します

※10/15 追記 イベントへのご招待人数は申し込み1個につき1名様とさせていただいております

 

ご支援いただいた資金の使い道

今回の「鉄道ひとり旅DVD化」プロジェクトで、目標金額を達成できた場合に集まった資金はDVDの製作費、リターンを用意するための費用に充てさせていただきます。

以下がDVD製作、リターンの用意にかかる主な費用です。

・本編4話に未公開映像を追加するための編集費用
・DVD製造の元となるマスターテープの作成費用
・DVDジャケット、盤面デザイン費用
・DVDプレス製造費用(2枚組予定)
・ご支援いただいた方々へのリターン品の郵送料
・オリジナルポストカードの製作費
・イベント会場のレンタル費用
・クレジット決済の手数料などクラウドファンディングにかかる諸経費

万が一、目標金額以上のご支援額が集まった場合は、DVDに追加する特典を製作するための費用に充てさせていただきます。

以下がDVDに追加する特典の例です。

・オーディオコメンタリー
・特製ブックレット
・映像特典「DVDオリジナルの鉄道ひとり旅」

※特典を追加する場合は、本ページ上でご報告させていただきます

 

目標達成の御礼メッセージ

 

 

 

 

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