今回は第7回の活動報告になります。発起人の三宅雅之です。
クラファンがスタートして2ヶ月近くが過ぎ、支援者は200人を超え、達成率も80%を超えてきました。
皆様の御支援に感謝します。
『ペタンクの歴史』(原題PASSION…PETANQUE)の翻訳出版は多くの人に支えられて今に至っています。
今回お話したいのはCIEP-JAPON(国際ペタンク指導協会日本支部)代表の望月猛さんです。
望月さんからこの翻訳出版について応援メッセージが届いていますのでご紹介します。
私がペタンクに出会ったのは1996年フランスのリヨン市で開催されたスポーツ省主催のブール競技コーチングスクールでした。
私のブール競技は1997年リヨネーズ(スポールブール)クロアチア・リカ市での世界選手権でのスタートになります。
フランスではペタンクからリヨネーズに移行する競技者も多いと聞きました。
私もペタンクに興味を持ち2000年からペタンクの競技者になり、この年ラオス・ビエンチャンで行われたアジアペタンク選手権がスタートになります。
ペタンクはシンプルで奥深い競技で今でも答えが見つかりません。
今回FIPJP会長クロードアゼマ著の漫画で描かれたペタンクの歴史本はペタンクの文化と歴史が面白く学習できると思います。
ペタンク愛好者様にお薦めだと思います。
CIEPーJAPON代表、渋谷区ペタンク部長 望月 猛
CIEPと聞いておわかりになる方は少ないかもしれません。
CIEP、正式名称はCentre Internetional Enseignement de la Petanqueで、「国際ペタンク指導協会」と訳されています。
CIEPはペタンクの指導と教育メソッドの開発を専門とする機関で、2002年以降国際ペタンク連盟FIPJPが正式に認める世界で唯一のペタンク指導教育機関です。
CIEPの本部はフランスのブルゴーニュ地方セルジーヌにあり、代表はクロード・ラリュイ氏。第2回の活動報告で紹介させていただいた方です。
セルジーヌのCIEP本部では毎月4日間のペタンク講習が開催され、フランス国内はもとよりスイス、ドイツ、チェコ、インドネシアなど世界中からプレイヤーが参加します。
そのCIEPの日本支部が、望月さんが代表を務めるCIEP-JAPONです。
コロナ禍以前は、定期的にフランスのCIEP本部から講師を招き、ペタンクの講習会や審判員の講習会などを開催していました。
実は私も、ペタンクを始めて間もない頃にCIEP-JAPONの講習会に参加し、そこで望月さんにクロード・ラリュイ氏やFIPJP会長のクロード・アゼマ氏を紹介して頂きました。
望月さんは、1996年にフランス・スポーツ省の招きでコーチング研修を受け、その後はペタンクの国際大会で日本代表選手や日本選手団の代表コーチを何度も務められました。
日本のペタンクを世界の場に牽引していった、まさに立役者と言って過言ではないと思います。
そんな活動の中、望月さんはフランスのCIEP本部の委嘱を受けCIEPの日本支部の代表になりました。
今年8月にフランス滞在から戻った私は真っ先にCIEP-JAPONを訪れ、望月さんに今回の出版の協力をお願いしたところ、心強い励ましとともに全面的な協力を約束してくれました。
すでに活動報告でご存じの方も多いと思いますが、望月さんのご尽力もあって、FIPJP会長のクロード・アゼマ氏、CIEP本部代表のクロード・ラリュイ氏がこの出版に協力してくれています。アゼマ氏から頂いたオリジナルのポストカードは先着200名の支援者の方にプレゼントされます。
日本のペタンクが世界の水準に達するのはまだまだ多くの努力が必要だと言われています。望月さんはCIEPを通じてフランスのペタンクの技術を日本のプレイヤー達に伝えてきました。また、ジュニア選手の育成にも務め、世界選手権のジュニアの代表コーチも務めてきました。
そんな望月さんに言わせれば、日本にはペタンクの道具とルールのみが伝わったが、ペタンクの歴史と文化が紹介されていない、とのことです。
ペタンクの歴史と文化の理解を背景にして日本のペタンクが内実ともに成長しなければ世界水準には達しないだろう、と望月さんは仰っておられました。
この本が日本にペタンクの歴史と文化、そしてその深い魅力を伝えることになれば良いと思います。
私も望月さんと同じく、日本のペタンクが広まり愛されそしてレベルアップして世界の場で戦えるようになる日を待ち望んでいます。
残り35日間!!あと19%で達成です!!
引き続き、応援、情報拡散よろしくお願いいたします。