10年の奇跡—ご縁で繋がった50人アーティスト・プロフェッショナル
魂のポートレート写真集プロジェクトに挑戦

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もくじ

・はじめに  〜 写真集「5○ goén」とは 〜

・写真の世界に入った理由

・大事にしていること

・写真を撮るということ

・ポートレート撮影者としての喜び

・なぜ 写真集を作るのか?

・なぜ クラウドファンディング?

・リターン紹介

 

 

はじめに

〜 写真集「5○ goén」とは 〜

20年住んだパリから帰国し、全く知らない土地・大磯で 66歳にして 第二の人生が始まった。

ある日カメラをぶら下げてふらっと立ち寄った店で、ジャン・レノ似の人とばったり出会った。

その人は初対面にも関わらず、その日すぐに自宅に招いていただき蕎麦茶をご馳走になる。そこでは、僕がこれまで何処で何をしてきたのか…などの会話をしたことを覚えている。

そして後日、面白い作曲家がいるので撮ってみないか?との電話をいただく。






今振り返れば、この人との偶然の出会いが”ご縁”で繋がってゆく新たな写真ライフワークのはじまりとなった。

自ら被写体を求めて活動するのではなく、スローライフの中で自然と不思議な”ご縁”は一本の木のように繋がり始め、気づくと20本のアーティストやプロフェッショナルの枝に成長していた。そこで目標をご縁で繋がるゴエン(50)人まで頑張ってみようと定め、結果的に実質10年で達成することが出来た(コロナ禍の3年はご無縁)。

ご縁で繋いだ50人のアーティスト・プロフェッショナルの方々は 皆さんその道のスペシャリストです。

この方々をもっとたくさんの皆さんに知って頂きたい、そしてその出会った方々と僕との”ご縁”エピソードを読んでその体験を体感して頂きたいと思いました。ずっと自分の中で温めてきた「いつか自分の好きな紙や印刷方法で、こだわりの写真集を作りたい」という思いを重ねて叶えたく、人生の集大成となる、写真集「5○ goén」出版プロジェクトに挑戦します。

 

写真の世界に入った理由

いまから38年前、私は、ファッション業界でビジネス部門の責任者として、デザイナーとは異なる役割を担っていました。しかしデザイナー同様に未来のカラーや素材、形を予測する臭覚的感性が求められ一年先のトレンドを見通す鋭い視点が求められました。

ところが、時の流れとともに、その鋭い感性も徐々に鈍り始め、かつての鮮明さは薄れていきました。

私は焦りと共に、その感性を補うための新たな方法を探し始めました。

そうして私は、写真という新たな道へと歩み始めました。
 




カメラを手に取り、レンズ越しに世界を見つめることで、今までとは違う視点や角度、光の捉え方を学びました。ファッションの世界で求められていた感性とは違う、しかし同じくらい大切な感覚を再発見したのです。

写真を通じて私は新たな光の中に新たな美しさを見出しました。

シャッターを切る瞬間、その一瞬一瞬が新たなインスピレーションの源となり、私の感性を再び磨き上げてくれ、色と光の戯れ、影の中に潜む物語、細部に宿る美しさ、それらを捉えることで私は再び未来を予測する力を取り戻しました。写真の道は、単なる感性の補完にとどまらず、私にとって新たな創造の場となり、異なる視点や角度から世界を見つめ直すことで、新たな発見をし感性を豊かにしてくれました。感性が衰えることはけっして終わりではなく、新たな道を模索するキッカケで、違う角度から世界を見つめる機会なのではと写真を通じてそれを実感しました。

そして、その感性の再発見の旅は今もなお続いています。

 

大事にしていること

ビジネスの世界で問題や課題を解決するために、否定的な側面や影響を重視していたネガティブアプローチを信条としていました、このことは写真の世界においても被写体の内面や状況の裏側に潜む深層をできると信じています。しかしこれは矛盾するかもしれませんが同時に被写体が喜んでくれる写真を撮ることも大切にしています。クライアント=被写体の満足を考えながら写真に深みと意義を持たせることが今の私の写真哲学の核心です。

 

写真を撮るということ

僕にとってカメラは時間を止め記憶を形にしてくれる分身です、写真を通じて表現されるものは、言葉では伝えきれない感動やストーリーではないかと思います。

ポートレート写真を撮る時、人々の内面、息づかい、香り、を映し出す静かな詩、そして一枚の写真は言葉以上のものを語り、その瞳に映る光、その顔に刻まれた時間をカメラを通してその心に触れ、光と影の中で描き出し一枚一枚に込める僕の想い、だから僕はシャッターを押す。

 

ポートレート撮影者としての喜び

2つのエピソードをご紹介します


撮影したものは被写体となって頂いた方と会って写真集に掲載するための撮り下ろし画像や好きなショットのセレクションなど一緒に作業します。そしてその深夜一通のメールが届きました、そこには ”今日、兵庫さんの作品を見て、いつも感じている自分とは違う一瞬をとらえていて、写真から温度や匂いや湿度まで感じてーーー「ああ、これがアートだ〜」と思いました。

父(画家のお父様)の仕事は描くことが祈りなんだと、幼い時から感じていました。死に際に「俺の一生はなんだったんだ?」と聞かれた時、「死ぬまで生きたんですよ!」と返しました。死ぬまでつくり続けることがアートですね!シーンが空間を造る瞬間を兵庫さんの作品から感じました、ありがとうございました”

彼の父親が「描くことが祈り」であり、「死ぬまで生きた」と表現されたその言葉に、私は共感せずにはいられませんでした。彼が私の作品を通じてそのように感じたこと、そしてその感動を私に伝えてくれたことは、撮影者としての私にとって大きな喜びです。
写真は単なる画像ではなく、温度や匂いや湿度、さらには見えない感情までをも捉えることができるのだと再認識させられました。この深夜のメールは私にとって大きな指針となり、これからの撮影に向けた新たなエネルギーとなりました。そしてこの言葉は私がこの道を選んだことの正しさを証明してくれ、彼が感じた「アート」の瞬間を、これからも多くの人に届けてゆきたいと思いました。



ご縁が紡いだ一枚の写真:シャンソン歌手の新たな旅立ち
ある日、私はご縁からシャンソン歌手の女性のポートレートを撮る機会を得ました。彼女がどのような曲を歌っているかを事前に聞き、そのフランスの歌手によるメロディーに包まれながら撮影が進むように、それは彼女が自分の世界に入ってもらうためでもあり、徐々にリラックス、自然体の美しさを見せ始めました。
撮影も無事終わり、いつものように後日彼女と一緒に撮影した画像を見ながらセレクションを行いました。
彼女の表情一つ一つが、まるで彼女自身の物語を紡いでるかのようで、選んだ写真の中に、特に目を引く一枚、それはピアノの上で頬杖をつき、カメラを見つめるその眼差しには、強い意志と深い思いが込められているように感じました。

それから約2週間が経ったある日、彼女から突然電話があり「会って話がしたい」とのこと、2日後カフェで向かい合った彼女はその特別な一枚の写真を見せました、彼女の瞳はその写真の中で語りかけていました。「この写真は、いまの私の心の中を強く訴えている、この目は先輩たちを追い抜いてでも、CDを作りたいという私の決意を乗り越えたものである」と。
彼女はCDの制作を決意しそのジャケット写真やタイトル、レイアウトなど全て私に任せたいと懇願され。その一枚の写真が彼女の心に火を灯し、新たな挑戦への決意を固めさせたのです。

一枚の写真が、人の心を動かし、未来を変えることができる。この経験は私にとっても大きな感動と喜びをもたらしました。撮影者としてこのような瞬間に立ち会えることは何よりの幸せです。

 


 

 

なぜ 写真集をつくるのか?

実質10年という長期間にわたって取り組んできたテーマ「10年の奇跡—ご縁で繋がった50人アーティスト・プロフェッショナル魂のポートレート写真集」50人の成果の集大成として深く掘り下げた作品は個々の写真では伝えきれない物語やコンセプトそして不思議なご縁のストーリーから自分のご縁を見直し、それを大切にすることの重要性を感じてほしい、また成功している人のポートレートから多くの人にとってのインスピレーションにならないか、この写真集を通じて似た価値観を持つ人が新しいアーティストやプロフェッショナルな人々とのご縁に繋がり価値観を記録し、未来に伝えて欲しい。



私たちの生活は無数のご縁で繋がれています。家族、友人、仕事仲間、そして偶然の出会い、これらのご縁が、私たちの人生に深い影響を与え、形作っているのではないでしょうか。今回のプロジェクト「人と人を繋ぐ絆の物語:ご縁が紡ぐアーティスト・プロフェッショナルたちのポートレート写真集」では、そのようなご縁によって繋がったアーティストやプロフェッショナルたちのポートレートを通じて、彼らの物語と共に、ご縁の大切さを伝えたいと思います。

 

なぜ クラウドファンディング?

「人と人を繋ぐ絆の物語:ご縁が紡ぐアーティスト・プロフェッショナルたちのポートレート写真集」を通じて、多くの人々にご縁の大切さを伝えたいと考えています。あなたのご支援が、このプロジェクトの成功につながりますので、どうか、私たちを一緒にご縁の物語を広めるお手伝いをしてください。プロジェクトの進捗は、クラウドファンディングページおよびSNSを通じて随時報告します。

支援者の皆さまには、特別に詳細な進捗報告をお届けします。

写真集「5○ goén」出版プロジェクト、ご支援いただく皆さんとの”ご縁”も大切にしたいと思っています。皆さんとのご縁を楽しみにしています。

 

 

リターン

① 3,000円  

選べるポストカード1枚+お礼メッセージ

ポストカードのデザインは、 5○ goén のロゴ入り、もしくは、写真集掲載のアーティスト50名のどなたか1名(下は参考例です)からお選び頂きます。

※ アーティストリスト(お名前一覧)は、このページの最下部に掲載しています。

 


      

 


② 5,000円

 5○ goén ロゴプリント入りトートバッグ+写真集全PDFデータ+お礼メッセージ

 

 

③ 10,000円 

・写真集1冊
 (一般発売前に、感謝を込めてあなたのお名前を入れ、サイン入りをお届けします)

・お礼メッセージ

縦230mmx横230mm 128P (注:現段階の予定で多少変更の可能性があります)

 

 

④ 15,000円 

・写真集1冊
 (一般発売前に、感謝を込めてあなたのお名前を入れ、サイン入りをお届けします)

・下記アーティスト(a~d)の商品いずれか一つお選びいただけます。+お礼メッセージ

 a) ピアニスト 丹 千尋       CD 「One earth」 (本人によるサイン入)

 b) ジャズボーカリスト tea  CD 「Songbird」(本人によるサイン入)

 c) 秦野陽介 バイオリニスト CD  「フェイバレットピース」(本人によるサイン入り)

 d) 髙田保雄 「髙田保雄の絵」・「髙田保雄とヨコハマ」の画集2冊セット

・お礼メッセージ

 

 

⑤30,000円          

・写真集2冊
 (一般発売前に、感謝を込めてあなたのお名前を入れ、サイン入りをお届けします)

・CDか画集(それぞれ1点)お選びいただけます。

・お礼メッセージ

 

⑥50,000円    援助しますプラン

・写真集1冊
 ( 感謝を込めて、あなたのお名前を "スペシャルサポーター" として入れ、一般発売前にサイン入りをお届けします。)

・お礼メッセージ

 

⑦100,000円   

・写真集5冊
 (一般発売前に、感謝を込めてあなたのお名前を入れ、サイン入りをお届けします)

・CDか画集(それぞれ1点)お選びいただけます。

・お礼メッセージ

 

⑧150,000円   

・兵庫達弥によるポートレート撮影&キャンバス地への写真プリント1点(撮影地までの交通費は別途ご支給頂きます)

・写真集3冊
 (一般発売前に、感謝を込めてあなたのお名前を入れ、サイン入りをお届けします)

・お礼メッセージ

 


 

兵庫達弥 | プロフィール

大阪生まれ。同志社大学卒業後、貿易商社に勤務。
サウジアラビア・ジェッダへ赴任駐在する。
帰国後、ファッションデザイナーKANSAI YAMAMOTO(山本寛斎)との運命的な出会いがあり、パリコレクションに参加することに。それを機に世界のファッションビジネス界との関わりができる。東京コレクションに参加するATSURO TAYAMA(田山淳朗)とパリコレクションを目指すためパリに移住し、1990-2010年までの20年間在住した。その間、コレクションのために世界のモデルたちが集まる特権的機会が、カメラにのめり込むきっかけとなった。

パリ・東京で写真展を複数回開催。2008年には、銀座にあるCHANEL NEXUS HALL東京にて、個展「L’ILE SEGUIN Fleuron de la Modernite モダンな白眉」を開催。ここでは、セーヌ川の中洲に1900年初頭に建てられたルノーの工場を、2004年から始まった解体の初日から1年以上毎日通い撮影をした作品が展示され、国内外から好評を博した。

2010年の帰国後は神奈川・大磯を拠点にフォトグラファーとして活動。周囲とのつながりがゼロの状態から、ここでも数々の運命的な出会い・ご縁が生まれ、ライフワークとなるアーティスト・プロフェッショナルのポートレート撮影に繋がっていく。

 


 

アーティスト・プロフェッショナル
50名の方 リスト(順不同)

1.黒田峯夫(彫刻家)2.大西清右衛門(千家十色十六代目・釜師) 3.田山淳朗(ファッション・デザイナー)4.山村巍(画家)

5.高史明(作家)6.岡百合子(作家)7.藤井照久(Mr.Alpine Renault)8.秦野寛(眼科医)9.橋本貫志(美術品コレクター)

10.宮澤保夫(教育実業家)11.丹千尋(ピアニスト)12.秦野陽介(バイオリニスト)13.下御領瑤(バイオリニスト)

14.紫苑やす子(書道家)15.永井龍之介(画商・永井画廊代表)16.髙田大(彫刻家)17.村松一夫(氣功師)18.池悦子(プラニング・ディレクター)19.藤塚松星(竹工芸・人間国宝)20.増田美佳(ダンサー・文筆家)21.小林幸子(テキスタイル・デザイナー)22.桜井ハルコ(シャンソンシンガー)23.吉井長三(ルオーコレクター)24.高柳裕(版画家)25.清水美穂子(文筆家)

26.藤田一照(曹洞宗禅僧)27.沖至(ジャズミュージシャン)28.半田喜己子(画家)29.伊藤幹翁(童謡作曲家)30.鳥海勝(フレンチシェフ)31.平井裕(早稲田大学仏文学教授)32.鈴木秀子(清心女子大教授)33.坂田康太郎(オペラプロデューサー)

34.髙田保雄(洋画家)35.井田洋介(植物研究家)36.猿渡紀代子(美術館学芸員)37.中崎久雄(政治家)38.桜庭伸弘  (フラメンコギタリスト)39.谷島凛樹(ギタリスト)40.松谷武判(具体作家)41.tea(ジャズシンガー)42.時枝弘(ベーシスト)

43.三田晴夫(ミュージックプロデューサー)44.Tengyur Gyurumey(チベット僧侶)45.遠藤百合(バイオリニスト)

46.朝吹元(チェリスト)47.前田比良聖(古武道家)48.江場左知子(マットペインター)49.髙田麦太(クリエイティブディレクター)

50.浅野重人(ラフティングティームTeikei監督)

 


 

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