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みんなで1冊のスペシャルな本を作ろう♡ NYLON JAPAN編集長・戸川貴詞発案! NYLON JAPAN 10年間のエディターズレター&アートワーク総集編を出版するプロジェクト始動!!

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こんにちは! 
『NYLON JAPAN』編集長の戸川貴詞と申します。

この度、『NYLON JAPAN』は2014年6月号(4月28日発売)をもちまして、おかげさまで創刊10周年を迎えることができました。
これも長い間、皆様からご支援いただいたからに他なりません。
『NYLON JAPAN』は、“オンリーワンおしゃれスクラップマガジン”として、ニューヨーク、ロンドンのヴァイブスを感じながら、日本を中心に世界中のファッション、音楽、アート、その他カルチャーを毎月お届けしています。

そのなかで、「letter from the editor」という、僕のコラムと読者の方々から投稿していただいたイラストやアートワークを使わせていただいているページが、とても嬉しい話で、創刊時より人気コーナーとして10年間続けさせていただくことができました。

そこで、せっかくだから読者の方々からいただいた貴重で素敵な心温まる10年分のイラストやアートワークを1冊にまとめたいという気持ちと、ついでに僕のとりとめのない、役に立つのか立たないのかわからないようなコラムを総まとめにした、手作り感満載の可愛い、そしてスペシャルな本を出版したいと強く思い、このプロジェクトに参加しました。

クラウドファウンディングという方法で、読者の皆様が
「この本を欲しい!」 「読みたい!」 
と思っていただけたら、ぜひ応援、支援のほどよろしくお願いします。
皆様の力で目標金額を達成できたら、実際に本の出版が実現します。
そして、ほんの少しでも、皆様の心にやわらかいものをお届けできたらと願ってやみません……。

*本のタイトル・内容ついて

■タイトル(仮)

letter from the editor PREMIUM BOOK 「124 STORIES & ARTWORKS OF 10 YEARS」 by takashi togawa, editor in chief of nylon japan

■本の内容

『NYLON JAPAN』プレ創刊号から10周年記念号までの、10年分のエディターズレター&アートワークをひとまとめにしたスペシャルブック。プレ号なども含め、124の編集長コラムと読者の方々からいただいたイラスト&アートワークを、デザインや装丁にもちょっとこだわった、置いておくだけでインテリア小物にもなるような、おしゃれで可愛いスクラップブックみたいな本にしてお届けしたいと思っています。
その他、この本でしか読めないスペシャルコラムやあんな人やこんな人のメッセージなどもあるかも!?

*「エディターズレター」サンプル

■2008/7.28掲載

真夏の夜のリアル

illustration 大釋ちひろ

"忙しい"という漢字は"心"を"亡くす"ことからきてる、と昔教わった。でも、子供の頃は、忙しい、という意味自体を理解してなかったし、自発的に遊ぶことや学ぶことで時間がパツパツになっても、忙しい、というのとはちょっと意味が違う。
なのに最近、テレビのニュースや電車の中なんかで、子供達の口から"忙しい"という言葉をよく耳にする。塾や習い事で忙しい?
ということは、楽しくない、ということなのかな?と。親に強要されてたり、もしくは、いつの間にか"やりたい"ことが"やらなきゃいけない"ことになってしまってる?

子供達が夢を持てない時代だとすると、現実って、とても灰色なものに思えちゃう。どちらにしろ、自分で考え行動を起こす、ということが、なんだかやりづらい環境になってるんじゃないかなと。その結果、自分で行動を起こすこと自体、自分自身にリスクを背負って動くことができない人達が、たくさん生まれてる……。
僕も最近ついつい、"忙しい"を連発してたり。あれ? 仕事楽しんでないのかな? と自問自答だし……。

それでも僕は、子供達に伝えたい。いろんなことを楽しむために、自分で一生懸命勉強して考えて、自分の足で歩こうね、って。心=自分の意志で行動を起こせるように。ごくごく普通のことが、とてもスペシャルなことになってる世の中だから、今は。
真夏の夜は、やっぱりたっくさんの"夢"を持って楽しく過ごしたいね。なんせ、やたら暑いもんで。

■2010/5.28掲載

CULTURE & TRADITION

illustration 横田ユウカ

よく“文化的な”とか“伝統的な”って言葉を耳にしたり口に出したりしてたけど、正直、あんまり深く考えたことなかったかも。先日、京都、奈良と旅行に行ってきた(奈良は中学の修学旅行以来だから28年ぶり!)んだけど、いくつかのお寺、神社を参拝したりしながら、ゆっくりと少しずつ勉強しながら歩いてみた。いやいや、自分の知識と見識のなさに、驚きと恥ずかしさと共になんだか久しぶりにワクワクする気持ちの同居に戸惑いながら、自分が生活してる国のこと、なんにも知らないで随分偉そうなこと言ってたもんだ、とつくづく反省。正味4日間だから、行けるところなんてほんの少しだったけど、それでもたくさんの大切なことを学んだ。

ファッション雑誌を作っていても、いったいどれだけのことを自分が学び、理解し、そして読者のみんなの趣向を考え、有益な情報として丁寧に料理して伝えているんだろう、なんて、京都、奈良を歩きながらもずっと考えてたんだけど……。やっぱり、一生、できれば楽しんで勉強だな、と。いろんな文化や伝統を学び、吸収し、見えるものが広く深くなればなるほど、自分ができることの小ささとか、自分の浅はかさとか、自分の弱さとか、いつもはなかなか自覚できないものがたっくさん実感できちゃったりするもんで。

中学生以来の奈良をゆっくりと歩きながら、中学の時に教わった安岡正篤先生の有名な「知識・見識・胆識」の話を思い出した。「知識」とは理解と記憶力の問題で、本を読んだり、話を聞いたりすれば知ることのできること。「知識」は、その人の人格や体験あるいは直感を通じて「見識」となる。「見識」とは、現実のいろんな事態に直面した場合どう対処するかという判断力。そして「胆識」とは、勇気をともなった実行力、とでも言うべきもの。例えば、「ゴミが落ちていたら拾ってゴミ箱に捨てる」。これは誰でも持ってる「知識」。でも、実際にゴミが落ちている近くにいても「ゴミが落ちている」と気付く「見識」のある人は少ない。で、さらに気付いた後に「ゴミを拾ってゴミ箱に捨てる」という行動ができる「胆識」のある人は、もっと少ない。たかがゴミひとつとっても、世の中こんなもの。だからやっぱり、自分の大きさを真摯に見つめながら、できるだけたくさん勉強しなきゃな、と。
そんなこんなを考えながら、“文化”や“伝統”をもっと理解し、そして後に“伝える”ということの尊さに触れることのできた、ちょっとした素敵な休日でした。

■2012/8.28掲載

creative

illustration 南有城

クリエイティヴ、について考えてみる。
最近、やたら、そのことが頭ん中を渦巻いてる。
創造的、独創的なこと。
言葉にすれば、イメージはできる。
でも、その価値は? と問われると、やはり、その定義自体が曖昧で、捉え方もかなりの個人差があるので、それについて論じるのは、相当難しい。
でも、デザインが優れていたり、芸術的であったり、オリジナリティがあったり、ハイパフォーマンスであったり。
要素はどうあれ、“感動的”なことこそ、クリエイティビティの高さ、だと、僕は思ってる。
真似されるのはイラつくけど、真似されるくらいじゃ、まだまだ稚拙。
真似するのが怖くなるくらいの、圧倒的なクリエイティヴに、触れていたい。

■2013/5.28掲載

20/20 vision

illustration ディボフスカヤ・エカテリーナ

視力が正常に、やっと最近戻ってきた。心の、第3の眼。
第3の眼には、メガネもコンタクトも、もちろんレーシックもできないもんで、アフリカの原住民並みに、身近な日々をきちんとリアルに見つめつつも、遥か遠くのモノゴトを、薄目なんかしないで心を落ち着けてじっと見つめる……敵か見方か、はたまた獲物かそうじゃないかをしっかりと見極めるために。
視力低下は、いろんなモノゴトの判断を見誤る。自分を、守るべきものを危険にさらしてしまう。でも、自分では気がつかないうちにいつの間にか視力って落ちてしまうもの。見えていないのに見えている気になっていることが、いちばん危険な状態なわけで。
その昔、何かのテレビ番組で、アフリカの原住民の視力を数値にするとどれくらいなのか? みたいな実験をやってて、視力2.0の人が何も発見できないような遥か遠くの動くものを、驚くほど的確に見極めていく……その視力、数値にするとなんと4.0以上!

おそらく物理的に両眼で見る力と、モノゴトの真実を見る心の眼の力が、本当に自然に淀みなく連動してモノゴトを的確に捉え、その野性と環境とによって、第3の眼の力を無意識のうちに常に鍛錬し続け、育てられている賜物であろう、と。

子供の頃、テレビばっかり観てると眼が悪くなるわよ! って母親によく言われてたことって、今ではそれがパソコンやスマホにとって代わり、はからずも「心の眼=第3の眼」が悪くなる、ってことでもあったんだなあ、なんて思ってみたりしちゃったり。
ちなみにコンタクトつけて両目で1.0だから、4.0なんて贅沢は言わないので、せめて1.0くらいはキープしないと、だな。

■2013/11.28掲載

(the) truth

illustration 大田しずく

闇は虚無、闇は透明、闇は宇宙、闇は、真実。

僕達は闇のなかで生きている。光で照らされてるのは、ごく一部分。光の中で僕達はあらゆる経験をし、闇の中であらゆる成長をする。昼間にたくさん遊び、夜寝る子は育つ。木や草花が土の中から栄養を採り、光と光合成をして成長する、ように。
闇こそがモノゴトすべての本質で、闇は宇宙そのもの。老子いわく、万物の根源・本体ははかりがたく無である、と。

闇が不可視なものに対し、影は可視なもの。月は影でその形を変え、闇が月を存在させる。影は光の対象として常に必要な存在である。それに対し闇は、必要とか不必要とか、そういう概念のものではなく、それそのものが存在である。

この世界では、道徳的、倫理的、哲学的、生物学的、宗教的にも、闇は広義で悪の象徴のように表現されることが多い。でも、そもそも不可視な存在を悪と定義するのは、正しくない。全ての宇宙はもちろん、地球上でも、人間を含めたすべての生物の心はすべて不可視=闇である。闇を信じる、ということではなく、闇の存在を理解し、感じ、受け入れる。見えないものを見ようとするから、見えずに不安になり、不安になるから、見えないものを悪と定義して安心しようとする。見えないものは、見えない。闇は虚無、透明だから、そもそも光で照らすことなどできない。

心の闇は、言い換えれば心の真実。真実に向き合わなければ、心は悪と定義されてしまう。心にある影は、光で照らそうとするのではなく、光は光として、影は影としての役割があると認識する。だからこそ、小さな尊い光を大切にしていきたい。そして、その光によってできる美しい影を大切にしていきたい。一瞬一瞬の尊い光=大切な経験を確実に繋ぎあわせて、闇の中で僕達は少しずつ進んでいく、その繰り返し。たくさんの光を独り占めすることはできないから、分かち合いながら、成長し進んでいく。

闇=真実を受け入れること。僕達の魂は、真実の闇の中に存在するのだから……。

■本の体裁

A5変形/平綴じ/260ページ前後

■本の価格

本体価格2,000円+税(税込2,160円)+送料500円

*リターン

★800円

(※画像はイメージです。実際のものとは異なります。)

・編集長からのサンクスメールをお届けします。
・NYLON JAPANオリジナルステッカー(非売品)を1枚進呈いたします。
・本の中に「special thanks」としてお名前を掲載させていただきます。
・NYLON JAPAN 8月号(6月28日発売/定価620円)1冊を進呈いたします。

★2500円

(※画像はイメージです。実際のものとは異なります。)

・編集長からのサンクスメールをお届けします。
・NYLON JAPANオリジナルステッカー(非売品)を1枚進呈いたします。
・本の中に「special thanks」としてお名前を掲載させていただきます。
・編集長サイン入り本1冊を進呈いたします。

★4000円[限定300人]

(※画像はイメージです。実際のものとは異なります。)

・編集長からのサンクスメールをお届けします。
・NYLON JAPANオリジナルステッカー(非売品)を1枚進呈いたします。
・本の中に「special thanks」としてお名前を掲載させていただきます。
・“スペシャル装丁”編集長サイン入り本1冊を進呈いたします。
・NYLON JAPAN限定オリジナルポスター(非売品)を1枚進呈いたします。
・NYLON JAPAN限定オリジナルミニランチトート(非売品)を1個進呈いたします。

★6000円[限定100人×2回開催/■第1回12:00~14:00 ■第2回18:00~20:00]

(※画像はイメージです。実際のものとは異なります。)

・編集長からのサンクスメールをお届けします。
・NYLON JAPAN 8月号(6月28日発売/定価620円)1冊を進呈いたします。
・NYLON JAPANオリジナルステッカー(非売品)を1枚進呈いたします。
・本の中に「special thanks」としてお名前を掲載させていただきます。
・“スペシャル装丁”編集長サイン入り本1冊を進呈いたします。
・NYLON JAPAN限定オリジナルポスター(非売品)を1枚進呈いたします。
・NYLON JAPAN限定オリジナルミニランチトート(非売品)を1個進呈いたします。
・出版記念読者限定スペシャルトークショーにご招待させていただきます(参加者には素敵なプレゼントをご用意しております)。
・NYLON JAPAN限定フリーマーケット&ミニパーティへご招待させていただきます(軽食&ドリンク付き/スペシャルトークショー同日開催)。

※スペシャルトークショー詳細

・編集長×スペシャルゲスト(未定)
・日時:6月28日(土)
■第1回12:00~14:00
■第2回18:00~20:00
・場所:HOXTON STUDIO GARAGE(東京都世田谷区野沢3-0-0-1F http://hoxton.jp)

※フリーマーケット&ミニパーティ詳細

モデル、スタイリスト、ブロガーなどナイロニスタ達から集めたオシャレで可愛い洋服や雑貨など、素敵なアイテムが揃う支援者限定のフリーマーケットです! この夏活躍するアイテムなど特別にGETしちゃおう♪
また、参加者みんなで楽しめるミニパーティを同時開催します。お友達同士で楽しむのもよし、新しいお友達を見つけるのもよし、とびきりおしゃれで楽しい時間をみんなでSHAREしよう♡

・日時:6月28日(土)15:00~17:00
・場所:HOXTON STUDIO GARAGE(東京都世田谷区野沢3-0-0-1F http://hoxton.jp)

※支援者の方々の状況によっては、日程、場所が追加される場合がございます。

*集まったお金の用途

本の紙、及び印刷費用として使用させていただきます。
(※目標金額を越えた分に関しましては、お申し込みいただいた分の本の制作のための追加紙・印刷費用として使用させていただきます。)

 

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